知らなかった動物の残酷&悲しい雑学14選

2017年9月3日

1.メスのフェレットは、交尾できないと死んでしまう

(via U.S. Fish and Wildlife )

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フェレットのメスは、発情期を迎えた後、長い間交尾できないと命に関わります。それは他のほ乳類と異なり、一度発情期を迎えると妊娠するまで発情したままだからです。

フェレットが発情期を迎えると、エストロゲンと呼ばれる女性ホルモンが分泌されます。これが悪さをします。長期間交尾しないと、エストロゲンの濃度が高くなり、骨髄に悪影響を与え始めます。

すると骨髄が血液を作らなくなっていき、貧血になりやすくなります。最終的には、この貧血が重症化したり、免疫が弱まって他の病気にかかったりして死に至ります。

なのでフェレットをペットとして飼う際は、避妊手術(卵巣摘出)を受けさせてからでないと、大変な苦しみを与えることになりかねません。

2.野生のキリンは、1日に30分ほどしか眠れない

【赤ちゃんのときの寝相】

(via flixal)

野生のキリンは、1回の睡眠が5分以上になることはありません。たいてい1分ほどの睡眠を複数回とります。これは、外敵からの襲撃にそなえるためです。また寝るときは、半目を開けて直立し、いつでも臨戦態勢です。

一方で、動物園のキリンは外敵がいないのでよく眠ります。1日の平均睡眠時間は、4.6時間にもなります。

また通常、野生では赤ちゃんのときにしかに見られない首を曲げて寝る姿(上の写真)が、動物園では成体でも見られます。

3.採卵用のニワトリは、ヒナの雌雄鑑別でオスだと分かると、即座に粉砕機で殺される

(via mnogolok)

採卵用で最も一般的な白色レグホンという品種では、オスは卵を産めず、肉にしても美味しくないことから、ヒナの雌雄鑑別の際に処分されています。一方で肉用のニワトリは、オスメス関わりなく育てられ、鶏肉として出荷されます。

【白色レグホン、日本の卵の80%を占める】

(via wikimedia)

4.肉用に育てられるニワトリは、品種改良のしすぎで歩行困難になる個体が30%を占める

【肉鶏は、超過密状態で育てられることがある】

(via wikimedia)

肉用のニワトリとして最も一般的なブロイラーは、度重なる品種改良で、成長スピードがありえないくらい上昇しています。通常の自然個体では成体になるのに120~150日前後かかりますが、改良種はたった40~50日しかかかりません。

品種改良によって3倍以上も成長速度が早められているわけです。その急激な成長は、ブロイラーの体の大きな負担になります。実際にブロイラーの30%ほどが歩行困難になり、3%が歩行不能となっています。

心臓に対する負担も大きく、100匹に1匹が心臓病で死亡しています。

5.ブタの知能は、平均的な3歳児よりも高い

(via Pixabay)

ブタはイヌよりも知能が高く、サルなどの霊長類に匹敵するくらい賢いことが分かっています。これほど知能の高い動物が、世界中で毎日300万匹も殺されているのです。

私たちは、ブタと関わりあう機会が少ないためにほとんど彼らのことを理解していません。ブタはとても社交的で遊び心に満ち、保護欲が強く、愛情深い性格をしています。

そして、ブタも人間と同じように夢を見ます。また自分の名前を理解し、いろんなことを学習します。ゲームをやったら、サルよりも上手いくらいです。

また彼らは人間のようにしゃべります。ただ単にエサを求めてブーブー言ってるだけかと思いきや、20以上の鳴き声を使い分けて仲間と会話しているのです。

それは、人類の多くが26文字のアルファベットを使って会話するのと同じことです。

6.サメは毎週、平均して1本の歯を失う

(via WeatherPlus)

サメの歯は簡単にダメになってしまいます。人のように歯根が無く、歯がアゴの骨に固定されていません。サメの歯は皮ふに埋もれているだけで、エサを食べたときに簡単に取れたり、欠けたりします。

ですが、サメの歯はいくらでも生えてきます。サメは歯列が5~50列ほどあり、ダメになった歯は後ろ側にある新しい歯から、ベルトコンベアのように補充されます。

歯は死ぬまで再生し続けます。たとえばホオジロザメでは、一生に3万回も歯が生え変わると言われています。

7.鳥は重力が無いと食事できない。宇宙には連れていけない

(via Max Pixel)

NASAではかつて、鳥は世話をする手間がほとんどかからないことから、宇宙へ連れていく計画が立てられていました。しかし、研究の結果、重力が無ければエサを飲み込むことが出来ないと分かったのです。

