頭を2つ持つ?!見世物小屋のパフォーマー
(via elandovas)
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パスカル・ピニョン(1889~1929年)は、テキサス州の貧しい鉄道作業員だった。だが彼はその稀有な奇形のおかげで、サイドショー(見世物小屋)のスターとして儲かる仕事にありつくことができた。
彼を見出したサイドショーの興行主は、多くの人々に”彼が2つの頭を持つ人間”だと信じ込ませた。サイドショーでは、額に2つ目の顔を持つ男として大々的に宣伝され、その姿から「双頭のメキシコ人」と呼ばれ人気を博した。
(via alchetron)
・2つ目の頭は動かない。その原因は20歳のときに脳こうそくを起こしたから
・口は常に開いている
・顔には表情がない
2つ目の頭は、興行主が作り込んだストーリー
(via OdditiesBizarre)
実際のところ、パスカル・ピニョンは2つ目の頭を持っていなかった。額にあるのは、巨大な良性腫瘍だったのだ。
興行主が彼の巨大なこぶを見て、見世物として逸材になると見抜いたのである。彼をサーカスのメンバーとしてスカウトし、そのこぶに「ロウで偽の顔」を描いた。
(via missioncreep)
興行主の思惑通り、観客はパスカルを「2つの顔を持つ男」だと信じた。パスカルのインパクトある風貌は注目を集め、数年間におよぶサイドショー巡業は成功に終わった。興行主は腫瘍を除去できるほどの大金をパスカルに与えた。その後パスカルは、地元に帰郷した。
実在する頭を2つ持つ人物
(via postimees)
極めてまれであるが、双子の中には、頭部にもう一方の頭部がほぼ単体で結合した症例がある。寄生的頭蓋結合と言われ、今までにたった10例しか報告されていない。その一例が写真のマナール・メイジドちゃんだ。
(via XDinexitaXD)
マナールちゃんの頭には、ほぼ頭だけの双子が結合していた。その頭は完全に発達した脳を持っていて、しゃべることはできなかったが、まばたきしたり、笑ったりしたりできた。
(via industrious)
だがマナールちゃんの担当医師は、彼女が普通の生活を送れるようにするため、生後10ヶ月のときに寄生体頭部の切除手術に臨んだ。13時間におよぶ大手術は成功し、マナールちゃんは頭部切除手術を生き延びた世界初のケースとなった。
(via OWN)
ところが手術から14ヶ月後、2歳の誕生日を迎える前日に、マナールちゃんは手術が原因で起きた脳の感染症で亡くなった。
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コメント一覧
マナールちゃん…かわいそうすぎ
ガチなのは気持ち悪い