どれだけ知ってる?世界の希少で珍しい犬種17選

1.スウェーディッシュ・ヴァルフント

(via wikimedia)

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スウェーデン産まれの犬種で、コーギーの親せきとされています。本種は牛飼いの元で1000年以上前から飼われていた牧牛犬であり、牛の管理や誘導を得意としています。

ヨーロッパでは牧畜業の機械化などにより、1942年ごろに絶滅しかけましたが、愛好家による熱心な繁殖活動によって、現在では頭数が増え、ヨーロッパの一部の国ではそれなりの人気を得ています。

【↓胴長短足】

(via wikimedia)

ヴァルフントの体型はコーギーの親せきだけあって、よく似ています。胴が長く、脚は短いのが特徴です。また一部の個体は、生まれつきしっぽが無いこともあります。

大きさはコーギーとほとんど変わらず、平均体長33cmほどで、体重は11~15kgほどです。

2.ベドリントン・テリア

(via wikimedia)

イングランドのベドリントンで生まれたことから、このような名前が付けられました。本種は、よくヒツジに似ていると言われます。体が厚い被毛におおわれ、頭の上にはもっこりとした毛飾りが生えています。

ウサギなどを狩る猟犬として生まれたベドリントンは、機敏さがあり、とても早く走れるのはもちろん、持久力に優れています。その持久力は、馬と同じペースで走り続けられるほどだと言われています。

また遊泳能力も高く、海難救助犬として知られるニューファンドランド犬に劣らない速さで泳ぐことができます。

3.フィニッシュ・スピッツ

(via Wikimedia)

およそ8000年以上前からフィンランドで飼われていた猟犬で、リスからネズミ、クマでさえ狩猟の対象としていました。キツネとよく似た毛皮をまとっていることから、犬とキツネの間で生まれた犬種と言い伝えられています。

かつては広範な地域に分布していました。しかし、それが原因で他の犬種との交雑が頻繁に起こり、純血のフィニッシュは一度絶滅しかけたことがあります。現在はショードッグとして復活し、世界中で人気となっています。

しかし、日本では本種の登録は行われておらず、非常に希少な犬種となっています。

4.チヌーク

(via Dogtime)

アメリカ・アラスカ州の寒い環境で生まれた犬種です。チヌークとは、イヌイットの言葉で「暖かい冬の風」を意味し、チヌークの特徴である温厚な性格と風を切っていくような速さを表しています。

本種は、ソリを引くために最適化された犬種です。ソリ犬の中でも非常に優れた個体であった「チヌーク」という一匹の犬を品種改良して、現在の姿になりました。

とても希少な種であり、世界に約800匹しかいないとされています。世界中でも毎年100匹程度しか子どもが生まれていません。

5.カロライナ・ドッグ

(via Dog Breed Info Center)

アメリカで生まれた野生の犬です。野生ですが雑種ではなく、独自の進化をとげたことから犬種として認定されています。

本種はかつて、ネイティブ・アメリカンが飼育して犬種ですが、逃げ出したり、先住民への迫害により追い出されたりして野生化しました。だいぶ前までは、アメリカのいたるところに分布していましたが、今ではサウスカロライナ州に極少数しか残っていません。

カロライナが絶滅の危機にひんしたことで、保護が行われるようになりました。そのおかげで絶滅の可能性は無くなり、現在はペットとして飼うことができるまでになりました。

6.カタフーラ・レパード・ドッグ

(via dailypuppy)

アメリカのノースカロライナ州で生まれた犬種で、体の模様がヒョウ(レパード)に似ていることから、このように名付けられました。

カタフーラは狩猟犬であり、リスや野生のブタ、シカ、タヌキ、ピューマ、果てはアメリカグマまで仕留める能力を備えています。その狩猟方法は少し変わっていて、ツリーイング猟と呼ばれています。

【↓木に登って獲物をおびやかす】

(via acendura brava)

カタフーラは、獲物を見つけると追いかけ、獲物を木の上に追い詰めます。そして、獲物がおりてこないように粘り強く大音量で吠え続け、飼い主に居場所を知らせます。そして飼い主は、木の上で動けずにいる獲物を仕留めるのです。

7.ペルービアン・ヘアレス・ドッグ

(via Wikimedia)

ペルー生まれの毛の無い犬種です。一部の個体には、頭にモヒカンのような白い毛が生えます。また脚部、しっぽの先端にも毛が生える個体もいます。

かつてベルービアンは、先住民が食用犬として育てていました。後に先住民が戦争に敗れ、敵に戦利品としてこの犬が持ち帰られたことをきっかけに、貴族用のペットとして飼われるようになったといいます。

ペルービアンは、標高3000m以上の地域で飼われていたため、寒さには強いです。しかし快適に過ごさせるためには、寒さが強くなる冬の間は衣服を着せるのが望ましいとされています。また、犬アレルギーの人にもフケが出ないため、ペットとしておすすめされています。

8.タイ・リッジバック・ドッグ

(via wikimedia)

タイ生まれの狩猟犬で、かつては国内だけで飼われていた犬種でしたが、最近では西欧でも人気になりつつあります。本種の特徴は、なんといっても逆向きに生えている一筋の被毛です。

【↓本種は背中の部分だけ、毛の生えている向きが違う】

(via wikimedia)

タイ・リッジバッグは、たくましく流線型の体つきをしているため、非常に機敏に動けます。そのため、すばしっこいウサギなどを狩るのにも向いてます。

9.アザワク

(via wikimedia)