そのため、この計画は断念されることになりました。

8.セミは最大17年間も、地下の暗闇で暮らしている

(via Wikimedia )

セミの成虫の寿命が、とても短いことはよく知られています。たった数週間~1ヶ月ほどです。これほど短い寿命でありながら、彼らは、大変な困難を乗り越えて、成虫になりました。

セミは真っ暗な土の中で、3~17年も過ごしてきたのです。

彼らは幼虫の間、土の中で木の根っこに貼り付き、水分を吸いながらじっとしています。セミたちは、永遠に続くような時間の中で、空に飛び立てる日を待ち続けていたのです。

9.ウミガメは一生、自分の母親に会うことができない

(via Pixabay)

母親は海から上がって砂浜で卵を産むと、再び海の中へ潜っていきます。母親も父親も子どもの育児には一切関わりません。

しかもウミガメの回遊距離は数千㎞になるので、広い海の中では、親どころか兄弟姉妹でさえ遭遇することは困難です。

たとえ親と遭遇できたとしても、両親の顔を見たことすらないので、そのウミガメにとっては誰だって知らないウミガメなのです。

10.カゲロウの成虫の寿命は、たった24時間

(via wikipedia)

成虫のカゲロウは寿命がたった1日です。地球上で最も短命な成虫と言われています。

しかし、もっと寿命が短い種もいます。カゲロウは2500種以上いて、その中には数時間しか生きられない種もいるのです。

カゲロウは繁殖のためだけに成虫となり、配偶者を見つけて交尾したら、彼らの一生はそれで終わりを迎えます。

11.ピットブルは凶暴で危険な犬と言われているが、かつてはベビーシッター犬と呼ばれていた

(via ranker)

ピットブルは、他の犬種以上に従順さと愛情深さを持ち合わせています。小さく弱い者に対しても献身的な姿を見せることから、19世紀後半~20世紀初期までは、ベビーシッター犬として子どものお世話を任せられていました。

病院にいる患者を癒やすセラピー犬としても、活躍していたほどです。

しかし、きちんとしつけをしなければ、闘犬の血気盛んな性質も持ち合わせているため、人を襲うことがあります。そうして正しいしつけを受けなかったピットブルが、人を傷つけ、その悪評が広まり、危険な犬と見なされるようになったのです。

12.世界一長寿な動物であった貝の「明」は、年齢を調べる調査の時に死んでしまった

(via wikimedia)

なんとも皮肉なことですが、貝の年齢を調べている時、研究者がこの貝を誤って開けて殺してしまい、「明」の長寿記録を終わらせてしまいました。年齢は、507歳でした。

生まれは1499年で、中国の明の時代(1388~1644年)に誕生したことから「明」と名付けられました。2006年にアイスランドで地球温暖化の調査のために漁獲された個体でした。

もし、きちんとした方法で年齢が調べられていたら、この貝は現在も生きていたかもしれません。

13.ネズミは仲間が悲しくなると、自分も悲しくなる

(via Wikimedia )

ネズミも人間と同じように、仲間に対して「感情移入」することが明らかになっています。これは、以下の研究成果にもとづいています。

モントリオール大学の研究で、同じオリの中にいる複数のネズミの1匹に痛みを与えた後、仲間のネズミに同じ痛みを与えると、後に痛みを与えたネズミの方が、より強い痛みを感じることが判明したのです。

つまり、ネズミは仲間の痛がる姿を見て、痛みに共感して敏感になり、同じ痛みを与えたにも関わらず、より強い痛みを感じるようになったということです。

ただしこの共感は、同じオリの中で数週間一緒に過ごしていないと見られません。仲間意識が芽生えてないネズミの間では、共感は起こらないのです。それが人間との大きな違いです。

14.パンダの赤ちゃんは、たいてい双子で生まれるが、ほぼどちらか1匹は母親から捨てられる

(via CNN)

野生であれ動物園であれ、パンダが双子の赤ちゃんを産む確率は50%です。ですが、育児は基本的にどちらか1匹しか行いません。

パンダの母親は、目が見えない赤ちゃんを常にかかりっきりでお世話することになるので、2匹同時に育てる余裕はありません。育児放棄された赤ちゃんは、野生ではすぐに死んでしまいます。

ですが、動物園ではどちらか一方を人間が育てたり、赤ちゃんを時間ごとにすり替える作戦で母親にだましだましお世話をしてもらっています。

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Posted by uti