チョウに関する驚きの雑学10種

今回はチョウに関する興味深い雑学をご紹介します。全部で10個あります。

1.世界で一番大きいチョウは、アレクサンドラトリバネアゲハのメス。翼を広げると最大30cmに達する

(メスのアレクサンドラトリバネアゲハ、翼長28~31cm)

(entomologymanchester)

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(オス、翼長17~19cm)

(butterflyreplicas)

パプアニューギニア島でしか見られない種で、絶滅危惧種に指定されています。メスはチョウにしては地味な茶色の羽で、オスよりも圧倒的に大きくなります。一方でオスはメスよりも小さいですが、鮮やかなエメラルドグリーンの美しい羽を持ちます。

2.世界で最も小さいチョウは、コビトシジミ。羽を広げた大きさは1.2cmほど

(Daily mail)

北アメリカが主な生息地ですが、ハワイやサウジアラビア、アラブで見られることもある世界最小のチョウです。

3.チョウは足で味を感じる

(Free great picture)

チョウの味を感じる器官は、足元についています。チョウたちは、食べ物の上に立つことで、それがどんな味なのか分かるのです。また葉の上に立つだけで、幼虫がその葉を食べられるか識別できます。そのおかげで、卵を産む最適な場所を探すのに役立っています。

4.チョウは数万個の目を持っており、その目は私達が見ることの出来ない紫外光を見られる

(io9)

チョウの目は2つと言いたいところですが、その2つの目は、六角形をした小さな目が集まって出来たものです。

たくさんの目があるおかげで、頭を動かさずに広範囲を見渡すことができます。その視界はほぼ360度あるとされており、どの方向からやってくる外敵に対しても、即座に対応することが可能です。ただし視力は悪く、0.2ほどしかないとされています。

また、人間と同様に赤、青、緑を見るだけでなく、紫外光も見えます。そのおかげで私達が見ている色とは若干違った色で、モノが見えています。

(ガザニアを見た時の色の見え方、左が人の視覚、右がチョウの視覚)

(pbase)

5.世界にはおよそ2万種類のチョウがいる。またチョウは、南極大陸を除き、全ての大陸に生息している

(torange)

蛾も含んだチョウ類は、現在知られているだけでも15万種類以上いるとされています。これは昆虫のグループの中で二番目に多い種となります。

ちなみに一番多いのは、カブトムシやクワガタなどの甲虫類で、約40万種います。

6.最も速いチョウは、セセリチョウ。馬と同等の速度で空を飛べる(時速60km)

(wikipedia)

チョウと言えば、ひらひらとゆっくり飛んでいる姿を思い浮かべますが、このチョウは胸部の筋肉が発達しているため、羽を素早く動かして高速で飛翔することが出来ます。そのため、ガとよく間違われます。

一般的なチョウのスピードが、時速10km前後であることを考えるとかなり早いと言えそうです。

6.オオカバマダラは、高度3000mを飛行でき、3500kmの大移動をする

(wikipedia)

北アメリカに住むオオカバマダラは、およそ1年をかけて南北3500kmの大移動を行います。その際、気流に上手く乗り、エネルギーを消費せずに高度を上昇させることで、遠距離の移動が出来ます。

アメリカでは、高度数千m上空で飛行機やグライダーのパイロットが、このチョウを目撃することもあるようです。

(集団で大移動するオオカバマダラ)

(Luna sin estrellas/flickr)

7.チョウは花の蜜だけではなく、糞からの水分や死体の血液も吸う

(Wikimedia)

他の種類の昆虫でも見られることですが、チョウも湿っぽい地面や糞、動物の死体の上で、液体を吸っている様子が時々観察できます。これは水分や塩分、アミノ酸など、チョウにとって必要な栄養を取り入れているところなのです。

8.かつてチョウは耳が聞こえないとされていたが、1912年にチョウにも耳があることが判明。聴力を持つことが分かった

(http-server)

チョウの羽(写真の丸囲みの部分)には、小さな耳が付いていて、そこで鳥の鳴き声や鳥の羽ばたきを聞くことができると分かりました。

また、チョウの耳が聞き取れる周波数域は、1000~5000Hzと推定されています。人間が20~20000Hzなので、チョウの方が若干狭いですが、私達の声もチョウの耳に届いていることは間違いないようです。

(人の声もチョウには聞こえている)

(Pixabay)

8.ヤマキチョウは、最も成虫の期間が長いチョウ(11ヶ月)で、冬眠するチョウでもある

(wikipedia)

一般的にチョウは、冬の期間は幼虫として過ごしていることが多いのですが、ヤマキチョウは成虫の状態で越冬します。

この種は、4月~5月頃に卵を産み、その1~2ヶ月後にさなぎからチョウへと完全変態します。普通のチョウなら冬が来る前に死んでしまいますが、ヤマキチョウは10~11月頃になると冬眠するための安全な場所を探し始めます。
安息の地を見つけると、そこで冬をやり過ごし、夏頃まで生きるのです。

ヤマキチョウはヨーロッパの他、岩手県や青森県など東北地域でも見られます。

9.チョウは、体温が30℃以下では飛べない

(pixabay)

チョウは変温動物なので、体温を自分でコントロールすることが出来ません。そのため、外気温がチョウの飛行能力に大きな影響を与えています。

実際の気温にすると、およそ12℃で、これ以下だとチョウはまともに動くことができくなくなります。そのため、寒い時は太陽に向かって羽を広げ、直接太陽から熱を受けとって体を暖め、空に飛び立つ準備をしています。

10.ビシクラス・アニナナというチョウは、季節によって羽の模様を変化させる

【雨季(左)と乾季(右)の羽の模様】

(Antonia Monteiro)

アフリカ東部に住むこのチョウは、雨季になると羽に目の模様が増え、乾季になると目の模様がほとんど消えて地味な色合いになります。

これは暑くなる雨季に、カマキリなどの生物の動きが活発になるためです。大きな目の模様をたくさん羽に入れることで、カマキリに鳥の目と錯覚させ、驚かすことで、逃げる時間を確保できるのです。

(雨季には、カマキリなどがチョウの脅威に)

(Fanpop)

一方で寒い乾季には、カマキリよりも鳥たちからの襲撃に備えることがより重要になります。そのため、かなり目立ってしまう羽の模様を消し去り、枯れ葉などに擬態して、上空から鳥が見つけられないように隠れてしまいます。

(乾季には、鳥が脅威になる)

(alfieqpridmores)

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