年間数百万回落雷する日本。雷に関連した雑学

雷に関連した雑学をご紹介します。全14種。

1.世界中で毎年約2万4千人が落雷により亡くなっている

(via allsWalls)

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年間で平均24万人が落雷により負傷し、2万4千人が亡くなっています。

多くの場合、雷が人に直撃することは少なく、間接的に感電することで死傷します。たとえば、落雷した付近で金属製手すりに触れていたり、大きな木の下で雨宿りしたりするときです。

また、落雷によって発生する火事や爆発でも多くの犠牲者が出ています。

2.日本では毎年数百万回、落雷が起きている

(via Joost Rooijmans/flickr)

日本各地で落雷は頻繁に起きています。特に7~8月に落雷が集中しており、年によっては7、8月だけで100万回の落雷を記録することがあります。

3.北海道は最も落雷しにくい都道府県

(via Wikimedia/Pixabay)

北海道でも地域による格差はありますが、最も雷が発生しやすい7~8月において湿度が低いため、雲が発生しにくく、落雷が起こりづらい気候といえます。

実際に気象庁の統計によると、札幌の雷日数(雷を観測した日の合計)は、平均8.8日で最も低くなっています。

一方日本海側では、雷日数が軒並み多く、金沢は42.4日、新潟は34.8日など、札幌の4倍以上です。

4.日本での死亡者数は年間10人以上

(via Seeker)

少し古い統計になりますが、1994~2003年の警察白書によれば、日本での落雷による年平均被害者数は20人。うち死亡者数は13.8人となっています。

死亡率は70%前後に達し、これは世界的に見てもかなり高くなっています。世界平均は30%前後、アメリカでは15%ほどで日本の1/5程度です。

5.日本の落雷死亡率の高さは、危険意識の低さが原因

【↓木の下に雨宿りして、死ぬケースが多い】

(via Darren Pearson)

日本の落雷による死亡率が世界平均の2倍以上なのは、日本人の雷に対する危険意識の薄さゆえです。雷が起こりそうな場所でも、木の下で雨宿りして、やり過ごそうとする人が多いのです。

もし雨宿りしている木に落雷した場合、雷が直撃するのとほとんど変わらず、極めて死亡率が高くなります。また、雷が鳴っていたとしても、外出する人の多いことが、さらに落雷のリスクを高めています。

日本では防雷意識の啓蒙はあまり行われていませんが、アメリカの海洋大気庁では、「雷が近づいたら、建物の中へ入れ!!」をスローガンとし、広く国民に落雷被害の防止を訴えかけています。

6.稲妻一つで、8千枚以上のパンが焼ける

(via FACTSlides)

一つの稲妻が持つエネルギーは、おおよそ15億ジュールです。

ここで1000ワットのオーブントースターでパンを3分焼いたとしたら、そのエネルギーは1000(ワット)x180(秒)=180,000ジュールとなります。つまり1枚焼くのに18万ジュールのエネルギーが必要だと仮定します。

すると1つの稲妻で焼けるパンの数は、15億(ジュール)/18万(ジュール)=8333枚となります。

ただし落雷はあっという間で、たった1万分の1秒にすぎないので、実際にパンを焼くことは不可能です。

7.落雷によって、サッカーチーム全員(11人)が一度に死亡

(via BBC News)

1998年、コンゴ民主共和国でサッカーの試合中、サッカーフィールド上に落雷し、アウェイチーム(敵地で試合するチーム)が全滅するという信じられない事故が起きました。

落雷したのは中盤戦で、1-1の熱戦を繰り広げていた最中だったといいます。落雷で、チーム以外にも30人近くがヤケドを負いました。アウェイチームは、20~35歳の11人が全員死亡しています。

しかしホームチームは奇跡的なことに、死傷者が一人も出ませんでした。この事件から、「誰かが魔術を使い、敵チームを呪ったのではないか」という噂が、コンゴ住民の間で広まりました。

8. 1918年に654匹のヒツジが大量死する落雷が起きた

(via Futility Closet)

1918年7月18日、アメリカ・ユタ州のミルキャニオンピークで、654匹のヒツジの群れが雷に打たれて死亡しました。周囲20mがヒツジの死骸で一杯になり、その中には一匹も生き残った者はいませんでした。

このような落雷による大量死は、2016年にも起こっています。ノルウェーで323頭のトナカイが落雷で一度に死んだのです。

【↓大量死したトナカイ】

(via PatrynWorldLatestNew)

トナカイは群れをつくる性質があるため、このような大量死につながりました。おそらく全員が雷に直撃したわけではなく、大地を通して大電流が流れた結果、大量に感電死したとされます。

9.男性のほうが女性よりも5倍雷に打たれている

(via TV Talk)

アメリカ海洋大気庁の調査によれば、2006~2012年の落雷の死亡者は、男性が82%を占めていると報告しています。男性は多くの場合、アウトドアでのレジャー中に雷に打たれて死んでいます。

一方女性が落雷で亡くなる場合は、日常での作業中です。これらから、男性はより雷に打たれやすい環境に接することで、感電死するリスクを上げていることが分かりました。

10.雷に打たれると、リヒテンベルク図形と呼ばれるヤケド痕が残る

(via Caak)

人の体のような絶縁物質に雷が落ちると、「リヒテンベルク図形」という稲妻のような放射状の模様を作ることがあります。

この減少は絶縁物が破壊されることで起きるため、ガラスや樹脂などの固体や空気中でも見られます。

【↓人工的に作り出された3Dのリヒテンベルク図形】

(via wikipedia)

11.稲妻の温度は、太陽表面の5倍高い

(via wikimedia)

太陽の表面温度がおよそ6000℃に対して、稲妻の温度は3万℃にも達します。たとえ一瞬だとしても、太陽よりも稲妻は熱いのです。

ただし太陽の場合、中心まで行くと1500万℃に達するので、こうなると全く相手になりません。

12.ベネズエラのマラカイボ湖は、地球上で最も雷の回数が多い

(via El Confidencial)

南米・ベネズエラのマラカイボ湖では、毎年140~160夜、1日あたり10時間に渡って、平均2800回も稲妻が見られます。

湖の周囲は非常に明るく、400㎞離れた先でもその雷光を確認できるほどだといいます。この現象は16世紀頃から既にヨーロッパ中に知れ渡っており、長年航海の際に大きな目印として役立っていました。

このような現象が起こる原因は、周囲に沼地が多いこと、そして山に囲まれ、雲が形成されやすいためだとされています。

13.火山の噴火で、雷が発生することもある

【↓火山雷】

(via reddit)

火山雷と呼ばれる現象で、噴火によって飛び出した火山灰や水蒸気、火山岩が摩擦を起こすことで発生します。そのため、溶岩を大量に噴き出す火山では見られません。

14. 18世紀のパリでは、避雷針付きの傘が流行していた

(via wikimedia)

避雷針が18世紀に発明されて以来、フランス・パリでは避雷針を取り入れたファッションが人気を集めました。傘の他、避雷針を付けた帽子も流行していたようです。

避雷針付きの傘は、写真のように中央に金属の棒が突き出しており、その棒から電気を逃すための金属の鎖がつながっていて、接地するようになっていました。

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