世界中のヤバイ武器・兵器(一覧画像)
今回は「なんだこれ!?」と思ってしまう世界中の変な武器をご紹介します。全部で42種類です。
1.マカナ
メキシコの原住民族アズテック族の装備する木製の剣である。
刃の両端に黒曜石がびっしりと並んでいる。
見た目に反して切れ味が鋭く、かつて入植したスペイン人も絶賛するほどであった。
しかし、本物の剣は現存していない。
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2.ジャマダハル
刺突に特化した古代北インドの刀剣である。
握り方が特殊で、拳で殴る感覚で敵の鎧を貫く。
3.鉄扇
鉄でできた扇子である。
刀を持てない場所などにおいて護身用に携帯したとされている。
これで敵の急所を叩き、負傷させる。
4.三節棍(さんせつこん)
三本の棒を紐や鎖で連結させた武器である。
一本の棒の長さは50~60cm、太さ4~5cmほどである。
使い方にもよるが、素人が扱うと自分の方にダメージを与える可能性が高く、扱いは難しいとされている。
5.モーニングスター
振り回す殴打武器。別名、明けの明星とも呼ばれている。
13世紀頃に誕生し、WWⅠの頃まで隠れて戦う際の無音武器として活躍した。
6.七支刀
豪族物部氏の武器庫に伝来した鉄剣である。
神降ろしの祭具として用いられた。
倭(日本)に対し百済(朝鮮半島南西部)が貢物として捧げたものとされている。
7.ウルミ
古代インド発祥の柔らかい鉄で作られた長剣である。
普段はベルトとして腰に添える。
8.ソードブレイカー
敵の剣を破壊するために使われた剣である。剣の窪みに刃をねじ込んで、圧し折る。
左手に装備すれば、刺突にも使える。
9.手甲鉤(てっこうかぎ)
忍者が暗殺用として使用した日本の武器である。
攻撃、守りに使えるのはもちろん、穴掘りや壁を登ったりと使い方は多岐にわたる。
10.チャクラム
古代インドで使われていた投てき武器である。
日本では円月輪などと呼ばれ、忍者が使用していた。
円盤の穴に指をいれるなどして、回転させて敵に投げつける。
円盤の外側に刃が付いており、これで敵を切り刻む。
11.鎖鎌
草刈り鎌に鎖分銅(くさりふんどう)を取り付けた日本の武器である。
当時、刀を持つことを許されなかった身分の者が、護身用として装備していた。
この武器は、鎖を敵の足や腕に絡めさせて、敵の動きを封じた後、鎖刀で切りつけ止めを刺す。
12.戦鎌(ウォーサイズ)
草を刈ったり作物を収穫するために用いられる農機具を改造したものである。
ポーランドの農民兵が装備していたとされている。
また、この鎌を馬車の車輪に付けた「鎖戦車」なるものも存在する。
13.ショーテル
エチオピアで使われていた両刃の曲剣である。
その独特の意匠は、敵の盾を避けて攻撃するためのものである。
しかし、鞘に収めにくい、重心が安定しないなど、素人向けの武器ではない。
14.エヌマエルの剣
17世紀に、ドイツのマクシミリアン2世が使ったとされる両刃に棘がついた剣である。
15.クピンガ
アフリカのアザンデ族が装備する投てき武器である。
切っ先が多方面に向いており、衝突した時の破壊力を高めている。この形は、アザンデ族のシンボルマークでもある。
16.太太刀
長大な刀剣の総称。騎馬武者が装備し、馬上から馬の勢いに任せて切り捨てる。
白兵戦で使うことは稀である。
17.フランベルジェ
刀身のゆらめきが炎の様に見える波打った大剣である。
その特殊な刀身は、敵の肉をえぐり、止血させにくくする。
別名「死よりも苦痛を与える剣」として恐れられていた。
18.十手
刺突、殴打、防御に用いる日本の武器である。
また、これを使って関節をきめたり・押さえつけたりして制圧し、捕縛に用いる。
19.アパッチ・リボルバー
リボルバーと他の武器が合体したものである。
写真は、ピストルとダガー、ナックルダスターが合体している。
この武器は、1900年代初期フランスの悪名高い一党が使用したことで有名になった。
20.ドイツ曲射銃身
敵に身を晒さず射撃できる武器である。
建物の角に隠れた状態で相手を狙いうちする。
しかし、劣化の激しさや命中率の低さなど、欠点が多い。
21.試製拳銃付軍刀
ガンブレードとも呼ばれる。
小学生が発案したものであるが、1920年代に日本陸軍では、武器の試作が何度か行われていた。
22.H&KMP5コッファー
アタッシュケースに入れたまま、銃を撃つことができる特殊火器である。
アタッシュケースには、サブマシンガンが入っており、もちろん取り出して使う事もできる。
23.気球爆弾
日本軍が秘密裏に開発した風船型の爆弾である。
戦時中、無人の気球爆弾が米国本土に向けて1万発近く放たれたが、ほとんど不発で終わり、戦果は挙げられなかった。
24.タウゼントフュスラー(むかで砲)
WWⅡの頃に、ドイツで開発された複数の燃焼室を持つ高圧ポンプ砲である。
長さは150mにもなり、これを用いることで、約150km離れた敵地のロンドンまで砲弾を飛ばすことが出来たとされる。
しかし、ナチス衰退のため、実戦配備はされず、一度も使われることはなかった。
25.対戦車犬
ソビエト連邦の赤軍が導入した動物兵器である。
犬に爆弾を持たせて、敵軍の戦車まで走らせ、自爆させることを目的としていた。
しかし、犬が敵の戦車におびえ、Uターンして、自軍部隊に大きな被害を与えてしまうことが多発し、実戦からは姿を消すことになった。
