知ってる?驚きの動物のトリビア38選

2017年10月17日

31.コモドドラゴンは、メスだけで子供をつくれる

(via wikimedia)

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世界最大のトカゲであり、全長3mを超えことがあるコモドドラゴンは、繁殖にオスを必要としません。もちろんオスとメスで子供を作ることもありますが、メス単独でも子供を産むことができるのです。

ただし、単独の繁殖で産まれてくる個体はいずれもオスとなります。ですがこのオスが成長すると、母親と交尾して新たな子供を産むので、オスだけであふれることはありません。

32.ハクトウワシは求愛時に、お互いの爪をからませてスカイ・ダイビングする


上の動画の通り、ハクトウワシは気に入った相手が見つかると、爪を絡ませて上空からフリーフォーリングしてお互いの相性を見極めます。これは人間の男女がダンスパーティーで、気に入った相手と踊るようなものです。

ですがこのときに悲劇が起こる場合があります。二匹が夢中になりすぎて、からみあったまま地面に激突して死んでしまうことがあるのです。

33.タランチュラは、脚が無くなっても再生する

(via Wikimedia)

タランチュラを含め多くのクモ類は、脱皮時に失われた脚が再生します。1回目の脱皮では他の脚よりも短いですが、次かその次の脱皮で完全に元の状態に戻ります。

またタランチュラの多くが、生きている間中脱皮を繰り返すので、死ぬまで脚の再生が可能です。

34.ハチドリは1秒で70回も羽ばたく。エネルギー消費が激しいため、自重の8倍ものエサを食べなければならない

(via Wikipedia)

昆虫を除けば、動物界で一番代謝速度が早い種として知られています。活動時の心拍数は1260、呼吸数は250回/分にもなります。主食は昆虫と花の蜜ですが、これらが不足しているときは、冬眠のような状態に入り、代謝速度を1/15まで低下させることができます。

35.カナダアカガエルは凍っても死なない。雪解けすると復活


カナダやアラスカなどの寒い地域に住むこのカエルは、体内の水分が65%以上凍っても死なないことが判明しています。これは体内の水分が凍っても、命をつかさどる細胞には損傷が発生しないようになっているからです。

※越冬の前に、細胞に凍りにくい尿素をためこんだりしています。

36.ナマケモノは一週間に一度だけ木から降りる。うんこのために

(via Boards )

木につかまってほとんどの時間を過ごすナマケモノですが、トイレのときだけは、なぜか地面に降りて用を足します。これはどうしてかと言うと、「ガ」と共生関係にあるからです。

ガはナマケモノがした糞に卵を産み、ふ化した幼虫はその糞を食べて成長します。そして、ナマケモノが再び糞をしに降りてきたとき、その幼虫たちがナマケモノの体毛に移動します。そこでガが成長し、たくさんの糞を出し、毛に栄養を与えることで、緑色の藻が発生します。

【緑色のモが発生したナマケモノ】

(via Reddit)

このモは、ナマケモノにとってかなり大事なもので、この緑色のモのおかげで樹木にカモフラージュでき、外敵から発見されにくくなります。

37.ゴキブリは頭が切断されても生存できる。体は数日~1週間、頭は数時間の寿命

人間がもし首を切断されたら、出血多量のうえ、呼吸ができずに死んでしまいますが、ゴキブリは体の構造が全く違うため、長期間生き残ることができます。

ゴキブリが生存できる理由は、こんな感じです。

・血圧が低いため、出血多量になる前に血栓ができ、流血が止まる

・ゴキブリは口から呼吸しない。体の呼吸孔という体中の穴から空気を取り入れるので、窒息死することはない

・変温動物なので、エネルギー消費がすくない(体温を維持するエネルギーが必要ないから)。なので、絶食にもかなりの期間耐えられる

・脳がそれほど重要な役割を果たしていない。たとえば、脳は呼吸機能をコントロールしてない

また変温動物ということから、体温を低くすればするほどエネルギー消費が少なくなるので、冷蔵庫に切断したゴキブリを入れれば、さらに長生きさせることができます。

38.ワニは、3年食事しなくても死なないことがある


これほど絶食に強いのは、ゴキブリと同様に変温動物であり、体温維持に必要なエネルギー消費がすくないことが大きな要因です。

そのうえ、ワニの動きを見ればわかるように、動きがのろく、ほとんどじっとして過ごしているのでエネルギーを使いません。

自然界では獲物がとれないことはかなりあり、数ヶ月の間何も食べられないことはよくあるのだそうです。食料がないときは、自分の体にたくわえた脂肪を消費してしのいでいます。

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動物

Posted by uti