最強に不気味で怖い生物ベスト50選(深海魚ほか危険生物画像まとめ)

2020年3月14日

今回は、世界中の本当に不気味で怖い生物たちをご紹介していこうと思います。深海魚成分、多めです。

1.死んだ宿主の体から出ててくる洗脳寄生虫 ハリガネムシ

不気味怖い生物-1
大きさは、最大1mにまで達する。
主にカマキリやバッタなどの昆虫に寄生しており、成虫になるまでの2~3か月間、宿主の腹の中で栄養を奪い続け成長する。
寄生された宿主は生殖機能を失う。
ハリガネムシが大きくなると、宿主の脳に生理活性物質を注入し、宿主を洗脳して水に飛び込ませ、宿主の体に穴をあけて出ていく。
栄養を奪い続けられ、体に穴まであけられるために、ほとんどのカマキリはハリガネムシが出た後は死んでしまう。

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2.人間に寄生する世界最長36.7mの寄生虫 サナダムシ

画像は、中国で刺身中のサナダムシをを食べてしまった人のレントゲン写真不気味怖い生物 2
サナダムシ成虫本体
不気味怖い生物 2.1サナダムシは、主に人間が食べる魚によって寄生する。
サナダムシのいくつかは、人間を最終宿主として一生寄生し続ける。
人間を最終宿主とする種は、大腸で生息し続けるため、どんなに大きくても命に問題はないとされている。
しかし、摂取した栄養を奪うため、貧血などの症状や、腸が異物と判断して下痢、嘔吐、脱水症が見られることがある。

一方で、人間が最終宿主ではないサナダムシ(エキノコックスなど)は、肝臓や肺に寄生して、肝機能障害や結核に類似した症状を引き起こし、死をもたらすことがある。

3.寄生するキノコ”冬虫夏草”に侵されたタランチュラ

不気味怖い生物 3.1キノコにもかかわらず昆虫に寄生、宿主の栄養を吸収し、夏になると発芽して宿主の命を奪う寄生キノコである。
虫にとっては命を奪う危険なキノコではあるが、人間にとって冬虫夏草は、中華料理や漢方薬の素材に用いられる有益な素材である。

また、冬虫夏草は3000~4000mの高山地帯に生息し、とれる量も少ないことから、1キロあたり数百万円の値段がつくこともある。

↓別種のクモに寄生した冬虫夏草不気味怖い生物 3.2

4.オレンジ色に光るオイルを吐き出すフルマカモメ

不気味怖い生物 4.0フルマカモメは、襲ってきた相手に粘り気が強くて悪臭のあるオレンジ色のオイルを吐き出す。
オイルは捕食者の羽に粘りつき、その防水性を失わせ、オイルを受けた捕食者を飛び立てなくする。
それを洗い流そうとして海に出ると、オイルを受けた羽は防水性がないため、おぼれ死んでしまうことがある。

5.見た目は可愛いがその歯は恐ろしい。カニクイアザラシ

不気味怖い生物 5.0南極の海岸や流氷の上に生息している体長200㎝、体重200㎏ほどのアザラシの仲間
この歯は、主食であるオキアミをこしとるのに適している。
「カニクイ」と名前が付けられているが、実際にはカニを食べない。

↓カニクイアザラシの外見はとても可愛らしい
不気味怖い生物 5.1
一見可愛らしいがこのような恐ろしい歯を隠し持っている。
不気味怖い生物 5.2

6.人間と同じような歯を持つ魚 ミューフィッシュ

不気味怖い生物 6.1 タイの仲間で、貝類をかみ砕いて食べるためにこのような歯が発達した。不気味怖い生物 6.3

 

7.バケダラ

不気味怖い生物 41.0 不気味怖い生物 41.2 不気味怖い生物 41.3北太平洋、大西洋の水深1100~1400mの深海に生息する。
タラの仲間で全長は最大40cmほどである。
頭は大きいが、胴体部分が非常に細い。
この不気味な形態から「深海を漂う人魂」とも言われている。

8.赤い唇が気味悪い深海魚 レッドリップ・バットフィッシュ

不気味怖い生物 8.0水深200m程度のカリブ海周辺に生息している。
脚のように平べったい体から突き出しているのはヒレで、これを脚のように使って、海底を歩く。
砂の中に擬態して、小さなカニや虫を捕食している。

