危険だけど美しいクラゲの種類・一覧(画像集)

今回は様々なクラゲの種類をご紹介します。危険なものや美しいもの、可愛いものなど色々います!

※クラゲの名前に関して、和名が見つからない場合は、英名か学名を記載しています。

1.アトランティックシーネットル

(via National Aquarium)

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生息地:大西洋からインド太平洋の熱帯、亜熱帯海域

アメリカの東海岸でよく見られる種です。色は上の写真のような真珠色が一般的ですが、ピンクや黄色がかったものもいます。

全部で40本の触手があり、傘の大きさは最大30cm、全長は2mに達します。傘の下面に口があり、口の周りにある長い口腕で、クラゲや甲殻類、プランクトンを捕獲して食べます。

死ぬことはないものの、比較的強い毒

毒は人間が死に至るほどではありませんが、クラゲの中ではかなり強いほうです。刺された場合、患部に強い痛みがあり、皮ふの炎症とともに1時間程度は痛みが持続します。

2.ライオンタテガミクラゲ

生息地:北極海、北大西洋、北太平洋の冷たい海

世界最大のクラゲ

本種は、現在知られている中で「最も大きなクラゲ」であり、傘の直径は最大で2.3m、触手の長さが最大37.0mに達します。そして重さは約250kg。
触手の数は100万以上あり、その粘着質な触手で魚やクラゲなどを捕獲して食べます。

冷たい海に生息しており、特にイギリス周辺の海域でよく見られます。

刺されるとかなり痛い

ライオンタテガミクラゲが持つ毒は、健康な大人ならまず死ぬことはありません。しかし、刺されれば激しい痛みにおそわれます。

3.カツオノエボシ

(via The Irish Sun)

生息地:熱帯および亜熱帯の海

大きく透明な浮袋とその上に付いた帆が特徴的な種です。浮袋から伸びる触手は最大50mにもなります。

極めて強い毒を持つ

触手部分にある毒は、非常に強く、人が死亡したケースもあります。刺されると、患部の激痛とミミズ腫れのような赤い発疹が現れ、完治するまで1~3週間かかります。痛みは1~3時間でひく場合もありますが、ひどい場合には呼吸困難や心臓障害を引き起こします。

オーストラリアでは毎年1万人がカツオノエボシに刺されていますが、死亡事故は極めてまれです。その死亡ケースの大半は、アナフィラキシーショックを引き起こしたことが原因です。

4.イルカンジクラゲ

(via Biologypop)

生息地:オーストラリア、フロリダの海

世界一小さいクラゲだが、毒が強すぎてモルヒネも効かない

傘の大きさは5~25mmほどしかないクラゲとして最も小さな種ですが、恐ろしいほどの毒を保有しています。

その強さは、コブラが持つ毒の100倍、タランチュラの1000倍以上とされています。刺された場合には、腕、脚のけいれんが起こり、背中および腎臓の激痛、体中のいたるところの皮ふが焼け付くような感覚を覚え、吐き気、発汗、心拍数の増加(最高血圧300)などの症状が5~120分間続きます。

ただし、オーストラリアではイルカンジクラゲの被害が毎年出ていますが、死に至ることは稀で、2017年時点で、これまでの死亡者総数は7人です。

5.オーストラリアウンバチクラゲ

(via carnivoraforum)

生息地:オーストラリア北部、ニューギニア北部、フィリピン、ベトナムの海岸

世界で最も強い毒のあるクラゲ

オーストラリアでは、過去100年ほどで63人が亡くなっている非常に危険な毒を持つクラゲです。最大3mになる触手には、数百万の刺胞細胞で覆われており、ここからダーツのようにして強力な毒を飛ばします。刺されれば激しい痛みにおそわれ、2分~5分で死ぬこともあります。

一匹のウンバチクラゲが保有する毒の量は、60人の大人を殺害可能と言われています。

6.ブリードリバー・ジェリーフィッシュ

(via isharetopfive)

生息地:ブリード川(南アフリカ共和国)

名前が示すとおり、南アフリカのブリード川に生息する淡水クラゲです。詳細についてはほとんど研究されておらず分かっていません。夏のブリード川でよく見られ、冬頃には完全に姿を消します。

7.ホワイトスポット・ジェリーフィッシュ

(via Life of Sea)

生息地:オーストラリア、ハワイ、地中海、メキシコ湾、カリフォルニア湾など

比較的広い海域に生息しているクラゲで、日本の太平洋側でも見られることもあります。傘の部分にある無数の白いスポットが特徴的で、傘高は最大72cmとかなり大型のクラゲです。

毒は弱めで、刺されても全く痛みを感じない人もいるほどです。

本種は生息域が世界中に広がりつつあるため、侵略的外来種としてみなされており、侵略地の生態系を破壊する可能性があると指摘されています。

8.ブラックシーネットル

(via wikimedia)

生息地:北はアメリカ・モントレー湾から南はバハカリフォルニアまで

傘の上部の黒色が特徴的な大型クラゲで、傘の直径は最大1m、全長は6m近くになります。めったに見られない希少な種ですが、目撃される時はたいてい大群です。

毒は小さな獲物をマヒさせたり、殺したり出来る程度で、人間が命を落とすほどの強さではありません。ですが刺されると痛みがあり、その痛みが40分近く持続します。

9.ディプルマリス・アンタークティカ

(via wikipedia)

生息地:南極大陸の大陸棚

幅4cmの小型クラゲで、16~48本の触手があります。通常、傘の外側にはエビのような甲殻類の寄生生物が付着しており、これが傘のぶち模様となっています。

10.アトラ・ジェリーフィッシュ

(via kickassfacts)

生息地:世界中の深海(水深1000~4000m)

