最強に不気味で怖い生物ベスト50選(深海魚ほか危険生物画像まとめ)

2020年3月14日

36.寄生する海の吸血鬼 カイヤドリウミグモ

不気味怖い生物 36.0東京湾の干潟でよく見られる体長最大5 mm程度の小型ウミグモ
昨今、この種が東京湾に大発生して、アサリが大量に死滅し、アサリ漁に壊滅的な被害を与えていると話題になった。
この種は、アサリやマテ貝などの二枚貝に寄生し、ストローのような口で体液を吸って成長する。
これに寄生された貝は、やがて衰弱死してしまう。
この種自体には毒はなく、貝と一緒に食べても特に問題はない。また、人間に寄生することも無いので安心して良い。
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37.あまりにも大きい口を持つウバザメ

不気味怖い生物 37.0世界中の亜寒帯から温帯の幅広い海に生息しているサメである。
見た目によらず、非常におとなしい性格、動きは緩慢で、ほぼプランクトンしか食べない。
この種は、魚類の中で2番目、ジンベエザメに次いで大きい種であり、最大体長は12.27m、体重は16tに達している。
ウバザメは、海面近くでこの巨大な口を開けて、海水ごとプランクトンを飲み込み、エラで濾しとって食べる。
その時の海水量は、1 時間あたり2000リットルにもなる。

38.まるでウナギのような気味が悪いサメ ラブカ

不気味怖い生物 16.0水深数百~千m付近に生息する深海魚である。
全長は2mほどで、頭の側部に複数あるエラのような鰓裂(さいれつ)が特徴的である。
顎が非常に大きいため、自分よりも大きな生物を食べることができ、小さなサメであれば一飲みである。
下の画像はラブカの歯と口。
この針のような歯で獲物を引っ掛けて逃さない。ちなみに、上の黒い穴は鼻
不気味怖い生物 16.1

39.イガグリガニ

不気味怖い生物 39.0 不気味怖い生物 39.1水深400mほどに生息するヤドカリの仲間。
日本では東京湾、相模湾などに生息している。
タラバガニと同様、蒸したりゆでたりすると非常に味は良いが、鋭い刺が生えており食べづらいため、ほとんど食用として出回っていない。

40.100m以上空を飛べるヘビ パラダイストビヘビ

不気味怖い生物 40.0 不気味怖い生物 40.1南アジアの温かい森林の中で見られるヘビ
木の枝から飛び立つときは、肋骨を広げて体を平たくさせることで、空気の圧力を増加させ、浮遊時間を稼いでいる。
毒を持っているが、これはトカゲを捕食するための毒であり、人間にはほとんど効果はなく、危険性は低い。

↓実際に飛んでいるヘビ
paradise sneak

41.魚の口内に寄生する虫 ウオノエ

不気味怖い生物 7.0主にタイなどの口やえらにくっつき、体液を吸う。
寄生された魚は栄養失調や発達障害を起こすとされており、一度寄生されてしまうと魚に出来ることは自身の栄養分を提供するのみである。

また、ウオノエは雌雄同体で、生まれてきた時は全てオスである。
一番大きなものだけが性転換してメスになる。

42.奇妙な突起物があるブラジルツノゼミ(Brazilian Treehopper)

不気味怖い生物 42.0 不気味怖い生物 42.1ブラジルに生息するツノゼミの仲間
この頭部にある突起物は目ではなく、捕食者を威嚇するために存在すると考えられている。
しかし、実際のところその役目については現在も研究中であまりわかっていない。
普段は、植物の葉や樹の幹で、樹液を食べて生活している。

43.人間のような歯持ったイカ Promachoteuthis sloani

不気味怖い生物 43.02006年に発見された北大西洋の水深2000mより深い所に生息しているイカの仲間
体長は25mmほどとかなり小型である。
この歯のような構造物は、歯ではなく、クチバシに当たるものだということがわかっている。

