認知症が描いた悲しい絵など、鬱々しい現実の画像・9選

1.言葉をしゃべれない認知症患者が描いた絵

(via greasybob)

『助けて(HELP)』と書かれている。

投稿者によると、この絵は老人ホームで働いてる友人が送ってくれたものだという。

友人がこの女性患者にクレヨンを渡して、絵を描くように言ったが、最初はただ座っているだけだったそうだ。

今度は「何か青いものを描いて」と言ったところ、彼女は何度も何度もBLUE(青)という文字を書き続けた。その後、友人が15分ほど患者のもとから離れて戻ってきたら、このようになっていた。

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2.バージニア工科大学の教授が、ある学生の対処について必死に助けを求めていた。その学生はチョ・スンヒ。後に32人を射殺し、自ら命を絶った。これはアメリカ史上最悪の学校銃乱射事件となった。チョ・スンヒの影響で、2件の銃乱射事件が引き起こされ、1件目は12人、2件目は9人の犠牲者を出した

【教授のメール】

(via Different_Prune_5291)

チョ・スンヒは、自分の家では普通に話せるが、学校などの特定の社会的環境では話せなくなる場面緘黙症(かんもく)だったのではないかと言われている。

【チョ・スンヒ】

(via Wikipedia)

場面緘黙症は多くの場合、幼少期に発症し、6~8歳で治るが、治療を受けなければ大人になっても稀に続くことがある。他国から移住してきた子供に見られることが多く、チョ・スンヒも8歳のときに家族と一緒に韓国からアメリカに移住してきた。

チョ・スンヒは、学校で常に孤独で食事も一人でとっており、「一匹狼だった」と報告されており、元クラスメイトがブログで、「彼がもし学校に銃を持ってきたらどうするか」をクラスメイトと冗談半分で話した事を書いていた。

3.今から100年ほど前、アメリカではこの絵ハガキが郵便で送られていた。これは当時、アフリカの黒人奴隷の赤ちゃんが、ワニの釣り餌として使われていたことを示している

(via ConstantineTheGreatP)

(via ConstantineTheGreatP)

4.FBIに通報されたニコラス・クルーズ(Nikolas Cruz)のYouTubeコメント。彼はその後、マージョリー・ストーンマン・ダグラス高校で、罪のない17人を射殺した。

【FBIに通報した際のメール】

(via Different_Prune_5291)

2017年9月、Youtubeに動画日記を投稿するベン・ベナイト(Ben Bennight)が、自分の動画のコメント欄に”学校での銃撃予告”を発見し、このメールをFBIに送った。

翌日、FBIのミシシッピ支局が彼のもとを訪れ、事情を聞いた後、コメントのスクリーンショットを撮って帰ったそうだ。その後、しばらく音沙汰がなかったが、それから5ヶ月後にフロリダ州のマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校で、ニコラス・クルーズによる銃乱射事件が発生した。

5.日本の長崎に投下された原子爆弾「ファットマン」の安全プラグ。これを抜いた直後、少なくとも4万人が即死した。現在、ミズーリ州インデペンデンスのトルーマン大統領図書館に所蔵されている

(via ConstantineTheGreatP)

6.前方のF1ドライバーが跳ね上げた小石が当たり、左目を失明したヘルムート・マルコのヘルメット(1972年)

(via elbowpatchhistorian)

ヘルムート・マルコはこの事故が原因でレーシングドライバーとしてのキャリアを終えた。その後は、レッドブル・ホンダの顧問に就いている。

7.ウォリック城のダンジョン下部にある、秘密地下牢。囚人はここに落とされ、忘れ去られた

(via Thebigchil73)

イングランド中部のウォリックにある中世の城(1068年建築)。このような秘密地下牢は、以下のような縦穴構造になっていて、しゃがんだり、座ったりすることが困難なほどの狭さであったとされている。

(via exploring-castles)

囚人は守衛によってこの縦穴の最下部にロープで降ろされ、底に着くとロープが巻き上げられ、上の落とし戸が閉じられた。内部は非常に深く、落とし戸に手が届かないこともしばしばあったという。 囚人は解放されるまで、暗闇の中で立ったままでいることを余儀なくされた。

8.無実のダニエル・シェーバーを射殺した警官フィリップが、28歳で退職し、生涯非課税の年金を得る

(via DayangMarikit)

ダニエル・シェーバーは、アリゾナ州メサのホテルに滞在していた際に、警官のフィリップ・ブレイルズフォードに撃たれた。銃撃される前、丸腰だったダニエルは、数分間にわたって警察の命令に従い、指示通りに廊下で体を伏せていた。だがダニエルがズボンを引き上げようとした際に、5発撃たれて絶命した。

【ダニエル・シェーバー】

(via Wikimedia)

警察は、ダニエルの部屋の窓からライフル銃が外に向けられているという通報を受けていた。しかし銃撃後、部屋にあったライフルはエアガンだと判明した。

【ホテルの部屋にあった空気銃】

(via azcentral)

9.私は、メキシコでもっとも危険な地域とも言われるグアナファト南部に住んでいる。これは地元の新聞の一面。全ての一面が、死体や殺された人の発見に関するもので、「夜の10時に死者数のカウントを終えた」のように書かれている

(via monsterbael)

毎日のように複数の殺人事件が発生しており、遺体を全て見つけ出すことが困難なため、捜索を終えた時間を書いて、その時点の死者数を記していると思われる(2021/11/30)。

この投稿に対して、グアナファト地域に住む人たちはこのようにコメントしている。

私もグアナファト住みですが、最近このようなことが日常的になってきているのを見て、とても悲しいです。目の前で人が殺されるのを何度か見たことがありますが、周りの人たちはそれが普通のことのように振る舞い、実際に何が起こったのかを見ようともしません。殺人や誘拐にまつわる話はよく耳に入ってきます。

姉と一緒にバスを待っていたときに、突然、すぐ横に立っていた男が撃たれたこともあります。私達は全速力で逃げて、家に駆け込みました。人が殺されるのを見たのはその時が初めてでしたが、そのときだけではなかったというのは本当に悲しいことです。

 

(投稿主)私の住んでいる街区では、自宅から10軒ほど離れた家の玄関ドアにトラックが衝突し、1人の男性を除いた家族全員が誘拐されました。1つ離れた街区では、警察署長が早朝に殺害されました。そのときは「教会から花火が上がっているな」と思っていたのですが、近所から音が聞こえてきて、車が止められ、女の子が怪我をして逃げようとしていたのを覚えています。

でも悲しいのは、それが超めちゃくちゃなことだとわかっていても、あまりにも日常的な出来事なので、「あれは自分ではないから、気にせずに先に進まなきゃいけない」と考えるしかなく、慣れてしまうことです。

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Posted by uti