1年中最高の気候で過ごしやすい都市ベスト7

今回は1年中過ごしやすい気候の都市を順位付けして7ヶ所ご紹介します。このランキングは、1996年に気候学者のトーマス・ウィトモアが研究した「Pleasant Weather Ratings(心地よい天気の評価)」を参考にしています。

この研究では、世界の600都市を多くの人が過ごしやすいとされる気温や降水量、日照時間などで評価しています。

基準は1年中過ごしやすいことなので、夏は過ごしやすくても冬が寒かったり、あるいはその逆だったりする場合には、ここのランキングには載りません。

1位.ラス・パルマス・デ・グラン・カナリア(スペイン)

(via Wikimedia)

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モロッコの海岸から西方に約150㎞離れた大西洋上にあるカナリア諸島の県都です。県の中では最も人口が多く、38万人います。

【↓ラル・パルマスの場所】

(via Googlemap)

ラル・パルマスは世界でも有数の天気が良い場所です。年間の日照時間は2800時間で、日本全国平均の約1.4倍にもなります。ほとんど雨はふらず、年間降水量はたった151mmです。これは日本の1/10以下です。

実際には、夏は平均で1日10時間、冬でも1日6時間は日差しが降り注ぎます。くもりの日が圧倒的に少なく、雨が降って気分が沈んでしまうこともありません。

天気が良いだけでなく、気温も最高です。年間の平均気温は21℃前後で、夏は乾燥して暖かく、冬は適度に温暖な気候となっています。

最も寒い1月頃でも日中の最高気温は19~23℃で、夜はどんなに寒くても15~16℃までしか下がりません。そして夏にいたっては、日中でも最高気温が25~27℃で、夜にはだいたい20℃前後まで下がります。

湿度も年中通して60~70%前後で、とても快適に過ごすことができます。また島なので周りは海に囲まれていますが、海水温も1年を通して20~23℃に保たれているので、海水浴がいつでも楽しめます。

2位.サンディエゴ(アメリカ)

(via Pixabay)

メキシコの国境付近に位置するアメリカ西海岸の世界都市です。人口は約140万人で、アメリカで8番目、カリフォルニア州で2番目に人口の多い市です。

【↓サンディエゴの場所】

(via Google map)

サンディエゴ市は基本的に1年中過ごしやすく、夏は乾燥して暖かく、冬の天候も穏やかです。これまでに雪が降ったのは、たった5回しかありません。一年のうち200日以上が平均気温21℃以上で、降水量も年間200~300mm前後と日本の1/5以下です。

ただし市内は入り江や丘や山、峡谷で囲まれているため、これらの影響で一部地域によっては比較的暑かったり、雨が降りやすい場所もあります。

基本的に最も暑い8~9月でも最高気温が23~25℃の日が多く、夜には18℃前後にまで下がるので、かなり涼しいです。一番暑い日には32℃近くになることもありますが、湿度が低いため蒸し暑く感じることはありません。

12月ごろが最も寒くなりますが、気温9~18℃程で、夏に比べてそれほど下がりません。また真冬でも最高気温が25℃に達することもあります。

ただし、サンディエゴには南カリフォルニア特有の気候、「ジューングルーム(6月の花むこ)」とよばれるものがあり、6月になるとほとんど丸1ヶ月曇りになり、周囲が霧で覆われる日が続く年もあるので注意が必要です。

【↓サンディエゴの天気が悪い日が続く、ジューングルーム】

(via mysandiegosunrise)

3位.ビニャ・デル・マール(チリ)

(via airbnb)

チリの中部に位置する人口30万人の都市で、チリ国内で4番目の大都市です。首都サンティアゴから約120㎞離れています。ここはリゾート地として有名で、首都圏から観光に来る人が多いことで知られています。

【↓ビニャ・デル・マールの場所】

(via Google map)

