最も美しい寺院30選(寺、神殿、修道院画像)
今回は、一度は訪れみたいアジアの最も美しいとされる寺院をご紹介します。
ここで紹介する寺院は、宗教施設の総称であり、神殿や修道院なども含まれます。
1.スリ・シヴァン寺院(The Sri Sivan Temple)、シンガポール
(出典:chinnuadhithya.wordpress.com)
シンガポールにあるヒンドゥー教の寺院で、毎日多くの信者がお祈りや奉納に訪れている。
1850年に開かれた寺院であり、最初はシンガポールのポトン・パシールにあったが、現在はゲイランに移設された。
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2.天壇(てんだん)、北京、中国
(出典:arounddeglobe.com)
1400年代初期に建立された祭祀場である。明・清朝の皇帝が天に豊作を祈るため、ここに訪れた。
3.スリー・パドマナーバスワーミ寺院(Sree Padmanabhaswamy Temple)、インド
16世紀にインドを支配していた王が、ヒンドゥー教の神ヴィシュヌのために建立した寺院。
重量1トン以上の宝石や金が寺院の外装に使われており、「世界で最も豪華なヒンドゥー教の寺院」としてギネス記録に登録されている。
4.藥泉寺(やくせんじ)、韓国
(出典:lovesouthkorea.tumblr.com)
朝鮮王朝時代の仏教寺院。
敷地面積が3305平米で、東アジア最大級の寺院である。寺院内には、18トンもの巨大な釣鐘、壁には巨大な仏画が描かれている。
5.薬師寺、日本
法相宗の大本山で、奈良にある南都七大寺の一つ。世界遺産にも登録されている。
この寺の名前の由来は、病魔払いの釈迦である薬師如来(やくしにょらい)から来ている。
6.ヴィルパークシャ寺院(Virupaksha Temple)、インド
バンガロール市のハンピに位置する、破壊を司る神シバを祀るために建設された寺院。
この寺院は、ユネスコ世界遺産に登録されている。
7世紀に作られた当初は、シバをまつる小さな祠だったが、14~17世紀に栄えたヴィジャヤナガル王国統治者の命令により、巨大で複雑な構造物へと作り上げられることとなった。
7.サンクチュアリ・オブ・トゥルース (The Sanctuary of Truth)、パタヤ、タイ
(出典:makemytravel.ru)
木だけで作られた建造物で、高さは105mに達する。
内部には、仏教やヒンドゥー教に関連した美しい彫刻や絵画が展示されている。
1981年に着工してから、現在も建設中で完成は2050年になる予定。
8.シュエダゴン・パゴダ(Shwedagon Pagoda)、ヤンゴン、ミャンマー
(出典:www.flickr.com)
ミャンマーの首都、ヤンゴンの中心にある高さ100mの仏塔を持つ寺院。
モン族の伝説によると、6世紀頃に建てられたという。建物の基礎はレンガ造りで、外装は金箔で覆われるとともに、5448個のダイヤモンドと2317個のルビーが使用されている。
9.ワット・チャイワッタナラーム(Wat Chaiwatthanaram)、タイ
(出典:en.wikipedia.org)
ワット・チャイワッタナラームは仏教寺院であり、タイで最も主要な観光地のひとつである。
1630年に、アユタヤ王朝27代目の王、プラーサートトーンが権力の象徴として建設させた。
この寺院の名前を直訳すると「長い在位と栄光の時代の寺」という意味になる。
10.雍和宮(ようわきゅう)、中国
(出典:www.danielseidel.com)
北京最大のチベット仏教寺院。1694年、清朝の時代に建設が始まった。
最初は、皇帝に奉仕する宦官の住居として使われる予定だったが、途中で康熙帝(こうきてい)の息子、清の第5代皇帝、雍正帝(ようせいてい)の宮廷に変わった。
その後、皇帝の旧居は寺院として一般に開放されることになった。
11.スリ・センパガ・ヴィナヤガー寺院(Sri Senpaga Vinayagar)、シンガポール
1850年代初頭、ヒンドゥー教のガネーシャ神をまつるために建設された寺院。シンガポールのセイロンロードに位置する。
この寺院には、図書館、お供え物を調理する大炊殿、教室、結婚式場などの施設がある。
12.スリ・マリアマン寺院(Sri Mariamman Temple)、シンガポール
(出典:beautifulhindu.blogspot.jp)
スリ・マリアマン寺院は、ドラビダ様式のシンガポールで最も歴史があるヒンドゥー教寺院である。
イギリス東インド会社がシンガポールに入植した8年後の1827年に創設された。
戦いの女神ドゥルガーと富の神ガネーシャ、破壊を司る神シバに捧げられた寺院。
13.ボロブドゥール寺院(Borobudur Temple)、インドネシア
(出典:www.getsready.com)
世界で最も歴史がある寺院の一つ。9世紀に建てられたジャワ式仏教建築である。中央のドームには、72体の仏像と2672枚の浮き彫りがある。
またここは、仏教寺院としては世界最大級。
14.アンコールワット(Angkor Wat)、カンボジア
(出典:indochinarecords.com)
世界最大の寺院。元々はヒンドゥー教の寺院として設立されたが、12世紀になって仏教寺院に変わった。
アンコールワットは、カンボジアで最も人気の観光地であり、歴史的、建築的側面からも世界中で最も重要視されている建物の一つである。
15.金閣寺、日本
(出典:blog.gaijinpot.com)
