精神病薬や麻薬など薬物服用後の興味深い自画像
1995年3月、アーティストのブライアン・サンダース氏は、死ぬまで毎日自画像を描き続けることを自分に課した。今日にいたるまで、彼はこの約束を守り続けており、1.2万点の自画像を制作してきた。
2000年、彼はそこから派生したさらに過激な制作に着手した。彼は毎日違う精神系の薬物を飲み、その影響下で自画像を描くプロジェクトを始めたのである。
その結果は非常に興味深いものだった。以下にその作品の一部をご紹介していこう。
1.モルヒネ(鎮痛薬)の静脈注射
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2.ロラゼパム(ベンゾジアゼピン系抗不安薬)、ハロペリドール(統合失調症の抗精神病薬)
3. 2つ分のマジックマッシュルーム(幻覚作用)
4.アルコール
5.LSD(幻覚剤)
6.バスソルツ(主にカチノンを含む覚醒剤)
7.エビリファイ(統合失調症などの抗精神病薬)、ザナックス(日本ではソラナックス、ベンゾジアゼピン系短期間作用の抗不安薬)、ロラゼパム(ベンゾジアゼピン系抗不安薬)
8.エビリファイ服用量の3倍を3ヶ月毎日摂取した後、90mg服用(統合失調症などの抗精神病薬)
9.マリファナ(G13、インディカ種、鎮静タイプ)
10. 4mgのヒドロモルフォン(モルヒネから作られる鎮痛剤)
11.アブサン(薬草系リキュール)
12. 10mgのゾルピデム(日本ではマイスリー、非ベンゾジアゼピン系の睡眠導入剤)
13. 2ボトル分の咳止めシロップ(幻覚作用)
14.ジメチルトリプタミンの服用中と服用後(幻覚剤)
15. 0.5gのコカイン(覚醒剤、精神刺激薬)
16.笑気ガス(陶酔作用のある麻酔薬)
17.アヘン(鎮痛剤モルヒネの原料、効き目はモルヒネより弱い)
18.一酸化炭素吸入(精神機能低下)
19. 20mgのジアゼパム(ベンゾジアゼピン系の抗不安、催眠鎮静薬)
20.セレクサ(抗不安薬)
21.噛んで、お茶にしたカート(興奮性の物質カチノンを含む植物)
22.鼻で吸入したブスピロン15mg(抗不安薬)
23.メタンフェタミン(日本ではヒロポン、覚醒剤)
24.クロナゼパム(抗てんかん薬、筋弛緩薬、抗不安薬)
25.フェンサイクリジン(脳の深層を興奮させる解離性麻酔薬であり、幻覚剤)
26.鼻で吸入したヘロイン(モルヒネから作られる麻薬、多幸感が強く、依存性が極めて高い)
27.パソコン用エアダスター(向精神作用)
28.リチウム塩(双極性障害の気分安定薬)
29.アデラール(アンフェタミン系4種を混合した覚醒剤)
30. 25I-NBOMe(生化学研究で使用される合成幻覚剤)
31.オキシコドン(オピオイド系の鎮痛剤のひとつで、アヘンに含まれるテバインから作られる麻薬)
ディスカッション
コメント一覧
アルコールのところだけリアルに感じたw
他の絵も経験者からすれば思うところがあるのかな?
メガネをかけて髭を生やしたハゲたおっさんばかりなのは。
自画像だからなのでは…
同じ人の自画像なんだから当たり前だろ
ゾルピデムそんなに変になるかな?
10mgって2錠分じゃない?
普通の自画像描けそうだけどな
私はPTSDのパニック発作を抑えるために、ジアゼパム15mg服用してるし絵描きやってるけど、毎日、普通に描けてます。眠気や血圧低下で描くスピードは落ちるけど。
自画像だとか、服用した薬が原因ではなくて、薬物のやり過ぎが原因だと思う。例えば大量のゾルピデムとアルコールの組み合わせや、大量のコンサータとタバコの組み合わせを長期間続ければ、おかしくなるらしい。
11のやつがなんだか可愛い
(爆)
アルコールとかのぐしゃぐしゃした線より、24とか30の幼稚園児みたいな絵にハッとするな…。