44.岩や枯葉に擬態したカメ マタマタ

不気味怖い生物 44.0 不気味怖い生物 44.1中南米の河川や池沼に生息しているカメの仲間である。
岩石や朽ちた枯れ葉に擬態した姿が特徴である。
この種は一日中ほとんど動かずに水底に潜んでおり、時々呼吸するときだけ長い首を伸ばして身体を動かす。
小さい魚類を主食としており、気づかずに近づいてきた魚にゆっくりと首を伸ばし、大きな口で周囲の水ごと瞬間的に吸いこむように捕食している。

45.エイリアンのような真っ黒い深海魚 ホテイエソ

不気味怖い生物 45.2体長は10~25cm、水深200~600m付近の海に生息する深海魚
アゴの下に付いた長いヒゲを光らせることで、獲物をおびき寄せ、捕食している。
また、鋭い歯で自分と同じくらいの大きさの魚でも捕食し、丸のみにすることができる。
不気味怖い生物 45.1
以下は、高知県室戸岬で大量に採れたホテイエソ不気味怖い生物 45.0

46.肉食の巨大貝 トリプロフズス・ギガンテウス

不気味怖い生物 46.0世界で2番目に大きい貝で、体長(殻の長さ)は最大60cmにもなる。
亜熱帯あるいは熱帯の海底に生息している。
オレンジ色の柔らかくて大きい胴体を活かして、巻き貝を捕食する。

↓同種の巻き貝を捕食しているところ
不気味怖い生物 46.1

47.宇宙船のようなシノノメサカタザメ

不気味怖い生物 47.0「-ザメ」と名前が付いているが、サメではなくエイの仲間である。
インド周辺の太平洋の90mより浅い海で沿岸域に生息している。
体長は最大2.7m、体重は135kgにまで達する。
この種は、常に海底付近を活発に遊泳し、魚やカニを食べて生活している。
他のエイなどに見られる毒などはなく、人間にも害を与えることもない。

48.恐ろしい顔つきをしたオオカミウオ

不気味怖い生物 48.0 不気味怖い生物 48.1 不気味怖い生物 48.2東北地方北部の海に生息する海水魚でスズキの仲間
口には強大な歯が並んでおり、これで貝類をかみ砕いたり、甲殻類をかみ切って食べる。
その顔つきに似合わず普段はおとなしいが、堅い貝殻も噛み砕く強力な歯と顎を持っているので、油断は禁物である。

49.イカのような虫のような新種の深海生物 スクイッドワーム(Squid worm)

不気味怖い生物 49.0インドネシア、セレベス海の水深2800mで2010年に発見された新種の深海生物である。
体長約9.4cmで、体の両側側面には頭から先まで、パドルのような形状の突起が並び、泳ぐときはこの突起をドミノ倒しのように連続的に動かし、体を縦にして進む。
また頭部からは、体と同程度か体よりも長い10本の触手と、コイルのように巻いた6対の器官が伸びている。
この器官で味やにおいを感じるのに使われている。

50.穴という穴から体内に侵入して体を食い破る カンディル

不気味怖い生物 50.0アマゾン川周辺に生息するナマズの仲間で、肉食の淡水魚である。
カンディルは他の魚のエラから侵入して吸血したり、肉を食いちぎりながら体内に侵入する。

ブルーギルの身体に入り込もうとする様子
不気味怖い生物 50.2アンモニア成分に反応するので、人間の尿道や膣などから内部に侵入し、危害を加ええることがあるので、現地の人々には毒針を持つ淡水エイと並んで恐れられている。
万が一体内に侵入されると、カンディルのヒレには、釣り針のような返しが付いているので、手で引き離すのはまず無理で、切開手術が必要になる。
たとえ体内から取り出せたとしても、感染症で命を亡くすことが多い。

 

生殖器から入り込まれた人間ののレントゲン写真

0カンディルの歯:釣り針のように返しが付いている
不気味怖い生物 50.3

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Posted by uti