狂気じみた陰謀論・3つ
『西暦614年から911年までの297年間は、完全にでっち上げで、その年は存在しない』
「ファントムタイム仮説」として知られるこの理論は、1991年にドイツ人の歴史家ヘリベルト・イリグによって最初に提案された。
(via odkrywamyzakryte)
スポンサーリンク
この陰謀論によれば、神聖ローマ皇帝とローマ教皇、ビザンチン皇帝の3人が共謀して、297年という偽の時間軸を歴史書に「追加」したとされている。
(via Wikimedia)
彼らがこのような歴史の書き換えを行った理由は、『西暦1000年(ミレニアム)』という特別な年に自分たちを君臨させ、神聖ローマ帝国に対して皇帝が持つ強大な権力を正当化するためだった。
実際に神聖ローマ皇帝のオットー三世は996~1002年、ローマ教皇シルウェステル2世は999年~1003年に在位している。
(via wikimedia)
したがって、イリグの言うことが本当ならば、私たちは現在、1723年に生きていることになる。
興味深いことに、イリグはこれらの年がねつ造されたという科学的な証拠があると主張していた。
イリグの主張は・・
・西暦614から911年までの考古学的証拠には、信頼できるものがほとんどない。この時代については放射性炭素や年輪による年代測定も不十分である。
・10世紀のヨーロッパにおける古代ローマ建築の存在は、ローマ時代が以前に考えられていたほど長く続かなかったことを示唆している
この説は科学者や歴史家から広く批判されてきたが、誰一人として「真実ではない」と明言した人はいない。もしかしたら、私たちは1723年に生きているのかもしれない。
2.地球空洞説
(via wikimedia)
私たちの住むこの地球は内部が空っぽであり、その中には超生物が存在するという陰謀論である。基本的に、地球の厚みは数百~千kmほどしかないという主張である。
地球空洞説には様々なバリエーションがある。
オイラーの公式を発見したスイスの数学者レオンハルト・オイラーは、地球内部にもうひとつの太陽があると仮定し、その内部には太陽によって照らされた高度な文明があるとした。
(via ivoox)
最も有名な説は、アメリカの陸軍大尉ジョン・クリーブス・シムズが唱えた『地球の両極に、内部へとつながる巨大穴が存在する』という主張だ。
(via wikipedia)
この空洞説では、北極と南極に直径2300kmの開口部があり、地球は五層の同心球になっている。
(via sacred-texts)
だがこれらの地球空洞説は、多くの科学者によって否定されている。アイザック・ニュートンの万有引力の法則に従うと、地球の内部が空っぽだと、私達のいる地上は無重力になってしまう。
3.イギリスの女王、エリザベス2世は人食い人種
(via conspiracytheoriesarchives)
イギリスの歴史家であるヒューバート・ハンディンガーは、ついに女王(94歳)の生き生きとした長寿の秘密を解明した。
ヒューバートによれば「彼女は人肉を食べないと生き生きしていない。人間の筋肉には膨大な量の霊的エネルギーがある」と言う。
ヒューバートはまた、王室が悪魔の儀式と血に飢えていることをほのめかしていた。
(via wikipedia)
このデタラメな説は、2012年に確証が得られたという。
なぜなら、ウィンザー城の電気系統のトラブルを調査していた軍人が、女王の個人用冷凍庫から人骨を発見したと報告したからだ。
しかしイギリスの法律上、女王は逮捕されたり民事・刑事訴訟の対象になることはない(主権免除)。だからその事件は見逃された。
(via didyouknow)
またその城に入ったジョン・ベローズというイギリスの大工は、女王のことを「本物の血まみれクレイジー」と呼んだ。
彼は90年代初頭、城の中で仕事をした際に「熱狂的な叫び声と陽気で大きな動物の悲鳴」を聞いたと報告している。
「女王に噛まれるのは嫌だ 」とその大工は言った。「彼女の歯ははピンのように尖っていて どんな肉でも切り裂けるようになっていた」と話した。
ディスカッション
コメント一覧
元気に長生きしてるだけでこの言われよう
エリザベス2世は人を食べてると信じるよ。
そもそも英国自体が人を食ったような国だしね…