地球上最強の毒・猛毒ランキングトップ10(半数致死量)

11位.VXガス 青酸カリの約500倍

LD50値:0.015mg/kg

(via wikimedia)

スポンサーリンク


化学兵器として開発され、人工としては最強の毒性を誇る物質です。オウム真理教による殺人や金正男の暗殺に使われたことで有名になりました。

VXガスは口や鼻からだけでなく、皮ふからも吸収され、筋肉のけいれんや呼吸困難をもたらし、死に至らしめます。

12位.リシン 青酸カリの250倍

LD50値:0.03mg/kg

(via wikimedia)

リシンはトウゴマの種子に含まれる毒物です。下剤として使われるひまし油の元です。

【↓種子に毒を含むトウゴマ】

(via wikimedia)

毒はベロ毒素と似たような作用であり、下痢や血便などが引き起こされます

13位.アコニチン 青酸カリの約25倍

LD50値:0.3mg/kg

(via wikimedia)

トリカブトに含まれる猛毒です。摂取するとおう吐、けいれんが引き起こされ、ひどくなると呼吸困難、心臓発作で死に至ります。かつてはアイヌ民族によって毒矢の毒として使われていました。

【↓アコニチンの毒を保有するトリカブト】

(via wikimedia)

14位.アマニチン 青酸カリの約19倍

LD50値:0.4mg/kg

(via wikimedia)

毒キノコのタマゴテングタケが保有する毒です。遅効性で、毒の摂取から10時間以後に症状が現れます。そのため、症状が現れてから治療にあたっても、手遅れになる場合があります。

初期症状としては、下痢、けいれんから始まり、4~5日以内に腎不全、肝不全などが進行し始め、約10日で死にいたります。

【↓タマゴテングタケ】

(via wikimedia)

15位.d-ツボクラリン 青酸カリの約15倍

LD50値:0.5mg/kg

(via wikimedia)

ツヅラフジ科のコンドロデンドロンという植物から抽出された毒成分です。南米の先住民が古くから狩猟の際に、矢毒として利用してきたことで知られています。傷口からこの毒が入り込むと、筋肉がマヒし、呼吸困難で絶命します。

【↓コンドロデンドロン】

(via lisaswritopia)

16位.サリン 青酸カリの約15倍

LD50値:0.5~mg/kg

(via wikimedia)

6000人以上の負傷者を出した地下鉄サリン事件で使用された毒です。1902年にドイツで化学兵器として開発されました。サリンは呼吸器だけでなく皮ふからも吸収される性質があり、極めて強い毒性を有しています。

サリンの毒にさらされると、1分以内に吐き気、腹痛、めまい、頭痛などに見舞われます。重症化すると、肺水腫、呼吸困難、全身のマヒを起こし、死に至ります。

17位.亜ヒ酸 青酸カリの約3.8倍

LD50値:2mg/kg

(via wikimedia)

除草剤や殺虫剤に使用される毒です。毒性の強いヒ素を含んでおり、摂取するとおう吐、下痢、血圧の低下、頭痛などに見舞われます。致死量を摂取すると、急性腎不全に陥り、絶命します。

18位.コルヒチン 青酸カリの約2.1倍

LD50値:3.53mg/kg

(via wikimedia)

イヌサフランに含まれている毒です。山菜のギョウジャニンニクと似ており、間違って食べることで中毒を起こすケースがしばしば報告されています。種子は高濃度のコルヒチンが含まれているため、ひとつまみくらい食べると死にます。

【↓コルヒチンを含んでいるイヌサフラン】

(via wikimedia)

19位.青酸カリ

LD50値:5~10mg/kg

(via wikimedia)

青酸カリは工業上重要な薬品であり、金鉱山において金と不純物の分離や金属のめっき、有機合成の試薬として使われています。日本でも年間3万トン近くが生産されています。

【↓青酸カリの粉末】

(via wikimedia)

青酸カリを摂取すると、胃酸と反応して青酸ガスが発生します。それが肺で血液中に吸収され、酸素を運ぶ赤血球の働きを阻害します。効果は劇的であり、摂取して数分以内に症状が現れます。酸素不足によって皮ふが赤らみ始め、徐々に意識を失い、低酸素脳症などで死に至ります。

20位.ニコチン

LD50値:7.1mg/kg

(via wikimedia)

タバコに含まれる毒であり、抽出すると無色の油状の液体となります。麻薬と同等の依存性があるうえに、人の体で代謝される過程で発がん物質となり、肺がんなどのリスクを激増させます。

ニコチンの致死量は、乳幼児でタバコ0.5~1本、大人で2~3本とされています。摂取すると、めまいや脈拍の上昇、興奮などの症状が見られます。多量摂取で、けいれん、意識障害、呼吸困難におちいります。

※毒の半数致死量については、毒学教室 (学研雑学百科),P73を参考にしました。

スポンサーリンク


※Youtubeのみ、文章の転載を禁じます。詳細について

よく読まれている記事

↓この記事が気に入ったらシェアしよう↓
(最終更新:2017年7月18日)コメント0
CATEGORY :

コメント投稿(メール、URLは必要なし)※表示されるまで時間かかります

*

何か問題がありましたら、以下のアドレスまでご連絡ください。早急に対処いたします。 thought0221あっとyahoo.co.jp(あっと→@) また記事に誤りがあれば、コメント欄にお願いします。
更新情報は以下から
→Twitter
→Facebook
by