西アフリカで生まれた狩猟犬です。かつては、マリ共和国のトゥアレグ族のあいだだけで飼われていた犬種でした。

あるとき、アフリカゾウに襲われたトゥアレグ族をユーゴスラビアの医師が助けたことで、そのお礼として数頭のアザワクをもらいました。その個体を自国に持ち帰り、繁殖させ増やしたことで、世界中にこの犬種が広まったと言われています。

(via wikimedia)

アザワクは大型犬に分類され、体高は60~75cmほどです。長い脚とスリムで筋肉が発達した体つきをしています。長脚と素晴らしい持久力のおかげで、長距離を走ることができる上に、最高時速は65㎞に達します。

10.ロマーニョ・ウォーター・ドッグ

(via taginstant)

イタリアで生まれた犬種です。かつては狩猟犬として活躍していました。ロマーニョは泳ぐのが好きで、水にぬれることを嫌がりません。そのため、主人が撃ち落とした水鳥を、水の中にもぐって回収する役目を担っていたのです。

【↓厚いコートで覆われ、水をはじく】

(via dellecodeallegre)

現在では穴掘りが好きなのと、匂いに敏感な性質からトリュフ探しに利用されています。

見た目は、プードルによく似ていますが、色合いがくすんでいて、プードルよりもキレイでないことから「汚いプードル(ダッド・プー)」と呼ばれることがあります。

11.ムーディ

(via wikimedia)

ハンガリーで生まれた牧羊犬で、ヒツジの群れを追い回し、移動させるのを得意としています。ムーディは多才な犬種であり牧羊だけでなく、様々な使役犬として活躍しています。

たとえば、優れた運動能力を持っているためネズミの捕獲に、あるいは大きな吠え声であることから番犬として使われています。

(via About Dogs)

ムーディの大きな特徴は、ボリュームのある荒い巻き毛です。また大きな立ち耳も、この犬種の特徴となっています。

12.シュタバイフーン

(via wikimedia)

オランダで生まれた狩猟犬で、世界でも指折りの珍しい犬種とみなされています。世界には数千匹しかおらず、飼われているのは、ほとんどオランダ国内です。

シュタバイフーンは、昔からオランダの貧しい農民に飼われていたため、一匹だけで多くの雑用と狩猟を任すことのできるオールラウンダー犬として作出されました。家畜を守る番犬としてはもちろん、鳥やモグラ、ネズミ、イタチなどあらゆる狩猟の手伝いを行っていたのです。

(via wikimedia)

シュタバイフーンは、その多くが白と黒の特徴的な模様をしています。被毛はなめらかな触り心地で、尾はフサフサとして垂れ、耳は飾り毛でおおわれています。

13.カレリアン・ベア・ドッグ

(via wikimedia)

フィランドのカレリア地方で生まれた犬種です。名前のベア(クマ)が示すとおり、その勇敢で恐れを知らない性質から熊狩りに使われていました。

カレリアンは群れでクマを追いかけ、クマに果敢に噛み付き、主人がやってくるまで吠え続けます。そしてハンターである飼い主が、そのクマを銃で仕留めるのです。

(via wikimedia)

この犬種の一番の特徴は、白と黒の毛色です。この毛色は、フィンランドではよく雪が降るので、雪の中で犬を見分けやすくするために改良された結果、生まれました。特に黒の割合が多いほうが優れた個体とされ、黒が7割、白が3割が最適とされています。

14.ニューギニアン・シンギング・ドッグ

(via Wikimedia)

パプアニューギニアで生まれた非常に珍しい犬種です。全部で500匹以下とされています。

この犬種の特徴は、シンギングドッグという名前が示すとおり、吠え声が歌っているように聞こえることです。個体ごとにその声は異なりますが、いずれも独特なメロディーで吠えます。

また、複数匹がそろうと、歌いだした一匹に釣られて、周りの仲間が同調し、コーラスし始めます。

15.カタビュラン

(via outsideonline)

トルコ生まれの狩猟犬であり、国内以外ではほとんど飼われていない希少種です。その特徴は鼻が二つに分かれていることです。写真を見ると、中央に切れ目が入っており、鼻がより大きく、幅広い形をしています。

このおかげで非常に優れた嗅覚を備えています。それゆえ、狩猟対象の匂いを誰よりも早く嗅ぎつけることができるのです。

16.コーイケルホンディエ

(via wikimedia)

オランダ生まれの小型犬です。現代では行われていないものの、16世紀以降、カモ猟のお手伝い犬として活躍していました。

狩りの際、本種は茂みの中で、ふさふさとしたしっぽを揺らし、カモをおびき寄せます。カモたちが集まってきたところに、飼い主が網を放つ、あるいは銃を撃って捕獲するのです。

第ニ次世界対戦後、本種は一時期5頭まで減少しましたが、熱心な愛好家のおかげで、その頭数は増加し、絶滅の危機から逃れることができました。

日本でも最近では、数十~百程度が新しく登録され、飼育されていますが、世界的に見てもこの犬種の頭数はかなり少ないとされています。

17.テロミアン

(via wikimedia)

マレーシアで生まれた犬種で、地元の人たちの生活を助ける役割を長年つとめています。

テロミアンは、毒ヘビに免疫があるため、これを捕獲して駆除することができます。それだけではなく、ネズミなどの害獣駆除の役割も担っています。

また、魚捕りの名犬でもあり、水辺に寄ってきた魚を上手に捕まえ、漁の手伝いもしてくれるのです。

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