体長の200倍もジャンプ!世界一跳び上がる動物(ランキング)

今回は、動物界の中でも特に跳躍能力に優れたジャンパーたちをランキング形式でご紹介します。ランキングの基準は、「自分の体長の何倍の距離を跳べるか」です。

ランキング外だけど、人間はどれくらいジャンプできる?

(↓垂直跳びで世界一の人物)

(via Hiser blog)

スポンサーリンク


垂直跳びではフランスのバスケットボール選手、カドゥール・ジアーニさんが142cmで世界記録を保持しています。

また、横方向のジャンプ(走り幅跳び)では、1991年に達成されたマイク・パウエルさんの8m95cmが世界記録です。

(↓走り幅跳びで世界記録を達成した彼の跳躍)

(via TerracinaTime)

身長比で換算すると、跳躍能力は4.7倍です。この記録だけでも凄まじいと思われますが、これから紹介する動物たちはこの能力をはるかに超えています。

9位.アカカンガルー

(via Wikimedia)

カンガルーの中で最も大きいのがアカカンガルーです。身長は1.2~1.9mであり、大きい個体は体重90kgに達します。オーストラリアの開けた草原に、最大1500頭ものグループを作って暮らしています。

アカカンガルーは「世界最速のジャンパー」とも言われており、時速56㎞でのジャンプが可能です。そのジャンプの飛距離は最長12mに達し、身長比では約8倍となり、人間よりも1.7倍ほどジャンプ力があります。

ちなみにオーストラリアでは無敵の動物

(via Imgur)

オーストラリアで最も大きいほ乳類であるため、アカカンガルーを捕食する動物は人間以外にいません。ただし、幼獣の頃にはワシやディンゴ(オオカミ)に襲われることがあります。

外敵がおらず、生息地が楽園と化しているため、アカカンガルーの個体数は1000万頭以上に達しています。それゆえ増えすぎないように、人間による狩猟が一定数許可されています。

毎年100万頭以上が毛皮や肉のために狩られており、カンガルー産業の市場規模は年間170億円に達し、カンガルー業界にたずさわる人は4000人以上に上っています。

8位.ノウサギ(オジロジャックウサギ)

(↓オジロジャックウサギ)

(via Flickr/USFWS Mountain-Prairie)

ノウサギがペットとしてよく飼われているウサギと異なる点は、耳が長く、長脚なところです。また一般的なウサギと違い、地下に巣穴を作らず、地上で常に単独行動をしています。

ノウサギはその長脚のため、非常に素早く、最高時速が70km/hに達するものもいます。その俊敏さゆえに、跳躍力も極めて優れています。

いずれのノウサギも、1回のジャンプで4m以上跳びますが、特にノウサギの一種、オジロジャックウサギはウサギ界きってのジャンパーで、一跳びで6.4mもの跳躍を見せてくれます。

身長比で計算すれば、自身の体長の11.6倍になり、人類の2倍以上の跳躍能力を保持しているのです。

7位.クリップスプリンガー

(via wikipedia)

アフリカの岩場に住む草食動物で、体高は50cmほどしかない種ですが、優れた跳躍能力を有しています。本種の一番の特徴は、その歩き方です。

(↓クリップスプリンガーの足)

(via Wikimedia)

クリップスプリンガーは、岩と足との接触面積が最大になるよう爪先立ちになって移動します。これは摩擦の少ない岩から滑り落ちずに、岩場を登りきるためにあります。

その跳躍距離は最長7.6mに達し、体高比では約15倍になります。このような優れた運動能力を手に入れたのは、本種の生息地に多数の捕食者がいることが一つの要因です。

例えばジャッカル・カラカル・ワシ・ヒョウ・サーバルキャット・ハイエナなど多数の肉食動物たちから、不安定な岩場を跳んで逃げなければならないのです。

6位.バッタ

(via Wikimedia)

バッタは、その長い後ろ脚をバネにして最大で1mほどジャンプできます。またバッタには羽が付いているので、ジャンプした状態でそのまま飛翔することも可能です。

巨大なトノサマバッタであれ、小さなクルマバッタであれ、跳躍距離はほとんど変わりません。この理由は、小さな種ほどより筋肉質で、体に対して長い後脚を持っているためだと判明しています。

ジャンプ力を人間に換算すれば、バスケットボールコート間をひとっ飛び

(via Wikimedia)

バッタは体長比で約20倍の距離を跳ぶことができます。もしバッタが人間と同じサイズになったとすれば、ジャンプの飛距離は28m近くになり、バスケットボールコートの縦の長さ(28m)と同じくらいになるのです。

5位.カンガルーネズミ

(via Flickr/Marshal Hedin)

カンガルーネズミは、ネズミの仲間ですが四足歩行をせず、長い後ろ脚でカンガルーのように二足歩行でジャンプして移動します。

(↓カンガルーネズミの骨格、後脚が発達している)

