現代において目撃された伝説の生物・5体

2018年4月22日

1.湖の怪物(アイスランド)

(via NowYouKnow)

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湖に住む怪物と言えば、イギリスのネス湖にいるネッシーが有名だが、アイスランドにも14世紀から伝わる似たような怪物がいる。

アイスランド東部のラーガルフリョゥト湖には、ヘビのような見た目のラーガルフリョゥトルムリンという怪物が身を潜めているのだ。

全長は12m以上で、バス一台よりも大きいとされ、上陸して木に巻き付くこともあるという。

【怪物のイメージ】

(via MsMergus)

上の動画は、2012年にその湖で怪物が動く様子をとらえたものである。ヘビのように体をたゆませて水面を動いている姿が見て取れる。これこそが、古代から伝えられてきた怪物の存在を証明するものだと思われた。

しかし専門家が調査したところ、この物体は上流に向かって動いてるように見えるが、頭部の位置を時間ごとに比較しても全く移動していなかったことが判明した。

それゆえ、魚網か布切れが湖の流れに乗ってゆらめいているだけの可能性が高いと言う。

2.人魚(イスラエル)

(via Pinterest)

イスラエルの町、キリヤット・ヤムで2013年、旅行者達が人魚らしき何かを目撃した。上半身は若い少女、下半身はイルカのようであった。

動画の途中で人魚は旅行者に気づき、旅行者に一瞬視線を向けてから、背を向けて海の中に消えていった。

町はこの映像をアピールして人魚の見られる有名スポットにし、観光の目玉にしたいと考えていた。また人魚の存在を証明できた者には、賞金1億円を出すと約束した。

だが後にこの映像は、アニマルプラネットのドキュメンタリーで放送されたCG映像であることが判明した。

3.ゴブリン(ジンバブエ)

(via Zimbabwe Today)

ジンバブエでは、ゴブリンに関する事件が増えている。2012年には南西部にあるブラワヨの中学校で、ヒヒに姿を変えたゴブリンが、教室にいる生徒を襲うという事件があった。

ジンバブエの人々は、彼らの言語でzvikwamboというゴブリンを信じている。普段は姿を隠しているが、襲いかかる人間に対しては姿を表す。

またあらゆる悪い事の元凶であり、夫婦のベッドに入り込んで性的関係を要求したり、警察官を襲ったりすることもあった。

政治家でさえ、このゴブリンとの関係を免れられない。

政治家であり地元の実業家でもあるイサウ氏は、彼の会社でヘビに似たゴブリンが発見されたことが原因で、ゴブリンの呪力を利用して人々に物品を買わせたという嫌疑がかかり、自己弁護しなければ罪を被せられる可能性まであったのだ。

4.ピクシー(イギリス)

(via Dan Baines)

(via Dan Baines)

2015年3月、イギリスで行われているポッドキャストの配信に、匿名のリスナーから奇妙な写真が送られてきた。その写真には、頭蓋骨やあばら骨、脊椎など人間と似た骨格の小さな骸骨が写っていた。

そのリスナーは鳥類保護センターで働いており、絶滅危惧種のハヤブサの巣にある卵を調査していたところ、小枝と羽毛に隠されたこの奇妙な骨を発見したそうだ。

彼はこの骸骨をイギリス・コーンウォールに伝わる小妖精、ピクシーだと考えている。ピクシーは身長20cmほどの小人で、赤い髪の毛にとがった耳をしている。

【骸骨の動画】

5.アスワング(フィリピン)

(via dailymotion)

16世紀頃から、フィリピンで最も恐れられている怪物である。アスワングは吸血鬼やグール、魔女など様々な怪物の特徴を身に備えており、姿形を変え、夜になると動物や人間を襲って血を吸う。

またある話では、体の半分だけで飛び回ることができ、長い舌で妊婦の子宮にいる赤ちゃんを吸い出して食ってしまうという。

2014年、匿名のテキストメッセージが多くの人をパニックにした。以下のテキストがルソン島・バタンガス州のある住民に送られた。

「警告:バタンガス州に住む人たちへ。夜に外を出歩いてはならない。南カマリネス州から大きなトラックに乗ったアスワングの一団が、もうすでにサントトマスまで来ている。見知らぬ人間を信用するな。これは決して冗談ではない」

バタンガス州の警察は、このメッセージは何の根拠もないでっち上げだと発表したが、その年に70歳の母親がアスワングとみなされたために、息子によって首を切られ殺される事件が起きた。

それ以外にも、酔った男が近所の人を人食いアスワングだと信じ、殴り殺したケースや、父親が実の娘をズタズタに切り刻み、危篤状態まで追いやったケースも報告されている。

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Posted by uti