【キモ可愛い】タランチュラ・蜘蛛の種類と有毒性(図鑑・画像45種)

2016年9月7日

27.ブラジリアン・ブラックアンドホワイト

蜘蛛画像 55
分布:ブラジル
全長:メス14cm、オス12cm

地表の多湿環境を好んでいる。
白黒のコントラストが目を惹く、珍しい色のタランチュラである。全身に薄いピンク色のせん毛が生えている。
気性は少し荒めで、やや変わった動きをするので扱いには注意を要する。
スポンサーリンク

28.ブラジリアン・ビンクブルーム

蜘蛛画像 56
分布:ブラジル
全長:メス18cm、オス16cm

地表の多湿な環境を好む。
オスには特徴的な花びらのようなピンク色の金属光沢が見られる。また最終的には、頭胸部のみならず、脚や牙までもがパープルピンクに染まる。
気性はそこまで荒くないが、比較的毛を飛ばすので扱いづらい。

29.エクアドリアン・レッドブルーム

蜘蛛画像 58
分布:エクアドル
全長:22cm

地表に生息し、27度前後の多湿環境を好む。
オスは、腹部に赤色の金属模様が入る事が多い。気性は荒く、よく威嚇する。しかし、体から毛を飛ばすことは少ない。

30.レッドアイランド・バードイーター

蜘蛛画像 59
分布:ホンジュラス
全長:メス20cm、オス12cm

メスにのみ赤色の金属光沢が見られる美しい種である。オスは黒色。
地表の多湿環境を好む。
気性が荒く、1箇所にとどまって威嚇するのではなく、素早く動きつつ威嚇するため、初心者には扱いにくいとされている。

31.コロンビア・レッサーブラック

蜘蛛画像 61
分布:パナマ、ベネズエラ、コロンビア
全長:メス20cm、オス17cm

頭の部分にピンク色の金属光沢を持つ美しいタランチュラである。
地表の多湿な場所で生活している。
動きは非常に素早く、臆病で、刺激に対してすぐに駆けまわるので扱いはかなり難しいとされる。
この種は、他のタランチュラに比べ、産卵数が少なく、育成がしづらいためほとんど出回っていない。

アフリカに生息するタランチュラ編

32.ストレート・ホーンド

蜘蛛画像 19.0 蜘蛛画像 19.1
分布:ジンバブエ、モザンビーク
全長:メス18cm、オス9cm

頭胸部の突起によって特徴づけられるタランチュラ。
この角は、消化を助けたり、貯水のためにあるとされているが、他のタランチュラとくらべても、さほど絶食や乾燥に強いわけではない。
寿命は7~8年で、大型種にしては比較的短い。地中に巣穴を作って生活している。
気性は荒く、威嚇時には、垂直に飛び上がって、地面に脚を叩きつけながら発声する。

33.カーブド・ホーン

蜘蛛画像 20.0
分布:南アフリカ
全長:14cm

乾燥地帯の地中で生活している
角がカーブしているのが特徴である。
凶暴で動きが素早い。

34.キリマンジャロ・マスタード・バブーン

蜘蛛画像 22.0
分布:西アフリカ
全長:メス14cm、オス10cm

黒錆のような深い黒色のタランチュラである。地中で生活しており、寿命は7~8年程度である。
毒性は強い方なので、素手で触らないほうが良いだろう。

35.キングバブーン

蜘蛛画像 23.1蜘蛛画像 23.0
分布:ケニア
全長:メス20cm、オス11cm

多湿環境の地中で生活している。
自然下では、数mに及ぶ深く長い巣をつくる。
鳴くタランチュラとしても知られており、この種は最も綺麗にかつ大きな鳴き声を出すことで有名である。
気性は荒いが、動きは鈍く、扱いはそれほど大変ではない。

