11歳も。若くして子供を産んだロシアの少女たち

1. 11歳の母親、ヴァレンティーナ・イサエワ(モスクワ)


モスクワ郊外のカポトニャに住む彼女は、ロシア最年少の母親だった。彼女は今から10年前の2007年に、わずか11歳で妊娠・出産を経験したのだ。

相手はタジキスタンから移住してきた少年で、17歳ととても若かった。

ロシアでは18歳以下の結婚は法的に許されていないため、国から一切の援助を受ける資格が得られなかったと彼女は語っている。

というのに、それから3年後、14歳にして第2子を妊娠した。

二人は、祖母が与えたアパートに一緒に住み始め、ヴァレンティナはスーパーの店員、夫のハビブは倉庫作業員として働いた。

結婚が許される年齢になり、二人は盛大な結婚式を挙げた。そこで二人は一生の愛を誓いあったのだが・・

それから数年後、ヴァレンティナが再びマスコミの前に姿を現し、離婚したことを報告した。彼女によれば、夫が毎日のように暴力をふるい、嫉妬がひどかったのだと言う。

今は家族で住んでいたアパートから引っ越して、人生やり直し中だという。ヴァレンティナは既に21歳、二人の子どもは10歳と6歳になっていた(2017年現在)。

2. 14歳の母親、リューバ(ロシア南西部、サラトフ)


2013年、リューバは14歳にして母親になった。彼女は当時中学生で、同級生たちは学校で彼女が妊娠したと知らされ驚いたという。

彼女は元気な男の子を産んだ。だが、その父親はとんでもない男だった。24歳の担任だった男は、リューバが関係を持った相手は一人しかいなかったのにしらばっくれ、自分の子供であると認知しなかったのだ。

【24歳の彼女の教師】


この教師が親だと認めさせるため、DNA検査が行われたが、それでもこの男は認めなかった。そのため母親になったリューバは、法廷に向かわざる得なかった。

その後、男は裁判によって実父であるという判断が下され、4年の懲役刑を受けることとなった。現在、彼女は学校に通い、祖母とともに子供を育てているとのことだ。

3. 12歳の母、ベロニカ・イヴァノーヴァ(サハ)


(※写真は報道されていない)

ベロニカは2009年、たった12歳で子供を産んだ少女だ。しかも彼女は、産まれる直前まで妊娠したことを誰にも言わなかった。

当時校長は、新聞記者に「ベロニカは元から少しかっぷくが良かったので、変化に気づくことができなかった」と語っている。

出産の数時間前、彼女は突然腹痛に襲われた。両親に「お腹が痛いから」とお願いして、救急車を呼んでもらった。救急車が到着した時には既に、出産間近だったという。

それからしばらくして、子供の父親が見つかった。バリーと言う薬物関連の前科を持った19歳の少年だった。

そしてこの事件が明らかになったことで、未成年との淫行罪により、この少年は8年の懲役が課されることになった。

4. 15歳の母、アレグサンドラ・グラドコフカイア(ヴラジーミル州)


これまでの例に反して、アレクサンドラの両親は、妊娠に協力的ではなかった。15歳という若すぎる年齢、学校など、将来のことを考えて中絶するように勧めたのだった。

両親は、中絶費用は全てこっちで持つからと事あるごとに言ったが、アレクサンドラはそれを受け入れず、出産にのぞんだ。男の子が生まれたが、それからは母親との口論が日常的になった。

その口論は、アレクサンドラがひた隠す子供の父親のことでもあったし、彼女の将来や育児についてであったという。おそらく彼女は、父親が未成年との淫行で捕まってしまうことを恐れて、隠していたのだろう。

そして今から2年前、アレクサンドラの母親は娘の親権を取り上げるため、裁判を起こした。娘が育児で不幸になっていると考え、母親が娘の子供を引き取って育てると申告したのだ。

現在裁判は抗争中で、この結果次第で3歳になる子供の行き先が決まることになるだろう。

5.ある記録を打ち立てた29歳のナタリア・クニャジコーワ


これまでに紹介してきた女性と比較して、ナタリアは少し年老いているが、彼女はロシアで一番の記録を持っている。

そう、彼女は29歳でロシア一若い祖母になったのだ。

ナタリアは14歳で娘を産み、今度はその娘が15歳で子供を産んだ。

祖母となったナタリアは、娘が若くして子供を産むことには、全く驚かなかったという。

むしろ彼女は、娘の出産を大いに喜んだ。そして娘が学校を卒業して自立するまで、子供のことは私達両親に任せておくようにと言ったのだ。祖父となる彼女の夫も32歳でかなり若いが、娘の子供の育児には積極的なようだ。

Reference:anews

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雑学

Posted by uti