世界各国で最も人気の犬種(10ヶ国分)

今回は、イギリスやアメリカなど様々な国における、最も人気の犬種と各国のペット事情などをご紹介します。
※今回は雑種を除いた人気犬種のランキングにしました。

1.イギリス

イギリス全体では、900万匹以上の犬が飼われています。イギリスは、日本の半分の人口しかないのにもかかわらず、犬の飼育数は日本とほぼ変わりません。日本以上に愛犬家の割合が多いのです。

人気犬第1位.フレンチブルドッグ

(via Pixabay)

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種類 小型犬
体高 28~33cm
体重 7.3~11.3 kg
寿命 10~12年

パグとテリアをミックスして産まれたのがフレンチブルドッグです。「バッドイヤー」と呼ばれるコウモリのような大きな耳が特徴です。

およそ30年ぶりに1位を獲得

2017年の飼育登録数で、およそ30年ぶりにフレンチブルドッグがラブラドールレトリバーを抜いて1位になりました。フレンチブルドッグはデビッド・ベッカムさんやレディー・ガガさんも飼っている犬種で、人気が急激に高まっており、2015年から2016年の間に47%も新規の飼育者が増えています。

(↓レディー・ガガさんの飼っているアジアちゃん、2014年2月生まれ)

(via Celebnco)

品種認定を行っているケネルクラブでは、2016年のフレンチブルドック登録数は21,470匹で、昨年とくらべて7000匹近く上昇したことを報告しています。2007年にはたった670匹しか登録されていないことを考えると、かなりの人気の上昇ぶりがうかがえます。

2位はラブラドールで1990年以降ずっと首位を守ってきましたが、今年始めて追い抜かされました。

2.ロシア

ロシアは猫派が圧倒的に多く、犬との飼育数の差は500万匹近くになります。犬の飼育数はおよそ1200万匹、猫は1700万匹と推定されています。

人気第1位.アメリカン・スタッフォードシャー・テリア

(via Demon975 /wikimedia)

 

種類 中型犬
体高 43~48cm
体重 18~27kg
寿命 10~12年

 
ロシアにいるのほとんどは野良犬、雑種犬ですが、純血種として最も多いのが本種です。

闘犬として生まれた種

アメリカで1936年に闘犬として産まれた品種であり、筋骨たくましい頑強な肉体と機敏さを兼ね備えています。本種とピットブルは、イギリス生まれの闘犬スタッフォードシャー・ブル・テリアから派生した犬種であるため、外見はかなり似通っています。

(↓ピットブル4匹分の写真、本種とよく似ている)

(via wikimedia)

性格は闘犬の血を受け継いでいるがゆえに、飼い主や家族以外には攻撃的な一面を見せることがあります。

(↓毛色は様々)

(via wikimedia)

3.フランス

フランスでは、100人あたりおよそ17匹の犬を飼っており、世界でも有数の愛犬家が多い国です。非公式ですが、犬の頭数は1000万匹近くになると言われています。首都のパリだけでも50万匹が飼育されており、犬は人生で最も重要なもの(恋人よりも)だと答える人も多くいます。

フランスには犬専用のお菓子屋さんがある

フランス人は、年間でおよそ4500億円を犬に使うとされています。一つの街には少なくとも1つのトリミングサロンがあり、その他にも犬専用の洋菓子店、衣料品店があるほどです。

(↓犬専用の洋菓子店:Mon Bon Chien)

(via Journal du Net)

人気第1位.ジャーマンシェパード

(via Wikimedia)

種類 中~大型犬
体高 60~65cm(オス)
体重 35~40kg(オス)
寿命 9~13年

フランスで長年に渡って1位の座を守り続けているのが、ジャーマンシェパードです。

シェパードは、極めて飼い主に対して従順で、服従心が強いことから、訓練をすれば大体のことはできるようになります。そのため、警察犬や軍用犬、セラピー犬、救助犬、麻薬探知犬などとして世界的に活躍しています。

(↓救助犬として活躍するシェパード)

(via wikipedia)

また生まれつき力強いアゴを持ち、用心深い性格なため、お家の番犬としても優れています。

(↓家族に対する保護欲はかなり強い)

(via wikipedia)

4.ドイツ

ドイツの犬の飼育頭数は約530万匹で、猫が800万匹なので猫派の方が多いです。

猫飼いが多い一因には、犬には犬税が課されるためです。犬税は、犬種・サイズによって変わり、年間1~10万円ほどかかります。

ドイツでは、犬は家族の一員と見なされる傾向がかなり強いため、レストランや美容室、交通機関などの公共施設に入ることができ、公共施設に犬がいるのは当り前の光景となっています。

(↓ドイツでの散歩の様子)

(via Animal Radio)

また、家族としての考えから、散歩中もリードにつながれた犬はあまりいません。公園などでは犬と一緒にジョギングしている飼い主もよく見かけます。

人気第1位.ジャーマンシェパード

(via Wikimedia)

フランスと同じく、ドイツ生まれのジャーマンシェパードが1位です。あらゆる犬種の中でもかなり賢いため、一緒に出歩くのに向いており、ドイツ国内では強い人気があります。

ちなみに2位はダックスフント、3位はジャーマン・ワイアーヘアード・ポインターとなっています。

【↓2位のダックスフント(左)と3位のジャーマン・ワイアーヘアード(右))

(via Flaurentine/wikimedia)

5.日本

日本の犬の頭数は、2015年時点で991万匹、猫は987万匹で両者とも同じくらい人気があります。犬は7世帯に1匹、猫は10世帯に1匹の割合で飼われています。

また、犬は毎年40万匹ずつ減少していますが、猫は新規の飼育者も増えているため、ほぼ横ばいです。

人気第1位.トイ・プードル

(via Yasuhiko Ito)

