世界17ヶ所の極限環境(最強の風速・暑さ・寒さ等)

1.人類の住める最も熱い場所:ダロル(エチオピア)

(via Sometimes Interesting)

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ダロルは海抜マイナス130mにあるアファール盆地の一部です。炭鉱町であり、かつては鉄道も敷設され、炭酸カリウムの採掘でにぎわっていました。

しかし第二次対戦以降、鉄道の取り壊しとともに徐々に人口が減少し、今はゴーストタウンと化しています。

(via wikimedia)

ダロルは年中暑く、年間平均気温は34.6℃にもなります。最も寒い冬の時期でも気温は30℃以下になりません。一番暑くなる1月頃(南半球)は、平均最高気温が46.7℃に達し、50℃以上になることも珍しくないのです。

これほど暑いのは太陽の日差しだけでなく、ここが火山であり、いくつもの温泉が湧き出ていることが要因のひとつです。周囲は水蒸気などの火山ガスで満たされており、これによってかなり温度や湿度が上昇しています。

2.世界で最も深い洞くつ:クルベラ洞くつ(グルジア)

(via Amusing Planet)

グルジア北西端、アラビカ中央高地にある洞くつです。洞くつ内は何度も大規模な調査が行われていますが、あまりにも巨大すぎるため、全貌は未だ明らかになっていません。

しかし少なくとも、深さは2197mあることが分かってます。

(↓クルベラ洞くつの場所)

(via googlemap)

(↓クルベラ洞窟のマップ、長さは16㎞以上)

(via Wikimedia)

現在知られている洞くつで、2000m以上の深さを有するのはこの洞くつだけです。

3.世界の最高峰:エベレスト

(↓頂上からの眺め)

(via World for Travel)

世界最高峰であるエベレストは、高さが8848mあります。ちょうど中国とネパールの国境の間にあり、頂上のすぐ近くには、ローツェ(8516m)、ヌプツェ(7861m)、チャンツェ(7580m)の山々が並んでいます。

1920年代から登頂が試みられ、1953年に初めて2人の登山家が頂上に達しました。そして2017年現在までに、4469名が7646回登頂に成功しています。一方で死亡者数は、282名に上ります。

4.地球の中心から最も離れた場所:チンボラソ(エクアドル)

(via Wikimedia)

チンボラソはエクアドルで標高の一番高い山で、6263mあります。エベレストよりも標高は低いですが、地球の中心からは最も離れた位置にあります。つまり「地表で最も宇宙に近い場所」といえます。

それは何故かというと、この山は地球の赤道上にあるからです。地球は自転しているので、その遠心力により引っ張られて、実際はだ円となっています。そのため赤道部では、両極の直径に比べて42.77㎞長くなることが分かっています。

(↓見かけ上、地球はだ円体である)

(via quoara)

これらを考慮すると、地球の中心からの距離は6384.4㎞で、エベレストより約2100mほど離れた位置にあります。(エベレストは地球の中心から6382.3㎞)

5.最も隔絶された島:ブーベ島

(via nasa)

現在、ノルウェーの管理下にある南大西洋に浮かぶ島です。最も近い南極大陸までが1700㎞、次に近いのが南アフリカの海岸で2600㎞離れています。絶海の孤島である上に、港湾施設が存在しないため船で乗り込むことは難しいとされています。

(↓赤の先端部分がブーベ島の場所)

(via Google map)

もちろん無人で、訪れる人もほとんどいません。島の93%が氷河で覆われており、島の中心には休火山が眠っています。そのため地表から30cmほど掘ると、温度が25℃に達します。

また大きさは49㎞2で、沖縄本島の1/20以下です。

6.南極の到達不能点

(↓南極の到達不能点の景色)

(via wikimedia)

到達不能点とは、海洋から最も遠い陸地のことです。南極の到達不能点は、南極点からは878㎞離れた場所にあります。

(↓赤い丸が到達不能点の場所、円の中心が南極点)

(via wikimedia)

標高は3800mで、年間平均気温が-58.2℃に達する極めて寒冷な場所です。1958年にソ連の探検隊が航空機でここに到達し、レーニン像を建てました。

(↓到達不能点に建てられたレーニン像)

(via Imgur)

レーニン像の土台内部は、4人が宿泊できる小屋になっており、無線放送ができるようになっています。定住者はおらず、ここに到達したのは過去5回のみです。

7.最も平らな場所:ウユニ塩湖(ボリビア)

(via Pedro Szekely/flickr)

地球上で最も平らな場所は、ボリビアのウユニ塩湖です。その面積は10582㎞2で、岐阜や青森と同等の大きさを誇ります。

塩湖は南北に約100㎞、東西に約250㎞で、高低差はたった50cm足らずです。そのため雨が降ると、塩湖全体に降水が薄く広がり、巨大な鏡のようになります。これは「天空の鏡」とも言われ、古代から多くの人を魅了してきました。

(↓鏡のように空を写す塩湖)

(via wikimedia)

8.航行可能な湖として最も標高が高い:チチカカ湖

(via Bolivia Hop)

富士山よりも高い標高、3810mにある南アメリカ最大の湖です。チチカカ湖は、ペルー南部とボリビア西部にまたがっており、その大きさは日本最大の湖、琵琶湖の約12倍あります。

水深は平均で140~180mあり、広さも十分で食用のニジマスやナマズがとれるため、商業船が頻繁に通っています。それゆえ、船が行き来できる湖としては最も高い場所にあるとされています。

