戦闘用に最適なフルーツ(投擲武器)

1.殺人サボテン、チョヤッ

(via petsweekly)

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(via Coyote Peterson)

チョヤッ(Cylindropuntia fulgida)は、食用可能なサボテンの一種であり、メキシコのソノラ砂漠に自生している。

このサボテンの恐ろしいところは、ほんの少し触れただけで茎が取れ、そのトゲが突き刺さることだ。

しかもトゲに返しが付いていて、刺さったときも、抜くときもかなり痛く、皮膚は傷だらけになる。

【返しがついたサボテンのトゲ】

(via wikipedia)

もしこのサボテンを投げつけられたら、体は無数のサボテンの茎で覆われ、動こうとすれば激しい痛みにさいなまれる。それゆえ、チョヤッを投擲武器として使えば、相手の動きを封じ込めることができるだろう。

【チョヤッの本体】

(via wikimedia)

ちなみに、本体から外れた茎は再生能力がある。外れた茎は砂漠に住む動物にくっついて、短距離を移動し、生息域を拡大させる役割がある。

2.ドリアン

(via wikimedia)

フルーツ界で一番の臭さとトゲトゲさを誇るドリアンは、最高の武器になるだろう。

ドリアンの重さは1~3kg、直径15cmほどになる。バスケボールよりも小さいのに、重さは少なくとも2倍以上だ。

(via pexels)

これを投げつければ、相手の顔を神が意図したものとは異なる方法で再配置してくれるだろう。実際にその威力は悪名高く、ドリアンが当たって死んだ人もいる。

(via pxfuel)

たとえ当たって死ななくても、悪臭で相手を気絶させられるかもしれない。

3.パラミツ(ジャックフルーツ)

(via etsy)

兵器化できる果物はたくさんあるが、パラミツほど怖いものは無い。

(via MD Dulu)

パラミツは世界最大のフルーツである。長さ最大90cm、直径は50cmに達し、その重さは恐ろしいことに55kgにもなる。

その巨大な重量に加えて、トゲのように硬い外殻は、不運な犠牲者に壊滅的なダメージを与える。

(via fandom)

2012年には、パラミツで死亡者も出ている。犠牲になったセルビアのジョゼさん(39歳)は、午後になるとパラミツの木陰にロッキングチェアを置いていつも休んでいたという。

(via wikimedia)

そのときに12mの高さからパラミツが落ちてきて、彼の頭に直撃した。それを目撃していた近所の人がすぐに助けを呼んだが、頭蓋骨と脳に重傷を負い死亡した。

4.殺人果実、ココナッツ

(via wikipedia)

これまでに紹介したフルーツに比べて、ココナッツは手軽に使えて投げやすい。重さは約1kgで、直径15cmほどである。

(via Horia Varlan)

しかも恐ろしいほどに硬いので、この果実が頭に当たれば、致命的になりうる。十分な力を込めれば、体のどの部分にも当てても、深刻なダメージを与えられるだろう。

(via pikist)

ある有名紙はココナッツを「殺人果実」と評している。その理由は、ココナッツ落下による死傷者が数多く出ているからだ。ココナッツの木は高さ30mにまで育つため、もし落下してきて当たったら、無事では済まない。

最新の記録では、2013年にスリランカの男性が、頭にココナッツが落下して亡くなっている。2009年にはタイ人の男性が、猿を使ってココナッツを採らせていたところ、怒った猿にココナッツを投げつけられて死亡する事件も起きている。

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Posted by uti