種類 小型犬
体高 24~28cm
体重 3~4kg
寿命 14~16年

 
プードルにはスタンダード、ミディアム、ミニチュア、トイの4サイズがあり、その中で最も小さいのがトイ・プードルです。小型犬にかかわらず、とても頭がよく、運動能力も高いことから警察犬になるものもいるほどです。

また、毛が抜けにくく、アレルギーを引き起こしにくいことや、社交的でどんな相手とも仲良くできるため、ペットとしては最適の犬種とされています。

トイ・プードルは8年連続1位

(via Lansun)

2016年にペット保険会社が行った調査結果によれば、トイ・プードルは8年連続で1位を獲得しています。2位、3位がそれぞれチワワと小型のミックス犬です。また、3位から12位まで全て小型犬となっており、他国とは大きな違いを見せています。これは日本の狭い家など、住宅環境が主な要因となっています。

6.フィリピン

フィリピンには推定1100~1200万匹の犬がいて、日本よりも多いです。ただし室内犬は少なく、放し飼いが基本のようです。

またエサもペットフード等の専用のエサではなく、人の食べ残したものなどがメインで、昔ながらのゆるい飼い方をしている人が多いです。

毎年29万匹の犬が食べられている

フィリピンの一部の田舎では、犬食の文化が根強く残っており、2012年の調査では年間で約4億2千万円分、頭数にすると29万匹が食肉として出回ったとされています。

犬肉の取引は1998年以降、法的に禁止されていますが、違法な取引が現在でも行われており、犬肉料理を提供するレストランもあるのです。

人気犬第1位.シーズー

(via Wikipedia/Wawri)

種類 小型犬
体高 28cm以下
体重 4.5~8.6kg
寿命 10~20年

柔らかくて長いニ種類の毛(ダブルコート)をまとった犬種です。しっぽもたくさんの毛でおおわれ、背中の方にカールしています。抜け毛は少ないですが、毛の伸びが早く、毛玉ができやすいので頻繁なお手入れが必要です。

(↓シーズーの子犬)

(via Cindy Devin/frickr)

2011年の調査で少し古いですが、シーズーは最も新規飼育者が多く1年で2万4千匹以上が新たに登録されています。2008年が1万4千匹だったので、1万匹近く増加しており、シーズー人気が高まっていることが分かります。

ちなみ第2位はチワワ、3位はポメラニアン、次いでシベリアンハスキーとなっています。

7.イスラエル

イスラエルでは、2011年時点で38万匹の犬が飼われており、これは猫のおよそ1.5倍です。また、毎年約6万匹の犬が新しく飼育されています。

最も人気の名前はラッキーとレディー

(via Wikimedia)

メスの犬で、最も人気の高い名前がレディー(Lady)で3098匹。オスの名前はラッキー(Lucky)で2734匹となっています。また、オスは僅差でボニー(2699匹)が2位につけています。

人気犬第1位.ラブラドール・レトリバー

(via Wikimedia)

種類 大型犬
体高 57~62cm(オス)
体重 29~36kg(オス)
寿命 12~13年

知っての通りラブラドールはとても賢く、社交性があり、愛情が深く、誰とでも仲良くできるので、人類の最高のパートナーと言われるほどです。

ラブラドールはイギリスやアメリカでもかなり人気がありますが、イスラエルでも圧倒的な人気で、新規に飼育される犬の1/5を占めています。次いでピンシャー系、ジャーマンシェパードとなります。

8.ブラジル

ブラジルでは急激な都市化で狭いアパートが増加し、お金に余裕のある中流階級が増えたことで、小型犬が人気となっています。小型犬の頭数は2000万匹近くになり、世界で最も1人あたりの小型犬飼育率が高い国となっています

また、犬の飼育数は世界で2番目に多く3570万匹で、50%の世帯が犬を飼っています。

人気犬第1位.ラブラドール・レトリバー

(via Wikimedia)

一番は世界的にも人気の高いラブラドールです。一方でブラジルでは、体重9kg以下の小型犬、例えばヨークシャーテリア、シーズー、チワワなどが飼育数の55%を占めており、今後さらに増加が見込まれています。

9.スウェーデン

スウェーデンで登録を受けている犬の数は、2012年時点で76万匹。飼い主の数は56万人となっています。人口が950万人なので17人に1人が犬を飼っていることになります。

スウェーデンでは、動物愛護法によりペットショップでの犬猫の販売が禁止されているため、犬の入手は近所で産まれた子犬をもらうか、ブリーダーから買うか、保護施設からもらってくるかのいずれかになります。

人気犬第1位.ラブラドール・レトリバー

(via RecreoViral)

2012年の調査では雑種が最も多く、6004匹が新しく登録されています。次いでラブラドールが943匹となっています。3位がシェパード、4位は小型犬のジャックラッセルテリアです。

10.アメリカ

世界で最も犬の頭数が多いのはアメリカで、その数は2015年時点で7780万匹になります。飼育数だけで見た場合、猫のほうが人気で8600万匹となっていますが、世帯所有率は犬が39%、猫は33%で、猫は多頭飼いする人の多いことがわかります。

また犬の入手方法は、日本では6割近くがペットショップですが、アメリカではペットショップから購入する人は数%しかいません。20%以上が動物保護施設、30%近くがブリーダーからの購入となっています。

人気犬第1位.ラブラドールレトリバー

(via buzzsharer)

ラブラドールは、25年間に渡って不動の1位です。アメリカの家屋は日本に比べてずっと広く、土足で家に入る慣習があるため、大型犬が人気で、室内での飼育が一般的となっています。それゆえ2位~4位までは中型~大型犬が占めます。

(↓2位のシェパード、3位のゴールデンレトリバー、4位のブルドッグ)

(via Flickr/Pixabay)

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