太陽系で最も高い山(ランキングベスト8)

今回は、太陽系にある山の高さをランキング形式で8つご紹介します。

8位.パヴォニス火山(火星)高さ14km

(via Imgur)

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火星の赤道付近に立ち並ぶタルシス三山のうちの一つです。パヴォニス火山は、なだらかな傾斜のある楯状(たてじょう)火山で、傾斜の角度はたった4度しかありません。富士山の平均傾斜角が約28度であることを考えると、かなりゆるいことが分かります。

またパヴォニス山の頂上には、大きくへこんだカルデラがあり、深さは4.8km、直径は47kmあります。

(赤い四角で囲った場所がパヴォニス山)

(via nasa)

北東に400km行くと、アスクレウス山があり、南西に400km行くとアルシア山があります。

7位.アルシア火山(火星) 高さ16km

【アルシア山の写真(山の高さ方向にだけ10倍拡大している)】

(via wikipedia)

火星の赤道周辺にある火山で、山頂は巨大な凹地のカルデラとなっています。写真を高さ方向へ10倍に伸ばしているのは、山が非常に緩やかな傾斜で地表との区別がつきにくいので、識別しやすくするためです。

(赤で囲った所がアルシア山)

(via nasa)

アルシア山の北にはパヴォニス山、そのさらに北側にはアスクレウス山が直線状に並んでいます。また北西には、かの有名なオリンポス山もあります。

カルデラの凹地には、富士山がすっぽり入る

(真上から見たアルシア山のカルデラ)

(via Wikipedia)

アルシア山の直径は、地球上のあらゆる山より大きく、435kmあります。また頂上にあるカルデラの直径は、110kmほどで、富士山がラクラク2個以上収まってしまいます。

それに加え、地球で最も体積が大きいハワイのマウナ・ロア山よりも30倍の体積がある巨大さです。

6位.エリシウム火山(火星) 高さ16km

(via NewcoreDiary)

1972年に火星探査機マリナー9号が発見した火星の火山です。エリシウム平原に位置し、高さは16km、直径は240kmあります。火山の頂上には周囲14kmの凹地になったカルデラがあります。

2005年の調査で、エリシウム山には火山灰で覆われた大量の氷が発見されています。この氷は、200万~1000万年前に起こった大洪水の名残だとされています。

(エリシウム山とその周辺の地形図)

(via wikipedia)

エリシウム山の南側には高さ4.5kmのアルボルトロス、北側には高さ5.3kmのヘカテストルスがそびえています。

5位.アスクレウス火山(火星) 高さ18.1km

(via penningtonplanetarium)

アスクレウス山はパヴォニス山、アルシア山が並ぶタルシス三山の一つで、その最北端にあります。

(赤で囲った所がアスクレウス山)


傾斜角度7度のゆるやかな楯状火山であり、直径は480㎞、高さは18.1㎞で火星で2番目に高い山として知られています。中央にはカルデラがあり、直径24㎞、深さ3.3㎞の穴が開いています。

(真上から見たアスクレウス山)

(via nasa)

4位.ボオサウレ山(イオ) 高さ17.9㎞

(真上からみたボオサウレ山)

(via gishbartimes)

木星の衛星・イオにある一番大きな山です。
火山活動ではなく、地殻変動で産まれた山であり、その中では最も高い山だと言われています。

(この山がある木星の衛星イオ)

(via wikipedia)

サイズは145x159㎞で、面積は17,900キロ平米、この大きさは岩手県全体がすっぽり収まってしまうほどです。

3位.赤道上の尾根(イアペトゥス) 高さ20㎞

(中央の長く突き出ている部分が尾根)

(via Wikipedia)

土星の衛星で3番目に大きいイアペトゥスの赤道付近にある山です。高さ20㎞、長さは1300㎞あります。

(衛星イアペトゥス)

(via wikipedia)

2004年に探査機カッシーニによって発見され、おそらく太陽系が誕生したのと同時に産まれた山でないかと考えられています。

2位.オリンポス山 (火星) 高さ21.2㎞

(via Wikipedia/Nasa)

地球上で一番高い山・エベレストよりも、およそ2.5倍高い、火星最大の火山です。そして火星の火山の中では一番若く、37億年前より後に火山活動によって形成されたと考えられています。

(フランスとオリンポス山の大きさ比較)

(via wikipedia)

オリンポス山は極めて大きく、山のなだらかな裾野の部分だけでも600㎞近くあり、面積はイタリアと同じくらいあります(30万キロ平米)。

(オリンポス山は、なだらかな楯状火山)

(via reddit)

山の傾斜はかなりゆるく、平均傾斜角度が5度しかないため、火山の裾野に立ったとしても、それが山であるとは分からないほど平坦です。ただし、外縁部は5000m以上の崖となっています。

【山頂にあるカルデラ(凹地)の拡大写真】

(via wikipedia)

山頂にあるカルデラは、6つのカルデラが重なって出来ており、サイズは60×80㎞で深さは3.2㎞あります。これは富士山がすっぽり入るくらいの穴です。

1位.レアシルヴィアの中央丘(ベスタ)高さ22㎞

(ベスタの地形図:中央の赤い部分がレアシルヴィアの中央丘)

(via Wikimedia)

(この丘がある小惑星ベスタ、小惑星の直径は530㎞ほど)

(via wikipedia)

ベスタは太陽を公転する2番目に大きな小惑星で、その南半球には、直径505㎞のレアシルヴィアという巨大クレーターがあります。

天体の衝突により形成されたこのクレーターは、中心が盛り上がっており、そこには直径200㎞、高さ22㎞の巨大な山がそびえています。

参考・調査元:List of tallest mountains in the Solar System

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