ネット上の思わずゾッとするような場所2つ

1.エダレム(Edarem)のYoutubeチャンネル

(via wikimedia)

YouTubeのダークサイドな一面をご紹介しよう。動画の彼は、エドワード・マスケア、またの名をエダレム(Edarem)と言う。

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(via Edward Muscare)

彼を初めて見た人は「家族との再会を許されない不穏なおじいさん」とか、「猫に向かって卑猥な言葉を叫ぶ半狂乱のおじいさん」などと、その風貌を表現する。しかし彼のYoutubeチャンネルは、その風貌ほど不穏な内容ではない。

彼は動画の中で、時事問題について意見を述べたり、日々の不満をぶちまけたり、お気に入りの曲を口ずさんだりしている。彼の姿は、確かにかなり不気味だが、可愛らしいところもある。

【口パクをするエダレム】

【昔の恋人の誕生日を祝うエダレム】

『プリティ・ウーマン』を口パクで歌ってみたり、昔の恋人たちに『ハッピーバースデートゥーユー』を歌って誕生日のお祝いしたりする動画をアップして、ひたすら楽しく、エキセントリックに過ごしていた。そして、こんなのもある。

(via Edward Muscare)

そう。彼は性犯罪者として登録されていて、1987年に14歳の少年に対する性的暴行で有罪判決を受けている。

先ほど紹介した誕生日を祝う動画を覚えているだろうか?今もう一度見ると、文脈が完全に変わってしまう。

恐ろしい性犯罪者が、過去に”自分から逃げた女性”に対してお誕生日の歌をうたっているのだ。それは、おそらく彼の車から逃げた女性だろう。

(via Edward Muscare)

※彼が住んでいたカロライナ州では、性犯罪の前科がある者は許可なくパソコンの所有が禁じられていたため、彼がこれらの動画を投稿した後、警察にパソコンを没収された。その後5年間の保護観察となったが、再びYoutubeに動画を投稿し、保護観察命令違反で5年の懲役刑を受けた。

彼が刑務所に入ってからは、妻のマリオンがYoutubeチャンネルを定期的に更新していた。2012年1月、マリオンは、彼が刑務所の病院で肺がんにより亡くなったことを伝えた。

ブラッディ・ボード( Bloody Board)

(via Bloody board)

ブラッディ・ボードは、アメリカで人気を博したホラー・アクションドラマ「バフィー 〜恋する十字架〜」のコミュニティ掲示板である。

とてもありきたりな掲示板で、元キャストからのツイート(主に、このガソリンスタンドで働くのは最悪だという内容)を投稿したり、物語の展開を推測したり、お気に入りのエピソードやファンアートについて話し合ったりしていた。

しかし、よく見てみると、何かがおかしい。

(via Bloody board)

投稿者名を見てみると、全てが「jamie_marsters」というユーザーであり、1日に何度も何度もトピックを投稿したり、返信したりしているようだ。

【トピックの投稿者が全員同じ】

(via Bloody board)

彼女のプロフィールを見てみると、状況はさらに悪化する。「jamie_marsters」の総投稿数を見てみよう。

(via Bloody board)

4万件もの投稿をするなんて、よっぽどこのコミュニティに興味があるのだろう。唯一の問題は、これがファン同士の交流をするコミュニティではなく、jamie_marstersだけだったことだ。

アーカイブをスクロールすると、他のユーザーは誰もいなかった。この一人だけが、6年間、毎日毎分、絶え間なく投稿し、何度も何度も自分に返信し、暗くて小さな狂気の反響室の中に一人でいたのだ。

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オカルト

Posted by uti