(via Flickr/Ryan Somma)

この長い後ろ脚で最長2.75mものジャンプが可能で、最高時速は2.7m/秒(10km/h)になります。この素早さは、外敵から逃げる際にかなり役立っています。

大きさは8~14cmほどであり、体長比で換算すると最大で35倍もの距離を跳ぶことができます。

また本種は砂漠や乾燥地帯に住んでおり、暑さをしのぐために2本足だけで立つようになったとも言われています。

4位.アワフキムシ

(via wikimedia)

日本でもよく見られる昆虫で、大きさは1cm前後しかありませんが、最大で70cmも垂直方向に跳ぶことができます。この跳躍距離は、自身の体長の70倍以上です。

もしアワフキムシを人間サイズにしたとすれば、助走なしでエジプトのピラミッド(高さ146m)を跳べるレベルです。

(↓人間がこれを超えるくらいの跳躍能力)

(via wikimedia)

とんだ時に、人なら死ぬレベルのとてつもない負荷がかかる

(↓宇宙へ飛び立つ以上の負荷)

(via wikimedia)

そのジャンプ力ゆえ、体にかかる負担は凄まじいものです。70cmの高さに達するまでに、加速度4000(m/s2)に達し、軌道に打ち上げられた宇宙飛行士にかかる80倍の負荷がかかります。

この優れた跳躍能力は、脚部近くの弓状の骨格にあります。これがゴムのように伸縮するため、一跳びでこれほどのジャンプが可能となります。また、その骨格の柔軟さゆえ、体を傷つけてしまうこともないのです。

3位.ハエトリグモ

(via Wikimedia)

ハエトリグモは、南米を主な生息地としている小型(1.3~2.0cm)のクモです。全部で5000種以上いるとされ、日本でもいくつかの種が見られます。

その特徴は8つの目です。前方と後方に4つずつあり、その目は人間と同じような視力を持ち、カラフルな世界を見ていると考えられています。それゆえ、節足動物の中では最も優れた視力を持つとさえ言われています。

(↓前に4つ、後ろに4つの目がある)

(via Max Pixel)

ハエトリグモは活発なハンターで、その跳躍能力は獲物を捕まえるときに発揮されます。徘徊している最中に出会った獲物にこっそりと近づき、驚異的なジャンプ力を使って獲物に跳びつくのです。

ハエトリグモの中でもほとんどの種は、体長の数倍程度しか跳びませんが、いくつかは体長の約100倍跳ぶことができます。

脚の筋肉量は少ないが、体液の圧力を変化させることで高く跳べる

(↓油圧ショベルと似たような仕組みで作動する)

(via Pixabay)

ハエトリグモの脚には、バッタのように発達した筋肉がありません。ですが後脚に流れる液体が油圧ポンプのような働きをしています。この後ろ脚に流れる体液を高圧することで、長距離ジャンプができるようになっています。

2位.アマガエル(南米種)

(via wikimedia)

南米を主な生息地としているアマガエルの一種は、自身の体長の150倍もの跳躍が可能と言われています。これは人間で例えるなら、沈没したタイタニック号(長さ269m)を一跳びするくらいの跳躍能力です。

(↓タイタニック号)

(via wikimedia)

1位.ノミ

(↓イヌノミ)

(via wikimedia)

世界で最もジャンプ力が高いのはノミです。体長は1~9mm前後で、体長比で最大200倍以上の距離を跳ぶことができます。

そのノミの中でもジャンプ力が最も高い種は、イヌノミです。その跳躍は高さ25cmに達し、体長比で換算すれば約220倍になります。

もしノミが人間と同じ身長なら約370mの高さまで到達し、東京タワー(333m)を超えることさえ可能です。

(↓ノミが人間サイズだったら、東京タワーを超えられる)

(via wikimedia)

ノミのジャンプ力の根源は、アワフキムシと同様で、ゴム状のタンパク質「レジリン」が大きな役目を担っていると考えられています。

この伸縮性の高いタンパク質にエネルギーをためこみ、そのエネルギーを一気に解放させることで、通常の筋肉だけでは出来ない跳躍を可能にしているのです。

参考元:Top 10 Highest Jumpers

スポンサーリンク


※Youtubeのみ、文章の転載を禁じます。詳細について

よく読まれている記事

↓この記事が気に入ったらシェアしよう↓
コメント0
CATEGORY :

コメント投稿(メール、URLは必要なし)※表示されるまで時間かかります

*

何か問題がありましたら、以下のアドレスまでご連絡ください。早急に対処いたします。 thought0221あっとyahoo.co.jp(あっと→@) また記事に誤りがあれば、コメント欄にお願いします。
更新情報は以下から
→Twitter
→Facebook