笑うといいことだらけ?!笑いの雑学9個

2018年9月28日

1.思いっきり笑うと、カロリーがかなり消費される

(via Pixabay)

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笑うことは「心のジョギング」とも言われ、心拍数が10~20%上昇し、カロリー消費量は10~15分間思いっきり笑い続けると30~40kcalになる。

具体例として体重50kgの人が普通の速度で10分間ウォーキングすると約26kcal消費される。つまりウォーキングよりも笑いの消費カロリーは高くなることがあるのだ。また軽く笑ったとしても、10分で約10kcal消費できるという。

2.笑うことで短期記憶が向上する

(via Patch)

笑いは記憶力を向上させることが研究の結果明らかになった。カリフォルニアのロマリンダ大学は、60~70歳の20人に記憶力テストを受けてもらい、その後2つのグループに分け、片方は20分間何も一切せずに座ってもらい、もう片方には面白動画を20分間見てもらった。

それから両グループに対して記憶力テストを再び行ったところ、面白動画を見たグループの方が明らかに以前よりも記憶力が向上していた。その向上率は、黙って座っていた方が20.3%に対し、動画を見た方は43.6%になっていた。また動画を見たグループでは、ストレスホルモンであるコルチゾールが減少していることも分かった。

3.笑いは心臓病のリスクを低くする

(via tOrange)

心臓病に対して笑うことは「最高の良薬」となりうる。

レノックス・ヒル病院の研究によれば、笑うことはストレスホルモンや動脈の炎症を減少させ、善玉コレステロールを増やす効果があり、心臓発作の原因となる動脈硬化などへのリスクを下げるという。また心臓病になった人は、そうでない人に比べて40%笑わないことも分かっているそうだ。

笑いによる心臓病の予防効果は24時間続くので、毎日笑うことを忘れないようにしたい。

4.笑いは免疫力を高める

(via eannanearner)

国立癌研究所によれば、笑いはストレスホルモンの分泌を抑え、免疫システムで働くナチュラルキラー細胞やT細胞、B細胞、リンパ球などの機能を最適に保つという。なので笑っていると、病気の治りも早くなる。

5.笑いは血糖値を下げる(上がりにくくする)

(via Wikimedia)

笑いは糖尿病の人にも良い効果がある。筑波大学による研究では、糖尿病の被験者19人に対して食後にそれぞれつまらない講義と面白い漫才を見せると、面白い漫才を見た場合には血糖値が上がりにくくなることが判明したのだ。

6.笑いは寝付きを良くする

(via Pixabay)

夜間に笑うと、眠りを引き起こすメラトニンがより多く分泌される。メラトニンは、脈拍・体温・血圧などを低下させることで睡眠の準備が出来たと体に認識させ、睡眠に向かわせる作用がある。

7.笑いは痛みを和らげる

(via Pixabay)

スイスの研究チームは、被験者にコメディ映画を見せた場合と見せなかった場合で、痛みをどれくらいの時間我慢できるか比較調査した。その結果、コメディ映画を見たほうが痛みに長時間耐えられることがわかったのである。

これは笑いによって、鎮静作用のあるエンドルフィンが脳内から分泌されるとともに、筋肉の緊張が緩和されたためだと考えられている。

8.脳は、作り笑いと本当の笑いを無意識に検知する

(via modup.net)

会話相手の本当の感情を知ることは、自らがだまされずに生き残っていく上で必要な能力なのかもしれない。

ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンでの実験で、被験者らに作り笑いと本当の笑いの動画をランダムで見せたところ、作り笑いを聞いた時にだけ脳の内側前頭前皮質が活発になることが明らかになった。脳は無意識に作り笑いと本当の笑いを識別して、会話相手の感情を理解しているのだ。

9.くすぐられると、ネズミは笑う

(via The Telegraph)

ネズミはくすぐられると、人のように声をあげて笑うことが研究の結果明らかになった。しかしネズミの笑い声は人には聞こえない。あまりにも高音すぎるからだ。

専用の装置で観測したネズミの笑い声は、以下の動画で聞ける。くちゃくちゃした音がネズミの笑い声である。

くすぐることは最も根源的な喜びの行為であり、人間のみならず多くのほ乳類が好意的な反応を示す。

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雑学

Posted by uti