知っておきたい宇宙で最も大きな星(ランキング)

最初に・・星ごとの大きさ簡易比較図

水星<火星<金星<地球

※水星は太陽直径の0.0035倍、火星は0.0048倍、金星は0.0086倍、地球は0.0092倍

地球<海王星<天王星<土星<木星

※地球は太陽直径の0.0092倍、海王星は0.035倍、天王星は0.036倍、土星は0.084倍、木星は0.10倍

木星<プロキシマ・ケンタウリ<太陽<シリウス

※木星は太陽直径の0.10倍、プロキシマ・ケンタウリは0.15倍、太陽は1倍、シリウスは1.7倍

シリウス<ポルックス<アークトゥルス<アルデバラン

※シリウスは太陽直径の1.7倍、ポルックスは8.0倍、アークトゥルスは26倍、アルデバランは44倍

アルデバラン<リゲル<アンタレス<ベテルギウス

※アルデバランは太陽直径の44倍、リゲルは78倍、アンタレスは883倍、ベテルギウスは1180倍

ベテルギウス<おおいぬ座VY星<はくちょう座V1489星<たて座UY星

※ベテルギウスは太陽直径の1180倍、おおいぬ座VY星1420倍、はくちょう座V1489星は1620倍(1183倍)、たて座UY星1700倍。はくちょう座V1489星については1183倍or1620倍のどちらか不明。

最も大きい星はたて座UY星です。以下に大きさ順で、10位までの星について、それぞれの特徴を簡単にご紹介します。※上の図には乗っていないマイナーな星についてもランキングに入れています。

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1位.たて座UY星 太陽直径の約1700倍

(↓中心に光るのがたて座UY星)

現在確認されている星の中で、最も大きいとされるのがたて座UY星です。直径が太陽の約1700倍、体積は太陽の約50億倍あります。そしてその明るさは太陽の34万倍です。

たて座UY星は太陽から9500光年離れた、私達のいる天の川銀河にあります。天の川の中でも最大の恒星ですが、誤差が激しいので、正確な数値が分かれば他の星と大きさが逆転する可能性もあります。

たて座UY星は赤色極巨星

この星は、燃料となる中心部の水素を使い果たした、年老いた星(赤色巨星)です。中心部の燃料がなくなり、核融合反応が中心から外れた場所で起こって熱で星がふくらみ、元の状態よりも数百倍以上大きくなっているとされます。

中身はスカスカで、これほど大きいにも関わらず、太陽質量の7~10倍ほどしかありません。星の表面温度は大きくなるほど低くなり、現在は3000℃前後とされています。

2位.WOH G64 太陽の約1630倍

私達の住む天の川銀河を公転している、大マゼラン雲銀河にある極超巨星です。太陽からは16万8千光年離れています。

極超巨星は、大きな質量を持つゆえに寿命は100万~200万年しかありません。太陽は100億年なので、これと比較するとかなり短いと言えます。

WOH G64は、1位に紹介した恒星と同レベルの明るさで、太陽の28万倍にもなります。大きさは太陽直径の1635±80倍で、体積は36.5億倍あります。

もしWOH G64が太陽の位置にあったとしたら、木星をも飲み込むサイズです。

(↓太陽の位置にあったら木星まで消滅)

3位.ケフェウス座RW星 太陽の約1535倍

(↓左にうつるひときわ明るい星がRW星)

オレンジ~黄色の極超巨星で、明るさは太陽の約55万倍あり、太陽系から1万1500光年先に位置します。その大きさは太陽直径の1535倍とされていますが、これは見積もり値で後にかなり変わる可能性があります。

4位.ウェスタールンド1-26 太陽の約1530倍

(↓拡大画像の超星団の中のひとつ)

(↓上をさらに拡大した写真、2つの線を延長した時に交わる点がウェスタールンド1-26)

重力により集合した、たくさんの星からなる超星団の恒星の一つがウェスタールンド1-26です。この恒星は、地球から1万6500光年離れた天の川銀河内にあります。

明るさは太陽の38万倍あり、表面温度は2700℃ほどで赤色超巨星としては、比較的冷たい温度です。現在は赤色ですが、年を重ねるにつれ、青色に光る超高温のウォルフ・ライエ星になると考えられています。

5位.ケフェウス座V354星 太陽の1520倍

天の川銀河内にある赤色超巨星で、3番に紹介した同じ星座にあるRW星よりも、こちらのほうが太陽系から近く、その距離は約9000光年です。

明るさは太陽の36万倍で、その大きさは太陽の1520倍となります。もし、この恒星が太陽の位置にあったとすれば、木星を飲み込み、土星の公転軌道上まで占領します。

6位.おおいぬ座VY星 太陽の約1420倍

(↓中央寄りの明るい恒星がおおいぬ座VY星)

おおいぬ座の方向に3900光年離れた場所にある赤色超巨星です。質量は太陽の17±8倍で、1400倍の直径にも関わらず、かなり軽いです。

(↓太陽との大きさの比較、四角に囲った中にある小さな点が太陽)

星の外層での核融合反応によって、この星は元のサイズから100倍以上に巨大化しており、ガスの流出によって現在の質量は、元の半分以下になったと考えられています。

7位.さそり座AH星 太陽の約1410倍

さそり座の方向に太陽系から7400光年離れた場所にある赤色超巨星。サソリ座といえば、夏の南の空に赤く輝くアンタレスが有名ですが、この星はアンタレスよりも明るいです。

その明るさは太陽の33万倍で、アンタレスの6倍です。しかし、太陽系からかなり離れているためアンタレスのように肉眼で見ることは出来ません。

8位.いて座VX星 約1350~1940倍

(矢印の丸く囲んだ部分がこの星)

いて座の方向に約5000光年太陽から離れた赤色超巨星です。

その正確な大きさについてはあまり分かっておらず、太陽直径の1350~1940倍と推定されているため、もしかしたらこの星が最も大きい場合もあります。表面温度は2200~3200℃で、他の赤色超巨星より比較的低い値となっています。

9位.HR 5171 A 太陽の約1315倍

(↓連星をなしている。大きい方がHR5171A)

HR5171Aは、宇宙にある星の中でも非常に珍しいとされる黄色極超巨星のひとつです。
太陽系から1万2千光年離れた天の川銀河内にあります。

黄色極超巨星は極めて明るい恒星であり、HR5171Aの明るさは太陽の50万~100万倍達します。それゆえ核燃料を極めて早く消費するため、爆発して超新星になるまで数百万年しか寿命がありません。

(↓中心の赤い星がHR5171A)

HR5171Aは、その黄色極超巨星の中でも最も大きい星であり、太陽直径の1315倍、体積は22億倍になります。

またこの星は恒星同士が両者の重心周りを運動する連星であり、両者がかなり近い位置にあるため、巨大ピーナッツのような形状をしていると考えられます。

10位.SMC 18136 太陽の約1310倍


きょしちょう座の方向にある赤色超巨星。天の川銀河を公転する小マゼラン雲銀河の中にあります。表面温度は4000℃付近となっています。詳細についてはあまり分かっていません。

データと画像は以下から使用
wikipedia

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(最終更新:2017年4月11日)コメント0
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