湖には41の島があり、その浮島には定住者がおり、漁で生計を立てている人もいます。

(↓チチカカ湖の人が住む浮島)

(via boomsbeat)

9.陸地で最も海抜の低い場所:死海沿岸部

(via BBC)

死海の海岸部は。海抜-435mで、陸地としては最も海抜が低い場所です。死海はイスラエルとヨルダンにまたがる湖で、面積は琵琶湖の62倍(41,650km2)あります。また死海自体の深さは、最深部で304mとなっています。

ここはかつて海でしたが、大地の隆起によって海から離れたとされています。そうして生まれた湖は、この地域の暑さにより水だけが繰り返し蒸発して、海水の10倍近い塩分濃度まで上昇したと考えられています。

10.最も長い山脈:アンデス山脈

(via Wikimedia)

(↓灰色の部分がアンデス山脈)

(via )

南アメリカ大陸の南北7000㎞に渡って広がる山脈です。幅は200~700㎞あり、11ヶ国にまたがっています。その中で最も高い山がアコンカグアで、海抜6961mの高さです。

アンデス山脈はおよそ1億5千万年前ごろに、太平洋プレートとナスカプレートの固い岩盤同士のぶつかり合いで徐々に形成されていったと考えられています。

(↓アンデス山脈の形成過程)

(via geocaching)

11.世界で最も雨が多い場所:マウシンラム(インド)

(via iWebStories)

インド北東部のマウシンラムは、年間降水量が11,872mmで最も雨の多い地域です。1985年には26,000mmもの雨が1年に降ったこともあります。

マウシンラムは気温と湿度が高く、高い山地の中にあります。そしてベンガル湾からの湿った空気がモンスーンによってここに運ばれてきます。これらの環境によって雨雲が形成され、大量の雨が降るのです。

なのでモンスーンの時期は雨がひどいですが、12月~2月頃はほとんど雨が降らず、ひと月の降水量は30mm以下となります。

12.最も乾燥した場所:アタカマ砂漠(チリ)

(via LicumbiPhotos)

日本の約1/4の大きさの砂漠で、よく知られている砂の砂漠ではなく、岩石でおおわれた砂漠です。ここはアンデス山脈によって湿った空気がしゃ断されているため、海岸沿いにあるにも関わらず、全く雨が降りません。

500年もの間、雨が降っていない場所もあるほどです。そのような中でも山頂の雪解け水のおかげでオアシスが生まれ、そこには集落が形成されています。

(↓雲はアンデス山脈によってさえぎられ、乾いた風だけが流れる)

(via wikimedia)

13.最も長い断崖:トール山(カナダ)

(via Amusing Planet)

カナダ北東部、バフィン島に位置する山です。その絶壁の標高差は1250mあり、世界最長です。山の高さ自体は1675mでそれほど高くはありません。

ロッククライミングのスポットとして人気の場所であり、日本人も登頂に成功しています。

14.人が住んでいる最も寒い場所:オイミャコン(ロシア)

(via slavorum)

ロシアの北東部、永久凍土の上に建っている町です。その寒さは折り紙つきで、史上最低気温-67.7℃という記録を打ち立てています。これは人の住む場所としては最も寒い気温であり、世界記録になっています。

5月頃まで平均気温が0℃以下で、夏でも平均10℃前後、冬は平均-45℃です。この信じられないような寒さにも関わらず、住民が500人ほどいます。

14.最も強い風が吹く場所:コモンウェルス・ベイ(南極大陸)

(via wikimedia)

南極大陸北西部の海岸に位置する入り江で、最高時速240㎞の風が吹くことで知られています。これは、天気予報でよく言われる猛烈な風(時速194.4㎞)よりも強く、電柱が倒れ、樹木は根こそぎひっぺがされるほどです。

また年間の平均風速も時速80㎞に達しており、このレベルでも人が直立するのは難しいとされます。

15.最も長い氷河:ランバート氷河(南極大陸)

(↓上空から撮影した氷河)

(via NASA)

南極大陸東部に位置する巨大氷河です。幅100㎞、長さは400㎞あり、その氷河の深さは2500mにも達します。

世界最大の峡谷:グランドキャニオン(アメリカ)

(via headout)

アメリカ南西部アリゾナ州に位置するグランドキャニオンは、長さ446km、最大幅29㎞、最大深さ1857mで世界最大の峡谷です。

およそ20億年前の地層が露出しており、地球最古の歴史を刻んでいる場所とも言われます。およそ4000万年前にコロラド川がこの地を削り始め、現在の姿になったのは約200万年前と推定されています。

16.世界一高い滝:エンジェルフォール(ベネズエラ)

(via Unbelievable Info)

南米・ベネズエラに位置する世界最大の滝です。落差は979mあり、岩にぶつかること無く落下する距離は、807mとなっています。崖の下は、高さ400mの傾斜がある岩肌で、滝の水が勢い良く流れています。

17.最も深い場所:チャレンジャー海淵(マリアナ海溝)

(via natigeo)

グアムから南西方向に320㎞行った北大西洋にある水深10,994mの海淵(かいえん)です。これまでにここへたどり着いたのは、たった3人だけです。

水深1万mを超える海底だけあって、水圧は地上の1000倍以上となり、人間はぺちゃんこになります。まったくもって人間の居住には不向きな場所ですが、そんなところにも深海性のエビなどの生物が住んでいることが分かっています。

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