36.トーゴ・スターバースト

蜘蛛画像 24.0
分布:中央アフリカ、西アフリカ
全長:メス16cm、オス11cm

タランチュラとしては珍しく白色である。
多湿環境の地中に巣穴を作って生活している。
非常に動きが早くすばしっこい。
また、毒性もタランチュラとしては強めで、これまでに人が死亡した例は報告されていないが、強い痛みやかゆみを生じることがわかっているので、取り扱いには注意が必要である。

37.ウサンバラ・オレンジ(スターバースト・バブーン)

蜘蛛画像 26.0
分布:アンゴラ、中央アフリカなど
全長:メス14cm、オス10cm

アフリカを代表する美しいタランチュラの一つである。
このような模様と黄金色は他に類がなく、非常に人気がある。
乾燥地帯に住んでいるため、あまり水分がある環境を好まない。
気性は非常に荒く、動きも素早く臆病である。
また、毒性も比較的高く、痛みで1~2日ほど寝込んでしまったという話もある。

アジアに生息するタランチュラ編

38.インディアン・バイオレット

蜘蛛画像 1.0
分布:インド
全長:メス12cm、オス10cm

脚部の紫色が特徴的なタランチュラ。
地中棲で、巣を地中から地表面に、不規則に展開させる。
性格は荒めだが、走ったりすることはなく威嚇のみでそこまで扱いづらくはない。

39.シンガポール・ブルー

蜘蛛画像 3.0 蜘蛛画像 3.1
分布:シンガポール
全長:メス20cm、オス10cm

全体が濃い青色で覆われたタランチュラ。
地中あるいは樹木の上で生活している。
気性はかなり荒く、最悪の部類に入るが、見栄えが良く、格好良いのでタランチュラ好きにはかなりの人気がある。

40.マレーシア・アースタイガー

蜘蛛画像 4.0
分布:マレーシア半島
全長:メス20cm、オス14cm

アジアで見られる種の中では最大級のタランチュラである。
気性はかなり荒いが、威嚇する様は非常に格好良い。

41.タイランド・ゼブラレッグ

蜘蛛画像 7.0
分布:ミャンマー、タイ、カンボジア
全長:メス10cm、オス10cm

脚部に2本のストライプが入るのが特徴である。
タイではこの種を食用として活用している。
最近では、乱獲により生息数が激減し、保護の対象になっている。
このタランチュラは、気性が荒く、動きも素早く取り扱いは難しい。

42.ヘドミナーズ・タイガー

蜘蛛画像 8.0
分布:ベトナム、タイ、カンボジア
全長:メス15cm、オス10cm

腹部がトラのような模様であることから「タイガー」という名前が付けられた。
高温多湿な環境を好み、気性は荒いため飼うのは難しい。

43.コバルトブルー

蜘蛛画像 9.0
分布:ミャンマー、タイ
全長:メス12cm、オス8cm

コバルトブルーの名にあるように、メタリックな青から、やや緑がかった青まで個体によってその色は様々である。
非常に人気が高い種であるが、気性はかなり荒く、毒性も強い。
そのため、国内でもペットとして飼っていたこの種に噛まれた例が、数多く報告されている。

44.インディアン・オーナメンタル

蜘蛛画像 11.0 蜘蛛画像 11.1
分布:インド
全長:メス22cm、オス18cm

多湿環境の樹木上に生息するタランチュラである。
名前の(オーナメンタル=装飾的な)が意味するように、模様は豪華で美しく、最も人気が高い種の一つである。
移動速度がタランチュラ最高ランクで、凶暴かつ毒性も高いことで知られている。

45.ゴーディ・サファイア・オーナメンタル

蜘蛛画像 16.0 蜘蛛画像 16.1
分布:インドのアナンタプールなど
全長:メス18cm、オス12cm

タランチュラの中で最も美しい種であるとも言われている。
樹上棲で、多湿環境を好む。
気性は荒く、扱いづらいことで知られている。

参考文献:節足動物ビジュアルガイド タランチュラ&サソリ ISBN: 978-4416706367 誠文堂新光社 (2006/12)

スポンサーリンク



動物

Posted by uti