歴史上の最も頭の良い人物(IQ・知能指数で見る天才ランキング)

このランキングは、1926年に心理学者のキャサリン・コックスが発表した「歴史上の天才と言われる300人のIQリストに関する研究」をベースに作られたものです。今回は1位から6位までを順にご紹介していきます。

※以下知能指数をIQと表します。知能指数は中央値が100であり、70~130の間に95%の人が収まります。

1位.ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(1749~1832年) IQ220


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ゲーテはとても多才な人物です。詩人であり、小説家であり、自然科学者であり、政治家であり、弁護士でもあったのです。

特に彼の名声を高め、世界中にその名を知らしめることになったのが、25歳のときに書いた恋愛小説「若きウェルテルの悩み」です。この本は自身の体験から生まれたものです。青年が婚約者のいる女性に叶わぬ恋をし、絶望して自殺するまでの物語が描かれています。

こどもの頃から多言語をあやつる

(↓15歳ごろのゲーテ)

ゲーテはドイツの裕福な家に生まれ、小さな頃から英才教育を受けていました。彼は特に語学力がずば抜けていました。少年時代には英語・フランス語・イタリア語・ラテン語・ギリシア語・ヘブライ語をマスターしていたのです。

少年時代、彼は特に読書を好み、あらゆる書物を手当たり次第読んでいたと言います。その読書力の下地もあって、彼が書いた詩は大人からも太鼓判を押されるほどだったと言います。

科学者としても多くの業績を残している

小説家、詩人として一躍有名となっていたゲーテですが、科学の方面でも様々な成果を残しています。その成果の一つに、骨の構造に関するものがあります。

彼は動物にしかないとされる前顎骨(ぜんがくこつ)が、人の胎児の体内にもあることを発見したのです。

【↓人の上顎骨(じょうがくこつ)。前顎骨は大人になると、くっついて上顎骨の一部となる】

またもう一つに、進化論の先駆けと言われる「形態学」を作り出したのも彼なのです。この他にも、彼の自然科学の成果はたくさんあります。彼がこの世界に与えた影響は計り知れません。

2位.レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452~1519年) IQ200

14~16世紀のルネサンス期を代表するイタリア出身の芸術家です。彼の才能は芸術分野だけでなく、科学分野でも飛び抜けていました。そのため、ダ・ヴィンチは「史上最高の知性を持った人物」と評価されることがあります。

彼の作品で最も有名なのが「モナリザ」と「最後の晩餐」です。極めて高度な技法がつかわれており、あらゆる絵画作品とは一線を画すものでした。

彼の作品については「ほかに世界最高の画家がいたとしても、彼の懸絶した芸術の前では顔色を失うだろう」という声があがっていたほどです。

あらゆるものに好奇心を抱いていた

彼の探究心は人並みならないものでした。彼が残したノートには建築、数学、解剖学、天文学、地理学、物理学、力学、土木工学などに関するアイディアが13000ページにも渡って記されています。

その一部には、当時存在しない技術について書かれたものがありました。ヘリコプターや追撃砲、水圧ポンプなどは、世に出る以前から彼がアイディアとして頭の中にイメージしていたものだったのです。

(↓ダ・ヴィンチが創案したヘリコプター)

3位.アイザック・ニュートン(1643~1727年) IQ192

ニュートンがいなければ、私達は今日のような便利な生活を送れていなかったかもしれません。パソコン・車・薬・電化製品などあらゆる物が、彼の発見した微積分法にもとづいて作られているからです。

ニュートンの業績はこれだけではありません。力学の基礎となる運動の法則や万有引力を発見しており、ヨーロッパの科学技術の発展に絶大な影響を与えています。彼の成果は、現在の高校では必ず学ぶので、私達にとってもかなり身近なものと言えます。

(↓太陽光が全ての色の光から出来ていることを示したのもニュートン)

これらの偉業は、彼が25歳になるまでに全て成し遂げられています。彼は多くの時間をイギリスのケンブリッジ大学で過ごしました。晩年は造幣局に勤務し、金を産み出す錬金術の研究に没頭したとされています。

4位.ゴットフリート・ライプニッツ(1646~1716年) IQ191

彼はニュートンと同じ時代を生き、ニュートンと敵対していた数学者であり哲学者です。ライプニッツは、ニュートンよりわずかに遅く微積分法を発見しました。そのためニュートンの研究結果を盗んだとして、非難されていたのです。

しかしライプニッツは、ニュートンとは全く異なる独自の体系を確立し、微積分学の発展に多大な貢献をしています。

また彼は、現在のコンピュータには欠くことのできない2進法を確立し、さらに現在の電卓やコンピュータへとつながる機会式計算機の発明も行っています。

(↓ライプニッツが二進法について書いた手紙)

彼の活躍は数学だけにとどまりません。論理学、記号学、自然科学など極めて広い領域に関連する「単子論」と呼ばれる哲学思想を提唱しています。それ以外にも政治や外交にもたずさわっており、17世紀のドイツにおける重要人物とされています。