9.巨大な口を持つメガマウス

不気味怖い生物 25.0 水深200mほどの比較的浅い深海に生息している深海魚
これまで発見されたもので一番大きいのは体長709cm
捕獲や目撃例は非常に少なく、世界でも数年に一度しか見られないため、「幻のサメ」と呼ばれている。
メガマウスは、プランクトンを主食としており、その巨大な口で海水ごと呑み込んで餌だけを濾過している。
あまりにも口が大きいので、プランクトン以外も飲み込まれてしまうことがよくある。

↓底びき網にかかったメガマウス
不気味怖い生物 25.2

10.地中に穴を掘って獲物を待ち受けるキムラグモ

不気味怖い生物 10.0日本(九州南部)で初めて発見された地下に巣穴を作って暮らすクモである。
体長はオスが15㎜、メスが10㎜ほどになる。
キムラグモは糸を出す能力がほとんどないために、このように地下で暮らしている。
彼らは巣穴の前で待機し、昆虫が近づいて来たら、飛び掛かって捕らえ、巣穴に引き込んで食べる。

11.兄弟を食べるイタチザメの胎児

不気味怖い生物 11イタチザメの胎児は、生まれたときから既に鋭い歯を持っている。
この鋭い歯を使って、一番最初に孵化した子供が、親の腹の中で他の卵を食べて成長する。
約1年かけて兄弟たちを徐々に捕食し、体長が約1mまで成長した後、産み落とされる。
産まれた時点でかなり大きいため、赤ちゃんでありながらも、食物連鎖の頂点にある。

12.大型の動物を襲う最強の深海魚 ダルマザメ

不気味怖い生物 12.0英語名では「クッキーカッターシャーク」と呼ばれている。
これは、このサメに噛まれた痕が、クッキーのように丸くえぐられるためである。

↓ダルマザメに噛まれた傷痕不気味怖い生物 12.1

ダルマザメは水深が1000mより深い海に生息する深海魚であり、非常に珍しい種である。
体長は大きくなっても50㎝程度で、他のサメと比べても小さいが、自分よりも大きくて力の強い大型の動物を襲い、捕食することができる。
また、このサメは首周りに発光部があり、そこを光らせ、疑似餌に見せかけて小さな小魚も捕食できる。

13.強力な粘液で相手を窒息させるヌタウナギ

不気味怖い生物 13.0不気味怖い生物 13.2ヌタウナギは、世界中の海底の砂泥中に生息しており、体長60センチ前後のヤツメウナギの仲間である。
舌の上に歯状の突起が無数にあり、大型の魚に吸着して捕食する。
ヌタウナギの体には、粘液を放出する穴が数百個あり、外敵あるいは捕食者が現れると強力な粘液で相手を追い払ったり、獲物のエラに詰まらせて窒息させる。

↓ヌタウナギの粘液により死んだ魚不気味怖い生物 13.1

14.爪を飛び出させて攻撃する毛が生えたカエル ケガエル

14.0アフリカ中西部に生息する体長約110㎜のカエル
オスは、成熟すると後肢の太ももに毛が発達する。
密生した毛は、水中での呼吸器官として役立っている。
また、ケガエルの手の構造は、一般的なカエルとは異なっており、鋭い爪のようなものが皮膚の下に内蔵されている。
これは、水中にある卵を外敵から守るために用いられている。

↓毛ガエルの爪
14.1

15.首を切断されてから1時間もの間、敵に噛み付こうとし続けたヘビ

以下のgifは、ガラガラヘビが首を切断された時のものである。
たとえ、ヘビの首を切断したとしても、完全に安全ではないことを肝に銘じておこう。
不気味怖い生物 15.0

16.ノコギリエイ

不気味怖い生物 38.0 不気味怖い生物 38.1頭部から長く突き出たノコギリ状の突出物が特徴的なエイの仲間
体長は最大7mにまで達する。
この突起物には筋肉が発する微弱な電流を検出する機能があり、これを使って獲物を探し当てる。
また捕食の際、ノコギリエイはこの突起物を振り回して、小魚を気絶させ、致命傷を与え、ゆっくりと食事する。
不気味怖い生物 38.2

どのようにこのノコギリが使われているかは以下の動画から↓

基本的に温厚な性格で、人間には危害を与えることはめったにないが、ノコギリ状の突起物は触っただけでも、怪我をする場合があるので、近づかない方が良い
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Posted by uti