実は意味があるけど、あまり知られていないアレ

2019年2月5日

ボールペンのキャップにある穴は何のためにある?フライパンの取っ手にある穴は何のため?これらにはきちんと意味があって作られている。今回はこのようにあまり知られていないが、実は見た目以外に意味があるモノをご紹介していこう。全10個。

1.ジーンズのお尻のポケットにあるボタンは、ただの飾り?

(via wikipedia)

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ジーンズのポケットによくあるボタンは、「リベット」と呼ばれている。これはポケットの端など、破れやすい箇所を補強するために打ち込まれたものである。これのおかげでジーンズの耐久性が上がり、長く履けるようになる。

ただし現在では補強目的でなく、デザインのためだけに使われていることがある。

2.カップの底のミゾ

(via reddit )

マグカップの底にあるミゾは、食洗機などで皿洗いする時のことを考えてつけられたものである。食洗機にこのコップを逆さまに入れて洗うと、底の部分に水がたまりづらくなるのだ。このミゾのおかげで、コップを取り出した時に水がこぼれて足がぬれることがなくなる。

またその他にも、熱いものを入れた時にミゾから冷たい空気が入ってくることで、コップに亀裂が入りづらくなる。

3.片手鍋の取っ手にある穴

(via Guff)

フライパンや鍋の取っ手についた穴は、2つの役割がある。フックにかけて収納するのに使うことと、料理中にヘラやお玉を穴に掛けて、周りを汚さないようにすることである。

4.ボールペンのキャップに空いた穴

(via Daily-Stuff)

陰謀論者によれば、このキャップの穴はインクを早く乾かし、ペンの寿命を短くすることで、より多くペンを買ってもらおうという企業の策略だという。

だがそうではなく、その役割は2つある。一つに、ペンの内部と外部の圧力を均等化することでフタを開け閉めしやすくすること。もう一つは間違って飲み込んでしまった時に、この小さな穴が気道を確保する役割を果たすことだ。

5.帽子についたぽんぽんは、可愛いだけじゃない

(via wikimedia)

ニット帽のぽんぽんは、てっぺんにある縫い目を隠すのに使われ、可愛らしい飾りとして多くの人から愛されている。

だが元々は、船乗りが船内の低い天井から頭を保護するために導入された。また荒波の中で、船員が頭をぶつけて怪我しないようにするのにも役立っていた。

6.メジャー (巻尺)の端にある小さな穴

(via pxhere)

この穴は、ここに釘を挿しておくことで、片方の手を使わずに長さを測れるようにするため存在している。

また以下の穴の部分も、釘でメジャーを抑えるのに使える。

(via seejanedrill )

さらに端に付いたギザギザは、測定場所の目印をつけるのに使う。

7.燃料計のマークの矢印

(via IGotTheDeadInMyHead)

この矢印は、給油口がどちら側についているかを示している。車によって給油口の位置が異なる場合があるので、レンタカーを借りた時などはとても便利。

8.iPhoneの背面カメラ近くにある小さな穴

(via unsplash)

この小さな穴はフラッシュではなく、マイクである。主に背面カメラを使った時に作動し、また音声認識もする。

iPhone5以降はマイクが3つ以上になり、iPhone6s以降は4つになっている。iPhone7ではフロントカメラに一つ、Lightning端子近くに2つ、背面カメラ近くに1つある。

9.南京錠の鍵穴の横にある小さな穴

(via Steven Mileham)

この穴は、外部から錠の中に入り込んだ水を排出するためにあり、目詰まりやサビが起きないようにしている。またここから潤滑油を入れることで、南京錠の動きをなめらかにするのにも使われる。

10.新しい服に付いてくる余分な生地

(via scoopwhoop)

シャツやズボンを買ったら一緒に付いてくる生地は、破れたときの継ぎ当てに使用するものだと思われがちだ。だが本来は、その用途ではない。これは漂白剤や洗濯洗剤を使ったときに、その衣服の色落ちや縮みをテストするために付いているものなのだ。なので、お気に入りの服を洗う際には、先にこのサンプルを洗って試験してみると良い。

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雑学

Posted by uti