一度は泊まってみたい。地下の家・9軒

2018年10月12日

1.フェスタスのケイヴハウス(アメリカ、ミズーリ州)

(via lolwot)

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砂岩の人工洞窟内に建てられた敷地464平米の家。洞窟自体はおよそ1400平米ある。元々この洞窟は鉱山用に掘削されたものだったが、1950年代にはスケートリンクやコンサート会場として使用されるようになっていた。

その後オークションサイトのebayで競売にかけられ私有地となり、この家が建った。

(via inhabitat)

洞窟の中にあるおかげで一年中快適な温度に保たれるので、家の中には冷暖房が設置されていない。また家の前面には大きな窓があり、洞窟内でも日差しが入りやすいよう工夫されている。

2.マラトル(ウェールズ、ドルイドストーン)

(via wikipedia)

(via wikipedia)

海岸に面した凹地に建てられたガラス張りの家。法廷弁護士であるマーシャルアンドリュー氏がデザインし、現在も彼が所有している。

(via forbes)

周囲の環境となじむように家の天井は芝生で覆われている。天井の中央には煙突があり、これが家の中心にある暖炉へと続いている。中には3つのベッドルームがあり、また外側はキッチン、内側はバスルームとなっている黄緑のさや状構造がある。

3.隠し家(ポーランド、ドルヌィ・シロンスク県)

(via oddee)

天井が芝生で覆われ、周りの風景に溶け込ませているので、近くの道路からは見えない。家の所有者だけがアクセスしやすいようになっているのだ。地下への階段を降りて行くと玄関にたどり着き、そこは日差しを多く取り入れるため大きなガラスがはめられている。

4.セダムハウス(イギリス、ノース・ノーフォーク)

(via Three Arts)

野球帽のように大きなつばが付いている地下の家。窓ガラスが南向きで日当たりがかなり良いため、このツバは真夏に暖まりすぎるのを防いでくれるらしい。

【地上部の部屋】

(via telegraph)

地上にある部屋は一部で、地下には4つのベッドルームがあり、この家には家族5人が暮らしている。暖房は地熱を利用したポンプで、トイレの水は回収した雨水を用いるなど、環境に優しい設計となっている。

5.ストーンデザートホーム(ギリシャ)

(via dornob)

2つの丘に挟まれた長方形の家。自然の光と熱、横風を取り込むことで冷暖房をほとんど必要とせず、とても環境に優しい。周囲の砂漠と調和するよう、天井とエントランスへ続くスロープには周囲の砂を敷き、低木を植えている。

【内観と間取り図】

(via Terrabija)

6.エステートLättenstrasse(スイス)

(via Freshome)

(via Architizer)

湖を中心に9つの住宅からなり、それぞれが階段でつながっている。周りの自然と一体化した建物は雨や風、寒暖に強く、とてもエコな生活が送れるようにデザインされている。駐車場は地下にあり、それぞれの住宅の階段からアクセスできる。

(via Architizer)

部屋は20以上あり、家の中心には天窓から日差しが照らすバスルームもある。

7.ホビットホーム(スイス、ヴァルス)

(via mit24h)

(via ArchDaily)

古くから温泉で有名な山間の村、ヴァルスの美しい風景が眺められる住宅。地下にある部屋は夏でも冬でも過ごしやすく、電気代がほとんどかからない。一般住宅と同様の生活ができ、ゲストルームや娯楽室なども備えられている。

(via Construire Tendance)

8.ベッカムクリークケイヴハウス(アメリカ、アーカンソー州)

(via Ideas Ideas)

【内観】

(via elitereaders)

9.マトマタの穴居住宅(チュニジア)

(via Amusing Planet)

【内観】

(via dearbarbie/Wikimedia)

地面に巨大な穴を掘り、その側面に居住用の穴を掘って個人の部屋としている。中央の穴は広場や中庭として使用される。それぞれの穴は横穴で連結されていることもある。

(via Lucy/Flickr)

スターウォーズシリーズのロケ地としても有名で、ルーク・スカイウォーカーの家として映画に登場した。

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雑学

Posted by uti