正体が明らかになった謎の不思議物体・15個

海外の人たちが発見した謎の物体。その写真を掲示板に投稿したら、正体が判明したものをご紹介していこう。

1.地下室の天井に隠されていた。ガラスで出来ていて、テープか紙で縁取られている

(via jjwood84)

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スライド映写機の原型になった幻灯機(マジックランタン)のガラススライド。

(via wikipedia)

このスライドを幻灯機にはめると、ガラスに描かれた画像がスクリーンに投影される。17世紀頃に生まれ、18世紀から20世紀半ばまで広く使われていたが、それ以降35mmスライド映写機に取って代わられた。

【幻灯機で投影されたスクリーン】

(via mkmuseum)

2.何年も前から実家のガレージにあった。木の実か何かだろうか

(via Ryan4loco)

種が入ったさやで、オーストラリア原産のバンクシアという木に実る。

松ぼっくりのようだが、松とはあまり関係がない。針葉樹ですらない。さやの中心部は固くなっていて、大きなものは木工作品の素材として利用される。

【花が咲いた状態。花が落ちて内部があらわになり、乾燥すると上記写真のようになる】

(via wikimedia)

【バンクシアの種さやを使ったアロマデュフューザー(香り拡散器)】

(via amazon)

3.中学校で見つけた4つのパッド付きローラー

(via icallhimleon)

「ハグマシン」と呼ばれ、自閉症者(ASD)を落ち着かせるために開発された装置。このローラーの間に体を入れて圧力をかけることで、強度の精神不安や神経過敏を押さえることができる。

(via rhinouk)

この装置は、屠殺される前の牛を落ち着かせるために使う「スクイーズシュート」から考案されている。

【屠殺前のウシ:スクイーズシュートで圧力をかけられている】

(via wikipedia)

4.この車輪が付いた棒状のものは何だろう

(via 510babe)

割れ目など、狭い隙間に生えている雑草を取り除くガーデニング用品。

【使用例】

(via The Grommet)

5.ビーチで見つけた。固くて海藻のような匂いがする

(via Oromandi)

最大周囲30cmほどになる緑色の海藻類。和名は不明だが、学名は『Codium bursa』である。イギリス諸島の海岸で、水深10mほどの岩にくっついていることがあるという。

6.ガーデンセンターで購入した小さなテラコッタのカメ。何に使うんだろう?

(via dragonwool)

プランター用のスタンド。プランターの水はけをよくするために、下に3、4個置いて支える。

【使用例】

(via Goodman and Wife)

7.中国からこれが6つ入った袋がきた・・

(via JudiasGoldberg)

砂漠のシダ類、テマリカタヒバという植物。どんな乾燥状態にも耐え抜く能力を持つ。

【水を与えたテマリカタヒバのビフォー&アフター】

(via amazon)

【テマリカタヒバに水を与える動画】

水が無い状態になると、内側に丸まってボール状になり、その状態で数年間水無しで生き延びられる。その間損傷を受けることなく、水分の95%を失っても死なない。

地面や空気の湿度が再び上昇し始めると、植物は「蘇生」する。そして水分を補給すれば、光合成と成長能力が完全に回復する。

8.IKEAのコーヒーマグカップについてる底のミゾは何だろう?

(via HR_92)

水切りのためのミゾ。このマグカップを洗って逆さまに置いた時に、底に水が溜まらないようにしてくれる。

9.数年前にガレージセールで買ったもの。底面が青く光っているように見える

(via pikabu)

(via Polyglot)

コーヒー豆を粉砕する手動のコーヒーミル。でも壊れている。取っ手がなく、砕くところもないが、象牙製で高価な代物。青く光って見えるのは、誰かが青いガラスをのり付けしたのかもしれない。

(via Polyglot)

10.イギリスの玄関先で見たこのメガホンみたいな物体

(via vvvaaaggguuueee)

これはたいまつを挿し込んで消火するための器具。

街路灯が導入される以前、貧しい子供たち(主に男の子)が歩行者に付き添って道を照らす仕事があった。

(via Polyglot)

通常、この仕事で1/4ペニーが支払われていた。当時の価値だとこの金額は、1/4斤のパンを買えるくらいあった。子どもたちはお客の案内が終わると、この器具を使ってたいまつを消し、次の人が通りかかるのを待っていた。

11.父親の荷物から見つけた謎の物体

(via Supamandatho69)

これは氷上で釣りするときに使うアイスピック。このピックを釣りのときに首にかけておき、万が一氷が割れて海中に落ちてしまった場合、このピックを氷に刺して海中から這い上がれるようにする。

【実際の使用動画】

12.近所の人が玄関先に描いてくれた。中心に血が垂れているように見えるけど

(via LegendOfPooh)

ヒンドゥー教の女性が描いたと思われるコーラムという幾何学的な線画。この日は4月14日で、インドのタミル人が使用するタミル暦で、新年にあたる。その新年を祝うため、米粉やチョークを使ってコーラムが描かれたとされる。

【様々なコーラム】

(via nevsemix)

この線画の中央にある赤い物は、社会的・宗教的な印として使われるクムクムパウダー。サフランやターメリックを原料とした着色料の粉末である。

13.祖父が残していった不思議なもの

(via Polygamice)

左のモノは、アラスカ先住民のエスキモーヨーヨー。

(via Polyglot)

長さの違う2本のヒモを結びあわせており、そのヒモの両端にそれぞれヨーヨーが付いている。伝統的なものは、カリブーの腱からヒモ、アザラシの皮からヨーヨーをつくる。実際の遊び方は以下の動画で見てほしい

【エスキモーヨーヨー】

左のモノは、世界最古の楽器とも言われる『うなり板』。振り回すと音の出る、儀式的楽器として用いられた紐のついた板。かなり遠くからでも音が聞こえるので、離れた相手との合図としても使われていた。紀元前1万8千年ごろの物が、ウクライナで見つかっている。

【うなり板の音】

https://youtu.be/2ODGE2f7gLQ

14.中古屋で900円で購入。コーヒーテーブルのよう

(via Broghtworst)

タンドラムという鍵盤打楽器。切り目を入れたプロパンガスの空きタンクが楽器になることに着想を得て生まれた。このような形状は珍しく、金属製で丸形のものが一般的である。

【優しい音が特徴的】

15.日本人のおばあちゃんからギフトとして贈られてきた。一体なんだろう?

(via pikabu)

蛇籠(じゃかご)の形をした珍しい箸置き。

(via take-once)

蛇籠とは、竹材や鉄線で編んだ長いカゴに石を詰め込んだもの。河川の護岸や斜面の補強などに使用されている。

【実際の蛇籠】

(via wikimedia)

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