一生食べられないかも。食用の変わった珍しい卵・8種

日本ではお目にかかれない様々な種類の可食卵をご紹介していこう。

1.アリの卵

【タイの市場で売られているアリの卵】

(via Wikimedia)

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アリ本体はもちろん、その卵、幼虫、サナギは様々な国で食されている。たとえばタイでは、赤アリの卵がよく料理に使われており、サラダやカレー、オムレツの材料になっている。赤アリの卵には酢酸が含まれているため、レモン汁や酢の代わりになる。

また卵をすりつぶしてその匂いを吸入すると、めまいや失神を緩和することができ、ゆでた卵を塩とともに飲み込めば、便秘が改善すると言われている。

メキシコでも食用

【タコスにして食べる】

(via Wikimedia )

メキシコでは、アリの卵はエスカモレと呼ばれて、500年以上前のアステカ時代から食されてきた。その卵は主に、テキーラの原料となるリュウゼツランの根っこの巣から採集されている。

タイで食べるアリとは種類が異なり、こちらはナッツの風味がするという。スパイスを加えて油で炒め、タコスやオムレツに混ぜて食べる。

2.エミューの卵

(via Alpha/flickr)

エミューはオーストラリア固有の飛べない鳥で、ダチョウとよく似ている。ダチョウに次いで背の高さが鳥類で2番目、その高さは1.6~2.0mと人の背丈ほどになる。

【エミュー】

(via wikipedia)

卵はアボカドのような深緑色が特徴的で、大きさはダチョウの卵にはかなわないが900gほどになり、1つで鶏の卵12個分になる。味は鶏の卵とほとんど変わらない。だが調理に時間がかかり、ゆで卵を作るのに1時間ほど必要だという。

【目玉焼き】

(via The New Daily)

エミューの卵は、オーストラリアの直売所で1個2000円以下で購入できる。

3.カモメの卵

(via Pixabay)

よく海岸で見かけるカモメだが、その卵は鶏の卵よりも美味とされている。だが保護鳥獣に指定されているため、高級食材となっている。大きさは鶏の卵よりも少し大きいくらい。その大きさにも関わらず、イギリスでは1個1000円~1300円ほどする。

【フライパンに落とした卵】

(via RollingDiaries)

カモメの卵は黄身がオレンジがかっており、クリーミーさがあり、味がしつこくない。素材の味を楽しむゆで卵が最も一般的な食べ方だが、スクランブルエッグやポーチドエッグなどでも食される。ロンドンの高級レストランでは、カモメの卵がキャビア、トリュフ、フォアグラ等とともに提供されている。

4.カメの卵(水性カメ)

(via wikimedia)

ウミガメなど水性カメの卵は、重要なタンパク源として現在でも中米の海岸地域で食されている。だが多くの国では法律で保護されているため、勝手に採集はできない。

特にニカラグアではコウラの柔らかいカメ(スッポン)の卵が人気で、スープに入れたり、生でサラダにして食べられている。だが他の卵のようにあまり美味しいものではないそうだ。鶏の卵よりも風味豊かであるものの、獣臭さ(じゃこう臭)があるとのことだ。

5.ワニの卵

(via Pixabay)

日本では見かけることはないが、ジャマイカやオーストラリアでは野生のワニの絶滅が危惧されるほど人気の食材である。また南部アメリカでは野生種ではなく、養殖場で育てられたワニが食されている。ワニは卵はもちろん、肉、革も高く取引されるので、とても需要がある。

【フィリピンではアイスクリームに】

(via Sweet Spot Artisan Ice Cream)

またフィリピンでは、ワニの卵がアイスクリームの材料として使われている。卵だけで食べると魚臭さがあるのだが、アイスに混ぜるとよりクリーミーで臭みも少なくなるそうだ。

6.カタツムリ(エスカルゴ)の卵

(via wikipedia)

ホワイトキャビアとも呼ばれ、世界三大珍味のキャビアと同等あるいはそれ以上の価格で市場に出回っている。食用とされているのは養殖されたカタツムリの卵で、穀物などの試料を与えて育てられている。

養殖場では卵の生産速度を向上させるため、照明や気温を管理しながら育成しているが、1年で採れる量は1匹でたった4gにしかならない。そのため非常に高価で、50gビンで2万円以上の値段が付く。

その味は、焼いたアスパラあるいはキノコに例えられることが多い。またわずかに樹木の香りがし、普通のキャビアよりも噛みごたえがある。

7.サメの卵

(via vifarms)

サメは肉やフカヒレだけでなく、卵も食べられる。食用とされるのはツノザメなどの卵胎生種の未受精卵で、イクラと同じように体内から取り出される。

この卵には殻がなく黄身と白身の区別もないが、調理法は鶏の卵と同じでオムレツやゆで卵などとして食べられる。

8.ペンギンの卵

【南極周辺の海域にいるジェンツーペンギンのゆで卵】

(via mrsbaklava)

(via mrsbaklava)

南極では2000年頃にペンギンを食べることが禁止されたため、その卵も基本的に食べることはできない。しかし、かつては南極に挑む冒険家たちにとって、現地で手に入る緊急時のタンパク源となっていた。

その卵は、鶏の卵よりも大きく、最大で1年間保存しておける。だが緊急時の食料だけあって、美味しくはないそうだ。ゆで卵として食べると非常に魚臭く、イワシの缶詰に入っている油のような匂いがするとのことだ。

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