墜落したUFOであるとされた謎物体・4つ
UFOにそっくりな物体が発見され、多くの人を驚かせた事例をご紹介していこう。
1.宇宙人の乗り物がビーチに打ち上げられる?
(via Lowcountry Marine Mammal Network)
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2018年10月、サウスカロライナ州シーブルック島のビーチで、海洋生物の保護を行っている職員が謎の巨大物体を発見した。それはロケットの先端に付いている円錐状のノーズコーンを切り取ったような形をしていた。
(via wikimedia)
発見した職員は、フェイスブック上にこの物体の写真を投稿し、これが異星人の乗っていたUFO、あるいは人工衛星などの残骸ではないかと提案した。
見た目からは、コンクリート製のように思える。しかし職員が触ってみたところ、柔らかくウレタンフォーム状で、明らかにコンクリート製ではなく、金属でもないと言う。
正体は明らかになっていないが、その材質からこの物体がUFOである可能性は低いとされている。
もっとも現実味があるのは、海に浮かぶブイの浮力リングである。以下のノースカロライナ大学が製作した海洋気象ブイの画像と比較してみると、形がよく似ている。
(via college.unc)
この物体が漂着したのは、先日に近くの海岸を襲ったハリケーン・フローレンスが原因とされている。ハリケーンは複数のブイを破壊して、その一部がこのビーチに漂着したのではないかと考えられている。
2.UFO?NASAの探査機が火星に謎の物体を発見
(via nasa)
NASAの火星探査機オポチュニティが、火星の表面に謎の物体を発見し、多くの人々に疑問を抱かせた。
これは異星人の生命の証拠なのか、それとも単なる宇宙ゴミなのか?
この画像は海外掲示板に投稿されたことで話題になり、様々な憶測を呼んだ。UFO専門家であるナイジェル・ワトソン氏は、「宇宙船のように見えるが、よくある疑惑画像のように、その物体に焦点が合っておらず、それがどのくらいの大きさなのか伝える情報がない」と話した。
実はこの物体の正体は後に判明している。以下が謎物体に近づいて撮影した写真である。
(via nasa)
これは火星に着陸する際、探査機を保護する熱シールドである。熱シールドは、大気圏突入で発生する高熱から探査機を守るためのもので、着陸時に探査機から火星上空に投げ出されるようになっている。
3.南極で発見された未知の物体?
(via Michael_Panayides)
2015年に海外掲示板で拡散された『南極で見つかったUFO』とされる謎物体。掲示板ユーザーらは、これがイギリスなどで目撃される三角形型のブラック・トライアングル(UFO)ではないかと疑っていた。
(via wikimedia)
しかし残念ながら、これは作られたものだと分かった。左側の写真は映画から切り取った写真で、右側の写真は墜落したF-14戦闘機をUFOっぽく合成したものであった。
(via Michael_Panayides)
4.UFOの不時着現場?
(via cen)
2015年12月、南アフリカのヨハネスブルグにUFOが不時着したというニュースが広まり、道路沿いの不時着現場は一時騒然となった。
運転中のドライバーが、減速したり停止して写真を撮るため、道路が渋滞し、警察が出動する事態に陥った。
(via notbadtrohman)
ヨハネスブルグの警察が調査したところ、この現場では牛乳飲料のCMが撮影されており、このUFOはそのCM映像の一部に使われるセットであるという。警察は、広告用の撮影が昼ごろまでに終わると話した。
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