深海に浮遊するクラゲで、美しい蛍光を放つことで知られています。敵が襲ってきた時に、パトカーのごとくぱっと青く点滅して警告するのです。またこの光で獲物をおびき寄せることもあるとされています。

11.ギンカクラゲ

(via wikimedia)

生息地:太平洋、大西洋、インド洋の暖かい海

ギンカクラゲは他のクラゲにも見られるように、ヒドロ虫と呼ばれる動物が複数集まって生まれた種です。上の写真は一匹ではなく複数の個体がまとまったものです。

円盤のようなところは幅3cmほどで、呼吸器官と口になっています。触手の刺胞部分には毒があり、これで甲殻類の幼生などを捕食します。この毒は人間に対して、それほど害は無いとされています。

ギンカクラゲは浮遊しているだけの生き物で、自ら動かず、海の流れにまかせて移動し続けます。

12.クロッソタ

(via wikipedia)

生息地:北極の深海

最近発見されたばかりの新種で、その生態についてはよく分かっていません。水深700m以下の深海に生息しており、プランクトンのように水中をただよう生活を送っています。

13.ブルージェリーフィッシュ

(via naturesdoorways)

生息地:イギリスの西海岸

最大で直径30cmになるクラゲで、白色のカーテンのような4つの口腕が特徴的です。この口腕でエサの捕獲や呼吸などを行っています。

14.コワクラゲ

(via wikipedia)

生息地:北極海

本種は最近発見されたばかりです。ドーム型の傘に4つの触手が生え、その触手の上部には12個の胃がついているクラゲです。深海に生息していることが多いようです。

15.フライド・エッグ・ジェリーフィッシュ

(via oddstuffmagazine)

生息地:世界中の冷たい海

見た目が目玉焼きに見えることから、フライドエッグという名前が付いています。クラゲとしてはかなり大型で、傘の直径は最大60cm、触手は最大6mまで成長します。

基本的にプランクトンや小さなクラゲを捕食しています。毒がかなり弱いため、カニやエビなどの幼生が傘の上に乗って、このクラゲが捕獲したエサを盗んでしまうことがあります。

16.パープルストライプジェリーフィッシュ

(via alistairdove)

生息地:カリフォルニア州のモントレー湾

傘の直径が最大70cmに達する巨大クラゲで、傘にある紫色の放射状模様が特徴的です。イチョウガニがこのクラゲにくっついていることがあり、そのときはカニが傘についた寄生動物を食べています。

毒は強めで、刺されると強い痛みがありますが、めったに人が刺されるケースは無く、死亡例もありません。

17.ハナガサクラゲ

(via Life of Sea)

生息地:本州中部~九州沿岸

海底にいるクラゲで、傘の直径は10~15cmほどあります。傘には黒色のストライプが入っており、触手はかなり短めで、その先端は黄緑か桃色になっています。その泳ぎ方は本種の名前にもある通り、「花笠踊り」に例えられ、非常に美しいことで知られています。

刺されると激痛で発疹を起こしますが、人が死亡するほどの毒性はありません。

18.キャノンボール・ジェリーフィッシュ

(via Life of Sea)

生息地:日本海、北アメリカ東海岸~ブラジル

傘の形が砲丸(キャノンボール)に似ていることから、名付けられたクラゲです。傘の大きさは最大で直径25cm、傘の縁側は茶色になっていることが多いです。

傘の下には口があり、その周りには多数の口腕が伸びています。これで貝の幼生などを捕まえて食べます。

毒は小魚に対しては致死的ですが、人間にとってはほとんど害がなく、そもそも刺される機会自体ほとんどありません。

19.ジェリーブラバー

(via National Aquarium)

生息地:インド太平洋、特にオーストラリア東海岸

地域によって色が異なり、シドニーで見られる個体はクリーム色か茶色ですが、シドニーよりはるか北側では青色です。傘の直径は30~45cmほど、傘の下に付いた大きな口腕には小さな口器がそれぞれ付いており、この口で小さな獲物を胃まで送り込みます。

本種の毒は、刺されると痛いことには間違いないですが、深刻な危険をもたらすものではありません。

20.サカサクラゲ

(via Arthur de Bock)

生息地:世界中の暖かい海、日本では九州以南の海

海底で逆さになって暮らしている変わったクラゲです。体内に藻を飼っているため、太陽光をエネルギーに変えることができます。

触手があるので、カニ等をとることもできますが、毒が弱いため捕獲率が低く、光合成がメインのエネルギー源となっています。

21.ミズクラゲ

(via wikipedia)

生息地:日本近海(水温9~19℃の世界中の海)

世界中で最も一般的なクラゲであり、その美しさ、可愛らしさからペットとしての人気が高い種です。日本海でも大量発生することがあり、漁獲被害が出ることもあります。

一番の特徴は4つ葉のクローバーのような傘から見える模様で、これは繁殖するために使われる生殖腺です。基本的に4つ葉ですが、まれに5個あるいは6個持つ個体がいます。

毒はかなり弱く、人間が刺されても痛みを感じることは少ないとされています。

22.アカクラゲ

(via National Aquarium)

生息地:日本近海の北海道以南

赤色の傘と放射状のストライプ模様が16本入ったクラゲです。傘は最大で直径60cmほどになり、触手も3m近くに達します。毒は比較的強く、刺されると強い痛みを感じます。

23.タコクラゲ

(via Wikipedia)

生息地:関東より南の暖かい海

棒状に伸びた脚がタコのように見えることからタコクラゲと名付けられました。

傘には白っぽい円模様が入っており、その内部には藻を飼っているため、光合成でエネルギーを得ることができます。傘の直径は最大でも20cmほどであり、小型のクラゲです。
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(最終更新:2017年3月24日)コメント0
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