特別史跡に指定されている日本で最も観光者が多い建物の一つ。
この寺院は1397年に設立されたが、1460~1470年代の応仁の乱によって全焼した。
再建後、1950年7月2日に再び全焼し、1955年に再び建て直された。(それ以来一度も焼失していない)
16.バッカス神殿(Temple of Bacchus)、レバノン
西暦150年に古代ローマの酒の神、バッカスへ捧げるために作られた建造物。
保存状態の極めて良い古代ローマ時代の神殿であり、世界遺産に登録されている。
17.ケックロックシー(Kek Lok Si Temple)、マレーシア
ケックロックシーは至福の寺院とも呼ばれ、東南アジア最大級の仏教寺院として知られる。
七重塔であり、内部は1万体以上の仏像が並ぶ。またそこには高さ30mにもなる慈悲の神、観音菩薩が建つ。
18.清水寺(きよみずでら)、日本
(出典:en.wikipedia.org)
778年に設立された仏教寺院。
付属施設は徳川家光の命令によって1633年に建てられた。京都に位置する西国三十三所のひとつであり、巡礼地になっている。
19.ロータス・テンプル(Lotus Temple)、インド
(出典:en.wikipedia.org)
ロータス・テンプルは花の形をした寺院で、インドで最も優れた建物の一つである。
実際に様々な建築賞を勝ち取っている。
寺院内には1300人が座れるシートがある。
1986年12月の設立以来、既に世界中から7千万人以上が訪れている。
20. ワット・ボー寺院(Wat Bo Temple)、カンボジア
(出典:angkorroad.com)
カンボジアのシェムリアップ市にある、あまり知られていない寺院。しかしながら、ワット・ボーはシェムリアップで最も美しい塔の一つである。内部には、19世紀頃の中国商人と外国の旅行者たちを描いた絵画が展示されている。
21.ウルン・ダヌ・ブラタン寺院(Pura Ulun Danu Bratan)、バリ島、インドネシア
(出典:terraceatkuta.com)
バリ島の湖岸に浮かぶヒンドゥー教寺院。ベドゥグル山のふもと、ブラタン湖に位置する。
1633年、シバ神に捧げるために建てられた、11階建ての寺院である。
22.ワット・チェディルアン (Wat Chedi Luang)、チェンマイ、タイ
(出典:vacacionesdelujotailandia.wordpress.com)
14世紀にメンラーイ王朝第7代セーンムアンマーが、亡くなった父を埋葬するために建てた仏教寺院。
チェンマイで最も大きな仏塔がある寺院で、高さは80mにもなる。
23.曹渓寺(そうけいじ)、ソウル、韓国
(出典:cmdunkin.net)
韓国の中心、ソウルにある曹渓宗の本山。曹渓宗は韓国最大の宗派で、韓国寺院の90%近くを占める。
内部の大雄殿は、韓国で最も大きな木造建築物である。
毎年5月になると、ブッダの誕生を祝うランタンフェスティバルが盛大に行われる。
24.プランバナン寺院(Prambanan Temple)、インドネシア
ヒンドゥー教の三神一体(プラフマー・ヴィシュヌ・シヴァ)に祈りを捧げるため、9世紀頃に建てられた。
中央の建物の高さは47mで、いくつかの寺院で取り囲まれている。
25.通度寺(つうどじ)、韓国
(出典:www.studyblue.com)
「真実の支配による世界の救済」という意味を持つ仏教寺院で、善徳女王時代の646年に設立された。
通度寺は他の寺院と異なり、仏像が一体も存在しないのが特徴である。
26.ワット・ロンクン(Wat Rong Khun)、チエンラーイ県、タイ
ワット・ロンクンは、別名「ホワイト・テンプル」とも呼ばれ、世界で最も人気がある寺院のひとつ。
元画家の仏教僧がデザインした個人所有の寺院。
個人の持ち物でありながら、建設コストは1億円以上とされている。
27.バンテアイ・スレイ(Banteay Srei)、シェムリアップ、カンボジア
(出典:www.hakstours.com)
アルコール遺跡群のひとつで、10世紀ごろに建てられたヒンドゥー教寺院である。
寺院の規模は小さいが、精巧で深く彫られた美しい彫刻が全面に施されている。
国外からは「アンコール美術の至宝」などと賞賛されている。
28.ハリマンディル・サーヒブ(Golden Temple)
ハリマンディル・サーヒブ、またはゴールデン・テンプルとも呼ばれている。世界で五番目に大きい宗教、シク教の総本山である。
寺院は2階建てで、大理石の上に建てられ、全面が金箔で覆われている。
ここには1日10万人以上が訪れ、訪問者には内部の共同炊事場で、食べ物が無償提供されている。
29.パロ・タクツァン(Paro Taktsang Monastery)、ブータン
(出典:www.flickr.com)
タクツァン修道院は、「トラの巣の修道院(Tiger’s Nest Monastery)」とも呼ばれているチベット仏教の寺院。
ブータン、パロ県の峡谷に位置する。この修道院は4つの寺院からなり、全て崖の上に建ててある。
30.知恩院(ちおんいん)、日本
(出典:pxhdwsm.com)
京都の東山区にある仏教寺院で、1133~1212年の間に建造された。
最も特徴的なのが鶯張り(うぐいすばり)の廊下で、歩くと鶯の鳴き声に似た音がする。
静かに歩こうとすればするほど音がするため、寺への侵入者を見つけるのに役立っていたという。
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