この地域はペルー海流の影響を強く受けて、地中海性気候となっています。そのため、夏は乾燥して暖く(最高気温22~24℃)、気温はめったに30℃を超えません。

夏の夜はだいたい16℃前後まで下がります。また厳冬期は湿度が高く、昼間は13~17℃、夜は5~9℃で推移しており、氷点下になることはほとんどありません。

雨は主に秋と冬に降り、1月が最も多くだいたい100mm前後、年間では平均480mmです。年間降水量は、日本平均の1/4以下となっています。

4位.ポート・エリザベス(南アフリカ共和国)

(via Wikimedia)

ポート・エリザベスは、南アフリカ南部の海岸に位置する都市で人口は約30万人、都市圏内には約120万人が暮らしています。

【↓ポート・エリザベスの場所】

(via Google map)

ここは、「風の町」と呼ばれており、年中風が吹きます。しかし、決して強いものではなく、夏の暑さをやわらげてくれるような心地よいものです。

上位の市と違わず、ポート・エリザベスも一年中過ごしやすく、夏は湿度が低く温暖で、冬は涼しいことで知られています。年間の平均気温は18℃ほどで、夏はだいたい最高気温が25℃ほど。

まれに35℃になることはありますが、湿度が低く、夜になればたいてい20℃前後まで下がるので快適です。

冬の最低気温は8~14℃で、日中は20℃前後まで上がります。

このようにとても過ごしやすいのですが、少し残念なことは、1年を通して小雨がよく降ることです。ただし年間降水量は450mmほどで、日本よりはずっと少なく1/3以下となっています。

5位.ロサンゼルス(アメリカ)

(via wikimedia)

アメリカで2番目に大きい都市であり、人口は400万人以上に上ります。カリフォルニア州に位置し、先に紹介したサンディエゴ市からは約200㎞離れています

【↓ロサンゼルスの場所】

(via Google map)

ロサンゼルス市内は、1位で紹介したラス・パルマスよりも太陽が差し込む時間が長く、年間平均で3000時間を超えます。これは日本の1.5倍以上です。それゆえ雨が降ることも少なく年間降水量が400mm前後で、日本平均の1/4以下となっています。

1年のうち雨の日は、35日以下です。7~8月には1度も雨が降らなかった日もあるほどです。

夏は最高気温が23~25℃ほどで、1年を通して32℃を超える日は10日前後です。ただし40℃の猛暑を記録する日もあります。とはいっても、非常に乾燥しているため、夕方になると気温が一気に15℃ほどまで下がり、肌寒くなることがあります。

冬は最高気温が18~24℃、最低気温が7~16℃で推移するため、比較的過ごしやすくなっています。

ただし、市内でも内陸部と海岸部では気候に大きな差がある場合が見られます。あるときには、その差が10℃以上になる場合があります。特に内陸部では暑くなります。

5位(同順).カサブランカ(モロッコ)

(via wikimedia)

モロッコ最大の都市で人口600万人を抱えています。アフリカ大陸において最も巨大な金融センターであり、経済の中心地です。

【↓カサブランカの場所】

(via Google map)

モロッコの気候は、ロサンゼルスとよく似ています。年間降水量は400mm前後で晴れる日が多く、乾燥して暖かい日がほとんどです。気温は夏でも25℃前後が多く、夜は20℃前後でロサンゼルスよりも暖かく過ごしやすくなっています。

最高気温は40℃近くなる日もありますが、夜には乾燥しているため涼しくなり、寝苦しいことは少ないです。

7位.サンルイスオビスポ(アメリカ)

(via wikimedia)

ロサンゼルスとサンフランシスコの中間に位置する、人口約4万7千の小さな市です。こちらもロサンゼルスと同様、東海岸にあり、かなり温暖で過ごしやすい気候となっています。

【サンルイスオビスポの場所】

(via Google map)

年間の平均気温は15℃で、晴れの日が圧倒的に多く、平均287日に上ります。1年で降水がある日は、平均50日となっています。夏は最高気温が25℃前後で、夜になると12~15℃くらいまで下がることがあるため、多少寒さを感じます。

冬は、夜に最低気温が4℃近くまで下がる日もまれにありますが、氷点下になる日は年間4日以下です。また冬であっても、夏と同じく27℃を超える日が普通にあります。

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