26.カイザ・ウィルヘルム砲(パリ砲)
WWⅠの頃、ドイツ軍がパリを砲撃するために製造した巨大な列車砲である。
全長は28mに達し、これで約120km離れたパリに砲撃を行った。
27.パンジャンドラム
WWⅡの時代に、イギリス軍が開発していたロケット推進式の爆弾である。
車輪についたロケットモーターを燃焼させると、車輪が回転し、走行するようになっている。
これを敵陣めがけて発射し、衝突させて爆発させる予定であった。
しかし、摩擦が大きい場所においては、車輪が空回りし、うまく進むことが出来ない問題があった。
その他にも、走行中にロケットが脱落するなどの問題を抱え、結局一度も使用されることはなかった。
28.ゴリアテ
遠隔操作式の軽爆薬運搬車両である。
敵側に忍ばせ、爆発させるという事も可能だったが、十分な成果は得られなかった。
29.ローリングボール
アメリカ軍が開発したパンジャンドラムに似たような兵器である。
投下された巨大な玉は敵兵を潰し、爆発する予定だったが、実戦で使われることはなかったという。
30.Oka自走迫撃砲
ソビエト連邦国軍が開発した口径420 mmの世界最大の自走迫撃砲である。
20mにもなる砲身を持ち、750 kgの砲弾を45 km先まで飛ばすことが出来た。
31.アルキメデスの熱光線
古代ギリシアの哲学者アルキメデスが作り上げた兵器である。
太陽光の熱を鏡に反射させ、船の黒い部分に向けて照射、炎上させる。
理論上可能らしいが、実戦で使われたかどうかは不明である。
32.デュエリング・シールド
棒術に使う武器を盾に装着させた攻守両用の武器である。
複数戦には、向かないため、主に正式な決闘などで用いられた。
33.蛇矛
先の部分がヘビのように曲がりくねったホコである。
敵の傷口をえぐり、広げることを目的とした。
34.ランタンシールド
盾に色々な武器の特徴を混合させたスイス軍の装備である。
バックラー、篭手、パイク(ヤリ)、ランタンなどが組み込まれている。
35.シャムシール
刀身が鎌の用に曲がった武器である。
36.ティンベー
中国より伝来した琉球古武道の武器の一種である。
ウミガメの甲羅という独特の盾を用いる。
37.スペツナズ・ナイフ
ソ連特殊任務部隊のスペツナズの軍人が装備したとされる短剣である。
敵に向かって刀身を射出する。
38.APS水中銃
ソ連が1960年代に開発した特殊作戦用水中銃である。
水の抵抗をなくすため、矢のように細長い銃弾になっている。
陸上での使用も可能であるが、命中精度はかなり低くなる。
39.デイザー・ショックウェーブ
センサー内に踏み入れた者に対して、電極針を発射する装置である。
高圧電流を流して、敵を無力化する。
40.ネコ爆弾
WWⅡの頃、アメリカで考案された動物兵器である。
水を嫌う猫の本能を活かし、爆弾を取り付けた猫を上空から船めがけて投下。
少しでも陸に行こうとして、敵船に近づくため、爆弾の効果範囲が広がるとした。
41.コウモリ爆弾
WWⅡ頃、日本空襲の一手段として、アメリカで計画された動物兵器である。
日本の家屋に忍び込むことにより、爆発するというものだったが、運用にトラブルが生じ、実用化するまでには至らなかった。
42.暗殺ペン
北朝鮮工作員から押収された暗殺武器である。
毒針、弾丸を発射するなどの殺傷能力を備えており、また暗所でも懐中電灯として利用できる。
via:niconico
ディスカッション
コメント一覧
こう言うの面白い!
いろんな絵が描けるようになった
次は手持ち武器専門で出していただきたいな🙋
いろいろな武器があってためになった。
ひひ
動物に爆弾付けるのは可哀想!
わかる
戦鎌の項目で
この鎌を馬車の車輪に付けた「鎖戦車」なるものも存在する
とありますが、付けるのは車輪ではなく「車軸」のようで
また「鎖(くさり)」戦車ではなく「鎌」戦車かと
カッコいい。
ためになりました。
無人化ですね。
いいね😊😊👍
ハルパーの画像シャムシールじゃん
あと水中銃の記述”細長い銃身”じゃなくて”銃弾”じゃね?
ご指摘大変ありがとうございます。修正させていただきました。
カラチャイ湖
最大の火砲はドイツの80㎝砲がありますよ
コメントありがとうございます。「最大の火砲」から「最大の自走迫撃砲」に修正させていただきました。
動物を兵器にするとかクソだな
動物を人間の戦いに巻き込むなよ、死ぬのは人だけで十分
モーニングスター 最強説
あれ自分当たらん?
No,24は、イラクのバビロン計画で開発されたスーパーガンとして現代に蘇ってますね。
砲身を水道管と偽って輸入しようとして、輸出が阻止された記事を読みました。
開発者は暗殺されてしまいましたけど、安価、簡便、即座に低軌道に飛翔体を投入できる
手段としては、優れているんじゃないかと思います。
レールガンでも同じことができますが、精密機器相手に強磁界は御法度ですし。
No,15は、「マスター・キートン」のコミックでアフリカの部族の投げナイフとして紹介
されていましたけど、こんな名前だったんですね。
仮面ライダー鎧武の武器みたいな奴もあるのか。
暗殺ペン、弾丸を発射する
清水匠です
パンジャンドラムはイギリスの兵器です。アメリカはこんなアホなことはしません()
暗殺ペン、弾丸、発射
暗殺ペン、弾丸(毒針)、発射
こんな物騒なものに無駄に時間と金掛けてないで、ソシャゲで勝ち負け決めればよくね?
アパッチ・リボルバーが最高にかっこいい