いなくて良かった。絶滅した恐ろしい巨大肉食ほ乳類(重さ順)

先史時代に実在した恐ろしい肉食ほ乳類を、重さ順にご紹介します。全10種。

10位.ダイアウルフ 79kg

(via Wikimedia)

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およそ30万年前~1万年前のアメリカ大陸に生息していたオオカミです。

体長125cm、体高80cmほどで、現生のオオカミの大型種とそれほど変わりませんが、より頑強でした。体重が25%以上重く、骨はより大きく幅広で、筋肉が発達しています。

(via James St. John/flickr)

またアゴも頑丈で、オオカミより大きな歯が生えています。これはウマやマストドン(ゾウの仲間)など、大型のほ乳類を捕食するのに適していた考えられています。

9位.ティラコスミルス 120kg

(via wikimedia)

ティラコスミルスは肉食ですが、カンガルーと同じく、お腹に赤ちゃんを育てるための袋を持つ有袋類です。およそ700万年前~300万年前の南アメリカに生息していました。

全長は1.2~1.7mで、体重は80~120kg。その上アゴにある大きな犬歯はエモノの急所に突き刺し、一撃で仕留めるためにあります。

また、サヤのようなものが下アゴについており、口を閉じるとこの歯が収納される仕組みになっています。

【↓実際の頭蓋骨格】

(via Wikimedia)

8位.エピキオン 136kg

【↓右側がエピキオン】

(via Endgamer)

2000万年前~500万年前の北アメリカに生息していた大型イヌ科動物です。イヌ科にも関わらず、イヌよりもライオンの骨格に近く、非常に噛む力が強かったとされます。大きさは体長1.5m、体重91~136kg。

【↓エピキオンの標本骨格】

(via carnivoraforum)

7位.パキクロクタ 190kg

(via LazardiK/devianart)

巨大化したハイエナです。300万年前から40万年前のアフリカ東部および南部、ユーラシア大陸に生息していました。

大きさは体高90~10cm、体重は190kgになり、現在のメスライオンと同等の体格であったとされます。

本種は現代のハイエナのように、グループを組んで大型動物を狩っていたと考えられています。また、大型でスタミナが切れやすいこともあって、腐食あさりも積極的に行っていたようです。

6位.アンドリューサルクス 450kg

(via wikimedia)

5600万年前~3390万年前、現在のモンゴルに生息していたとされる肉食獣です。見つかった化石から予測される体長は最大382cm、体重は180~450kgで、現生のトラよりも大きかったとされています。

体は頑強で筋肉質、やや短めの足にはヒヅメがあり、オオカミやハイエナのような体型をしていました。

【↓大きな頭部を持つハイエナのような姿】

(via newdinosaurs)

しかし、オオカミのように早く動くことはできませんでした。また歯が肉を切り裂くようなものではなかったことから、彼らは川岸などで甲殻類を噛み潰して、それをエサにしていたのではないかと言われています。あるいは死んだ動物の腐肉あさりをしていたのかもしれません。

5位.スミロドン 470kg

(via Pikabu)

ネコ科史上最大級であり、大きなキバを持つサーベルタイガーの一種です。体長は2m近くに達し、体高が1.2mになります。

現在のライオンと似たような体型ですが、本種の方がよりがっちりとしていて筋肉質で、前脚がより発達していました。

上アゴに生えた鋭く巨大なキバは最大で28cmに達し、主に急所を狙って一撃で仕留めるために使われていたようです。

【↓巨大なキバを持つスミロドン:標本骨格】

(via Wikimedia)

しかし、後ろ脚が短かったため、ヒョウのように早く走れなかったとされています。そのため、グループを組んで足の遅い動物を狩っていたようです。

本種は北アメリカで、250万年近く生存したとされていますが、気候の変動や、他の肉食動物との争いに敗れるなど様々な要因で、絶滅に至りました。

4位.アンフィキオン 600kg

(via wikimedia)

クマのようでもあり、イヌのようでもある見た目から、ベアドッグと呼ばれている種のひとつです。

化石の発掘によって、北アメリカとヨーロッパ、アジア、アフリカの幅広い地域に生息していたことが分かっています。また、少なくとも1690万年前から260万年前まで生存していました。

(via newdinosaurs)

最大体長は2.5mで、現在のトラと同等の体格だったと推測されています。歯はオオカミのように鋭くて、首は太く、頑丈な脚をそなえていました。

おそらく現在のヒグマと同じような生活スタイルであり、雑食だったろうと考えられています。

3位.プセドーサイオン 773kg

(via valentint)

ベアドッグの最大種であり、犬のように長い脚を持ち、クマのように頑丈な体躯です。
本種は、2300万年前~530万年前ごろのユーラシア大陸、北アメリカに住んでいました。

(via The Rush Forum)

彼らはイノシシなどの大型ほ乳類や、葉やベリー類などを食べていたとされます。アンフィキオンと同様に、現在のクマと同じような雑食性だったと推測されています。

2位.ショートフェイスベア 957kg

(via wikimedia)

ショートフェイスベアは180万年前ごろに現れ、1万1千年前に起きた寒冷化により絶滅したクマです。

本種はもしかしたら、大きさでは史上最大の肉食獣だったかもしれません。2足で立つと体長が3.4~3.7m、肩高は1.5~1.8mあったとされています。

つまり、四つ足で歩いているときに人間の目線と同じくらいの高さがあったということになります。

【↓ショートフェイスベアの骨格標本】

(via wikimedia)

巨大な体を維持するためには、大量に食事をとらなければなりません。それゆえ、1日16kgもの肉を食べなければならなかったと考えられています。

1位.アルクトテリウム 1,749kg

(via Jai OM 18)

およそ200万年前~50万年前、南米の地上で食物連鎖の頂点に立っていたクマです。約260万年前に北米と南米の大陸がつながったことがきっかけで、彼らの祖先が北米から南米に移住してきました。

アルクトテリウムは、史上最大級のクマであり、二足で立つと3.4mに達し、人の身長の2倍近い大きさになります。そして体重は1,588~1,749kgあり、ヒグマの2~9倍にもなるのです。

(via prehistorico)

彼らは現在のクマのように雑食傾向が強く、様々な植物を食べていたとされます。また、当時存在していた体長6mのナマケモノなど、巨大ほ乳類も捕食していたようです。

しかし本種は、彼らの後に南米へ移動してきた大型肉食ほ乳類との競争に敗れ、絶滅しました。

データ値:Top 10 of Everything 2017,Paul Terry,pp16

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