極めて珍しい、顔が二つの結合双生動物(奇形動物)

頭が二つある等、複数のパーツが体にある動物は、母親のお腹の中で受精卵が不完全に分割されることで生まれます。そのような動物はほとんどが臓器に異常があるため、高い確率で出生後すぐに死亡します。

ですが、そのような状態で産まれてくることは非常に稀で、数十万~数百万匹に一匹と考えられています。今回は体のパーツの中でも、二つの顔(頭)を持つ二顔体動物について焦点を当てて、全部で13種類の動物をご紹介します。

1.フランクとルーイ

(via cbsnews)

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1999年、アメリカのマサチューセッツ州に産まれた2つの顔を持つネコです。二つの顔を持つ動物は、基本的に短い寿命ですが、この双子は2014年の12月まで生きており、年齢が15歳と普通のネコと変わらない寿命を迎えました。

(via nydailynews)

フランクとルーイは現在のところ、二つの顔を持つネコとしては最も長寿であるとして、ギネス記録に認定されています。

脳はひとつ

(via nydailynews)

フランクとルーイには脳がひとつしかありませんが、2つの顔、2つの口、2つの鼻、3つの青い眼がありました。2つの口の1つは、下顎がないため、エサを食べられるのは片方だけでした。

また食道は一つで、それぞれの口につながっていました。中央にある目は盲目で、まばたきすら出来なかったといいます。

(↓飼い主さんと仲良し)

(via dailymail)

フランクとルーイはとても人懐っこく、人見知りを全くせず、ネコというよりも犬のような性格でした。車に乗るのが好きで、リードを付けて散歩するのも嫌がらなかったと言います。

2.二つの頭を持つブタ

(via dailystar)

2016年6月に、中国四川省で産まれた2つの目・鼻・口と3つの耳を持つコブタです。1番で紹介したネコとは違い、両方の口からエサを食べることができます。

(↓農家のチョンさんと一緒に写るこぶた)

(via metro)

飼い主のチョンさんは、このこぶたをお披露目したところ、約30万円で購入したいとの申し出があったそうですが、彼の息子が飼いたいということで断ったそうです。

(via newsnpnepal)

このようなブタが生まれるのは、中国ではそれほど珍しいことではないようです。2015年8月には、天津市の仏教寺院の外に、双頭のコブタが捨てられているのが見つかっています。

また、2015年6月にも重慶市で同じ症状のコブタが産まれています。ただ、その子は産まれてから3日目に亡くなっています。

3.人工的に生み出された双頭の犬

(via Imgur)

1959年にロシアの科学者が2匹の犬に移植手術をして産まれた犬です。これまでに紹介してきた動物たちと違い、こちらは実験的に作られた動物です。

(↓科学者が作り出した双頭の犬の模式図)

(via viralnova)

二匹は首のところでつながっています。一匹の首を切断し、もう一匹の血管を取り出して、切断した首とつなぎ合わせる手術が行われました。

(via viralnova)

手術は完璧と言っていいほどの成功でした。二匹とも厳しい試練を乗り越えて生存し、互いに独立して体を動かすことができました。

しかし、残念なことに双頭の犬は手術から4日後に亡くなっています。この実験は、かなり残酷なことには間違いないですが、現在の臓器移植手術への大きな足掛かりになったとされています。

4.二つの顔を持つウシ

(via oddee)

アメリカ・ヴァージニア州で産まれた子牛で、3組の歯と2つの下アゴと2つの舌がありますが、口は一つしかありません。2つある鼻は個別に気道へとつながっており、眼窩(目のくぼみ)は1つだけで、その中に2つの眼球が押し込まれています。

この子牛は人工授精で産まれましたが、顔が二つある以外には健康に全く問題は無かったと飼い主は語っています。

5.二つの顔を持つ鳥

(via z6mag)

アメリカ・マサチューセッツ州のお家の庭で見つかったショウジョウコウカンチョウという鳥です。2つの頭と3つのクチバシがあり、まだひな鳥のようでしたが、近くに親鳥はいなかったと言います。

家主は写真を撮影した後も心配で何度か見に行っていましたが、次の日には止まっていた場所からいなくなっていました。

(via z6mag)

