たった数秒で人生を台無しにした人たち

海外掲示板に「たった数秒で人生を台無しにしてしまった人を見たことがある?その人はどうやって台無しにした?」という質問スレッドが立った。それに対する掲示板ユーザーの回答を厳選してご紹介しよう。

ベナドリル・チャレンジをした少女

(via dailymail)

このチャレンジを知らない人は、その内容を聞けば、どれほど愚かなチャレンジかが分かると思う。何をするかというと、アレルギー症状を抑える抗ヒスタミン薬のベナドリルを10錠くらい大量に飲んで、眠らないようにすることだ。(ベナドリルには、副作用として眠気がある)

(via amazon)

眠気をしのいだ後は、とてもいい気分になるそうだ。これを経験した人は、幻覚を見たり、手が震えたりすると言っている。

これはTikTokで始まったチャレンジで、人気が出てくると、多くの人が挑戦するようになった。

言うまでもなく、最悪の事態が発生した。上の写真の少女は、この愚かな挑戦のために15歳で亡くなった。下の写真の女の子は、オーバードーズで死にかけた。

(via medpagetoday)

 
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(via Justin sacco)

これは2013年12月20日、ロンドンの空港で搭乗を待つ間に、ジャスティン・サッコが174人のTwitterフォロワーに向けて送ったツイートである。このツイートに誰からも返信がなかったので、彼女は飛行機に乗ってスマホの電源を切った。

その飛行機がケープタウンに到着したときに、彼女はスマホの電源を再び入れた。そして、自分の人生が台無しになったことに気づいたのだ。

彼女の174人のフォロワーの中に、このくだらないジョークに腹を立てた人がいて、その怒りがリツイートで共有され、連鎖反応を起こした。

携帯電話の電源を入れたジャスティンが目にしたのは、ツイッター上の何千人もの人々が、自分に怒りをぶつけている姿だった。「#HasJustineLandedYet(ジャスティンはまだ着陸していないのか)」というハッシュタグで、世界1位のトレンドになるほどだった。

それからまもなく、彼女の上司から「解雇」の電話がかかってきた。 そして、多くのメディアやブログにこの話が取り上げられ、彼女は辱めを受けることになった。

 

(via ebay)

17歳くらいの時に、友達とキャンプに行った時の話。

どこかの子供が、テントを地面に固定するペグをハンマーで打ち込んだ後、他の人のテントに向かって何の理由もなくハンマーを投げつけた。テントの中にいた女の子が、そのハンマーをまともに口で受けてしまった。

女の子の歯が何本か砕け、それらの歯が喉に詰まった。その女の子はテントの中で一人、砕けた自分の歯を喉に詰まらせ、顔から血を流しながら、何が原因で怪我をしたのかも分からずに死んでいった。

 

(via Joe Pizzio)

同級生の同居人が、2~3年前にマクドナルドの駐車場でバク転をして、下半身不随になった。 彼は数ヶ月前に自殺してしまった。

 

(via huffpost)

私の知り合いに、すごく高いところに行って、そこからぶら下がって写真を撮るのが好きな人がいた。その知り合いは、巨大なクレーンの上に登り、写真を撮っている最中に落ちてしまった。

今ではSNSでそのような写真を見るたびに泣きたくなり、命を落とす前にやめてほしいとお願いしてる。

 

(via Pedro Gonzalez)

私が20代前半の頃、同年代の多くがフロリダのパナマ・シティ・ビーチで休暇旅行をしていた。私達のグループは、そのビーチのモーテルに泊まっていた。飲んで騒いだ後は、みんなでバルコニーに出た。

隣のホテルは、私たちの真向かいにバルコニーがあった。そのためホテルが違っていても、向かい合わせのバルコニーで他のグループと一緒に遊んだり、パーティーしたりできた。

そして反対側のバルコニーでは、若い男性グループの一人がかなり酔っ払っていた。

彼は3階のバルコニーから7mの距離をジャンプして、私がいた3階のバルコニーに乗り込もうとしていた。それはどうみても不可能な挑戦だった。彼が手すりから飛び降りた瞬間、私たちは何が起こるかを予測できた。彼はまるでプールに頭から飛び込むようにジャンプした。

もちろん、彼の挑戦は失敗した。彼はコンクリートの道に頭から着地した。恐ろしいことに、彼は首の骨と頭蓋骨を骨折したが、一命を取り留めた。

安全を考えずに下した決断が、彼の人生を台無しにしてしまった。この落下により四肢麻痺となり、脳にもダメージを受けて植物人間のようになった。

本人も家族も、あのままの状態で32年間を過ごすくらいなら、転落事故で死んでしまえばよかったと思ったかもしれない。彼は50歳で亡くなった。

あの日以来、ベッドの上で動かせない体に閉じ込められ、表現できない思いを胸に抱いて過ごしてきたと思うと、ものすごく辛かっただろうと思う。

 

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物語

Posted by uti