すごい見た目の変わったヘビたち8種

1.ジャワヤスリヘビ

(via LOLWOT)

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完全な淡水生のヘビです。うろこがイボで覆われ、ザラザラとしてたるんでいます。
皮ふのたるみ具合や質感が、ゾウの鼻に似ていることから、英語では「象の鼻のヘビ(Elephant trunk snake)」と呼ばれています。

【↓このヘビの皮ふとゾウの鼻は似ている】

(via wikimedia)

大きさは最大2.5mほどで、胴が太く、獲物を絞め殺すのに適した体つきです。本種は完全な水生動物であるがゆえ、魚が主食です。このイボイボは、魚を長い胴体で締めつけた時に、取り逃がさないようにするすべり止めの役割を果たしています。

特にウナギなどのヌルヌルな粘液をまとう魚を食べることが多いため、このヤスリのようなイボイボは、本種にとって無くてはならないものです。

水から出すと、死にうる

(via imgrum)

ジャワヤスリヘビが、陸に上がることはめったにありません。もし陸に上がり、水場から離れてしまったら、陸上では自分の体重を支えることができず、動くことも困難となるので、死んでしまうことがあります。

ただし水中にいたとしても、40分に1回は空気を吸う必要があるため、水面から顔を出さなければなりません。

2.ハナナガムチヘビ

【↓威かく時のハナナガムチヘビ】

(via wikimedia)

緑の体色、先のとがった頭、ほっそりとした体つきが特徴のヘビです。主にタイやカンボジアなどアジアの熱帯雨林で、樹上生活を送っています。

上と下の写真を見比べると分かるように、威かく時のみ白と黒のウロコ模様が見え、通常時は緑色です。

【↓通常時のハナナガムチヘビは緑色】

(via ZooChat)

エサは、カエルとトカゲがメインで、樹上で木々にまぎれて、これらの獲物を待ち伏せます。

本種はカギ穴状の目をしており、立体的に見る能力に優れています。このおかげで、獲物との距離感をうまく詰め、正確に獲物の位置を把握しつつ狩りを実行することができます。

【↓カギ穴状の目】

(via wikimedia)

本種は毒を持っており、死ぬほどの強さではないものの、3日間は患部の痛みや腫れが続く中程度の毒性を保有しています。

3.ヘアリーブッシュバイパー(Atheris hispida)

(via wikimedia)

トゲのように貼り付いたウロコと、大きな目が特徴のヘビです。コンゴやウガンダ、ケニアなどの中央アフリカに生息し、森の中で生活しています。オスの大きさは75cmほどで、メスはこれよりも10cm以上小さくなります。

【↓大きな目と、ウロコの細かな突起が特徴】

(via hdimagelib)

本種は強い毒があるといわれています。噛まれると患部からの流血が止まらなくなり、血液が固まらなくなる障害が引き起こされます。それに加え、患部の強い痛みと腫れ上がりもセットでやってきます。死ぬこともあるそうです。

血清自体が開発されていないため、咬まれれば、命の危険にさらされる可能性もあります。しかし、そもそもこのヘビの生息地は人の住む場所からはずっと離れており、人間との接触がほぼ無いため、咬傷事故が起きることはめったにありません。

4.パラダイストビヘビ

(via Pixdaus)

(via factzoo)

毒々しい警戒色を体表に備える、見た目の恐ろしいヘビで、空中を滑空することでよく知られています。タイ・インドネシアなど、アジアの湿った森の中で生活しています。

モモンガやムササビよりも滑空するのが上手
【↓飛んでいる時のヘビ】

(via Studytub)

樹木間を滑空する動物といえば、モモンガやムササビを思い浮かべますが、今度からはこのトビヘビのことを思い出してやって下さい。なぜなら、このヘビは木の上から100m以上も滑空することができ、モモンガやムササビの滑空距離をはるかに超えるからです。

本種は上の写真のように、滑空中は体全体を平らにして、波状にうねらせる続けることで、フリスビーと同様の空気圧(揚力)を生み出し、飛距離を伸ばしています。

見た目に反して強い毒は持たない

この毒々しい見た目から、とてつもない毒が体にためこまれているのではないかと思ってしまいます。ですが、この毒は小さな昆虫程度にしか効き目はありません。

ヒトに対しては、ほとんど無害であり、危険性はかなり少ないといえます。

5.ヒゲミズヘビ

(via linksharingt)

(via wikimedia)

カタツムリのような2本の触覚が生えたヘビです。1番で紹介したジャワヤスリヘビと同様に、水中に生息しています。大きさは全長60~100cmほどで、胴体が太く、頭部は小さめです。

2本のツノは、とてもビンカン

(via Nick Michalski)

このツノは、ヒゲミズヘビにとっての目です。ツノは、わずかな振動でも感じ取ることができ、周囲の状況を把握するのに役立っています。

特に獲物が近くにいるとき、ツノが敏感に獲物の位置を察知することで、エモノの捕獲を容易にしています。また、目に頼ることがないため、例え真っ暗闇だとしても、エモノを捕まえることができます。

6.テングキノボリヘビ

【↓オス】

(via alphynix)

【↓メス:体色に大分違いがある】

(via Richard)

天狗のように鼻先がとんがっているヘビです。そして本種は、メスとオスではっきりと見た目が異なるかなり珍しいヘビでもあります。

オスは腹部が黄色、背中は茶色ですが、メスは全体が灰色に近いです。また頭から突き出しているツノの形も違います。オスは鋭く、先に行くほどとんがっていますが、メスは木の葉のようにギザギザが付いています。

このツノの役目については、正確なことは明らかになっていませんが、おそらく擬態に使われています。小枝や葉っぱの形を真似ることで、気づかれずにエモノを襲うことができます。

7.バルバドス・スレッドスネーク

(via Imgur)

【↓本種は口も目も非常に小さい】

(via A Walk on the Wild Side)

現在知られている中で、世界最小のヘビです。ミミズのような姿をしていますが、れっきとしたヘビであり、ホソメクラヘビというグループに分類されています。大きさは、最大で体長10cmほどにしかならず、厚みもパスタの域を超えません。

柔らかい土の中で過ごしているため、見つかる場所は、姿形がよく似たミミズとそう変わりありません。しかし、本種はカリブ海のバルバドス島にしか見られない種なので、本種とミミズを識別するような事態はまず起こらないといっていいでしょう。

食べるものは、シロアリとアリの幼虫です。一般的なヘビが食べるような物は、その小さな口に入れることさえできません。

8.サハラツノクサリヘビ

(via Ron Winkler)

アフリカと中東の砂漠に生息するヘビです。目の上にある2本の大きなツノが特徴ですが、これが無い個体もいます。

ツノの役割については、本種が砂の中に隠れた際に、ツノだけを出してエモノをおびき寄せるルアーとして使うと考えられていました。しかし現在のところ、そのような使い方は確認されていないため、このツノが何のためにあるのか、未だに分かっていません。

(via wikimedia)

サハラツノクサリヘビの大きさは体長30~60cmほどです。毒はあるものの、死にいたるほど強いものではないとされています。

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