英国鳥類保護協会によれば、このような二つの顔を持つ鳥はとても珍しく、過去30年間においても1個体しか目撃されていません。また、このような奇形に産まれた場合、生存できる可能性はとてつもなく低いとのことです。

協会によると、おそらくこのひな鳥が弱ってしまって、それを見た親鳥が弱ったひな鳥を捨てていってしまった可能性があると言います。

6.二つの体を持つワニ

(via Oddee)

2001年にタイのクロコダイル園で産まれた、お尻の部分で二つの体がつながっているワニです。動画もあります。

動画はこちらから


健康状態は良好で、両方の口からエサを食べることが出来るようです。排泄物はどうしているの?と思いますが、おそらくギリギリのところで肛門部分の癒着はまぬがれているように見えます。

7. 環境汚染?の影響を受けたブラウントラウトの稚魚

(via Indian Country)

アメリカ・アイダホ州のリン鉱山近くの小川で採集されたマスです。この魚からは、基準値の2倍以上のセレンが含まれていたことから、奇形との関連が疑われています。

セレンは鉱山から混入した化学物質で、人にとって必須の栄養素ですが、過剰に摂取した場合、脱毛や爪の脱落などの症状が起こります。また1980年代には、農業排水から多量のセレンが流出し、水鳥の先天性奇形が明らかに増加したことが報告されています。

8.二つの顔を持つ子猫

(via mirror)

オーストラリアのパースで産まれた子猫です。母猫が難産だったので、動物病院の手を借りて産まれました。全部で3匹産まれ、他の2匹に奇形はありませんでした。

(via Geekologie)

子猫は片方のくちびるが裂けている(口蓋裂)ため、片方の口だけで食べていますが、ミャオと鳴く時は両方の口から発します。猫の二顔体は非常に珍しく、その確率は100万分の1匹ほどとされていますが、ヘビやカメではこれよりもずっと起きやすいそうです。

9.海岸に打ち寄せられた双頭のイルカ

(via East Med Media)

2014年に、トルコ・イズミル市の海岸に打ち寄せられたイルカで、行楽客が発見した時には既に死んでいたとのことです。イルカのニ顔体は極めてまれで、これまでにたった5例しか確認されていません。

発見されることが少ないのは、ニ顔体が産まれたとしても母親の子宮の中で死んでしまうことほとんどだからです。致死的な障害を持って産まれてくることが多いため、野生のほ乳類全体でも、これまでに19例しか確認されていません。

10.世界初のコククジラの結合双生児

(via Io9)

2014年にアメリカ・バハ・カリフォルニアの潟湖で、結合双生児のコククジラが水面に浮いている状態で発見されました。全長は2m未満で、一般的なコククジラの赤ちゃんが2~3mであることから、おそらく母クジラの流産した未熟個体が流れ着いたのではないかと考えられています。

そもそも、クジラやイルカは基本的に一頭の子どもしか産まないため、結合双生児が生まれることはほとんど無いとされています。コククジラで結合双生児が発見されたのは、世界初のことです。

11.二つの頭を持つヤギ

(via dailymail)

中国・内モンゴル自治区のフフホト市で2014年に産まれたヤギです。写真は生後4日目で、4つの目と2つの口、2つの鼻があります。健康状態は全く問題無いということです。

12.双頭のカメ

(via New York Daily News)

母カメが車にひかれて死んでしまったため、卵をひきとって孵化したところ、とてもめずらしいカメが産まれました。二つの頭を持つカメは、生まれてすぐに亡くなることが多いですが、このカメはもう何年も生きています。

飼う時に気をつけているのは、エサを二つの口に順番に与えることだといいます。どちらかだけにあげていると、頭同士でケンカが始まってしまうのだそうです。

13.双頭のコブラ

(via dailystar)

中国南部の玉林市で産まれた双頭の有毒コブラで、写真は生後10日目です。それぞれの頭に脳があるので、意思疎通がうまく行っていないのか、時々二つの頭が反対の方向に行こうとして動けなくなることがあるそうです。

(via dailystar)

それ以外にも二つの頭でケンカしたり、どちらかが丸飲みしようとしているときもあります。たいてい双頭のヘビは寿命が短く、ほとんどの場合数ヶ月ですが、20年生きた個体もいます。

調査元:oddee,gizmodo

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