翼の生えた猫の悲しい真相(翼猫)

(via karlshuker)

スポンサーリンク


神話には、翼の生えた猫の物語が数多く存在する。自由を愛する猫と飛行を組み合わせたコンセプトが、なぜ語り手を魅了するのかは容易に想像できる。

だが翼のある猫は実在している。神話に限ったことではないのだ。

(via bumtorg)

翼の生えた猫の目撃例の多くは、長毛種の猫が手入れをされていないために、毛皮や皮膚が固まって翼のように見えることが原因である。経験豊富な飼い主やブリーダーであれば、その状態は簡単に見分けられる。

(via hodor)

しかし短毛種に生えた翼や、写真のように大きな翼は、極めて稀な『猫皮膚無力症』との関連が強いとされている。

猫皮膚無力症は、皮膚細胞をつなぎとめるコラーゲンの欠陥により起こる難病で、皮膚の異常な弾力と伸張によって皮膚の変形が起こる。揺れ動く翼のようなものは肩や尻辺りに形成される。

皮膚があまりにも弱いため、この病気の猫は少し強く撫でられるだけでも皮膚が裂けて伸びてしまうことがある。

(via inpurespirit)

1968年にはウェールズのアングルシーで翼猫が目撃され、新聞記事になっている。以下がその記事だ。

(via messybeast)

(記事抜粋)翼のある猫を見たことがある人はいるだろうか?これは先週の火曜日の夜に、ハモンド通りのラロック氏に仕留められた翼猫である。

この猫は、周囲の猫と犬を襲った後、12mの高さに跳び上がり、ラロック氏の屋根付き玄関に逃げたという。ラロック氏は9kgの翼猫を仕留めるため、7発の.22口径の弾丸を撃った。この猫に翼を与えた異常の原因は何なのだろうか。

(via inpurespirit)

2004年にはロシア中部のブクライエフクで、迷信深い村人によって翼のある猫が殺されている。地元の新聞によれば、その猫を悪魔の使いだと信じて溺死させたという。

(via doseng)

この野良猫は、メドベージェワさんの自宅の庭に入ってきた。彼女によると、猫は立ち上がってまるで鶏のように二枚の羽を伸ばしていたという。メドベージェワさんは髪が逆立つほどゾッとし、村人たちもこの猫が悪魔の使いであることを疑わなかった。

この猫は通常の2倍の大きさの雄猫で、ミルクを貪欲にのみ、もっと欲しいとでも言うようにニャーニャーと鳴いていた。

メドベージェワさんの娘は、この猫をヴァスカと名付け、この猫の愛情深さゆえ、どこかで飼われていた猫ではないかと話していた。

翼のある猫の噂は、またたく間に村内に広まり、新聞記者がその話を聞いて村に着いたときには、不運なことに地元の酔っぱらいに殺されていた。その後、猫の遺体を入れた袋がメドベージェフ家の近くの池から発見された。

腐敗はすでに始まっていたが、地元の新聞記者は、この猫に翼があったことを確認している。

スポンサーリンク



画像

Posted by uti