5位.ジョン・スチュアート・ミル(1806~1873年) IQ182.5

ミルはイギリスの哲学者です。彼は国家などの権威が統制する社会において、個人が自由に判断し決定する自己決定権を持つべきだとする考えを広めた人物です。これを自由主義と呼んでいます。

自由は個人の発展に不可欠なものであり、みずから自由に考え、話せる状態が必要だと説いています。その思想は彼の代表的な著書「自由論」に詳しく書かれています。

幼少から英才教育

彼の哲学者としての素養は、子どもの頃に育まれました。3歳の時にギリシャ後のアルファベットと英語を教わり、8歳までには著名な歴史本や難解なプラトンの哲学書を読破していたのです。

また8歳~13歳頃にはラテン語や大学で学ぶ幾何学、代数学を学び始めていたと言います。

6位.ガリレオ・ガリレイ(1564~1642年) IQ182

ガリレオは、イタリアの物理学者であり天文学者、数学者、哲学者です。彼はニュートンと並んで、科学界に革命をもたらした中心人物と言われています。

ガリレオは、初めて望遠鏡を空に向けたことで知られます。望遠鏡による観察で、月のクレーター、太陽の黒点を発見することになったのです。また彼は、現在ではガリレオ衛星と呼ばれる木星の衛星、イオ・エウロパ・ガニメデ・カリストも見つけています。

(↓太陽を中心として惑星が周る地動説を支持した)

これらの発見からガリレオは、地球が太陽の中心を周っているとする「地動説」をとなえました。しかしこれが原因で、カトリック教会から異端とされ、裁判にかけられることなったのです。

彼は裁判で有罪判決を受け、監視付きの住居に一生住むことを命じられ、散歩のほかは外に出ることを禁じられました。

天文学だけでなく、物理学にも偉大な功績がある

(↓物体の重さや大きさは、落下速度に影響しない)

ガリレオは物理学においても、重要な発見をしています。彼は重力以外の力が働かない空間で物体を落下させた時、物体の重量は落下速度に影響しないという法則を見出しています。この法則は、ピサの斜塔の頂上から大小2つの球を同時に落下させたエピソードで有名となっています。

また彼は、振り子に関する法則も発見しています。その法則は振り子の等時性と呼ばれ、振り子糸の長さが同じならば、そのゆれの大きさによらず往復にかかる時間がおなじというものです。

追記:7位以下についても簡易的に紹介

7位.ルネ・デカルト(1596~1650年) IQ177


フランスの哲学者であり、数学者です。近代哲学の父とも言われています。「我思う、ゆえに我あり」という言葉を残したのもデカルトです。

また、現在では誰もが知っていて、小中学校で学ぶ直交座標系(下の画像)を考えだしたのも、彼なのです。

(↓2点の数字を指定すると位置が決まる直交座標系)

8位.デジデリウス・エラスムス(1466~1536年) IQ177


オランダの神学者であり、社会評論家、人文主義者。人文主義者とは、神や人間の本質を考察した知識人のことを言います。彼の思想は、後に宗教改革を起こすマルティン・ルターへ大きな影響を与えたとされています。

9位.ミケランジェロ・ブオナローティ(1475~1564年) IQ177


ミケランジェロはイタリアの彫刻家であり、画家であり、建築家であり、詩人です。彼はレオナルド・ダ・ヴィンチに匹敵するほどの多才ぶりでした。

彫刻では「ダヴィデ像」、「ピエタ」が有名で、絵画では「最後の審判」、「アダムの創造」がよく知られています。また建築ではサン・ピエトロ大聖堂のドームなどを手がけています。

彼の作品は時代を問わず高い評価を受けています。それゆえ、現在でも西洋美術における最高の芸術家の一人だとされています。

10位.バールーフ・デ・スピノザ(1632~1677年)IQ175


オランダの哲学者であり神学者です。彼は神と自然が同一であるとする「汎神論」をとなえたことで知られています。彼の考えは、後世の思想家に多大な影響を与えたとされています。

11位.マイケル・ファラデー(1791~1867年) IQ175


イギリスの科学者であるファラデーは、電磁気学と電気化学分野を大いに発展させたことで知られています。今日、小中学校で学ぶ電磁誘導の法則や電気分解の法則を発見したのは彼なのです。

その他にも単極誘導、ファラデーケージ、ファラデー効果、ファラデー波などを見出しています。多岐にわたる科学への貢献から、史上最も科学界に影響を与えた人物とも言われています。

12位.ラファエロ・サンティ(1483~1520年)IQ170


ダ・ヴィンチ、ミケランジェロと並ぶルネサンス期の三大巨匠と言われています。特に彼の絵画であるアテナイの学堂、システィーナの聖母は、彼の作品の中で最も高い評価を受けています。

13位.チャールズ・ディケンズ(1812~1870年) IQ165


彼は絶大な人気をほこるイギリスの小説家です。彼の代表作である小説「二都物語」は2億部以上を発行しています。

そのほかにも「オリバー・ツイスト」、「大いなる遺産」、「クリスマスキャロル」などの傑作があり、100年以上たった現在でも読み継がれ、度々映画化されています。

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(最終更新:2017年5月9日)コメント0
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