興味ひかれる用途・正体不明の物体(解答あり)

発見者が困惑した用途や正体のわからない物体。解説つきでご紹介していこう。全22種。

1.池の水を全部抜いたら底にあった。直径60cmくらい

(via OMGHart)

スポンサーリンク


人工の魚のすみか。小魚は外敵から身を守るため、狭くて窮屈な場所を好むことが多い。

2.人類学の教授が倉庫で見つけた。誰も何であるか分からなかった。ガラスビンについているブリキの仕掛けは、クルクル回るようになっている

(via babySucc)

これはかつて日本で昆虫採集に使われていたトラップ。ビンの中に虫を引きつける誘引剤を入れて使う。昆虫がこのビンに落ちると、出ることができなくなる。

3.おばあちゃんの納屋を掃除していたら発見。一体なんだろう

(via Tenrai_Taco)

たんつぼ。海外ではたんを吐き出すよりも、歯肉と唇の間に挟むディッピングタバコや噛みタバコを捨てるゴミ箱として使われるのが一般的だった。

4.道路脇の芝生に、箸に突き刺さったオレンジが並んでいる。壊れたら元に戻している人もいた。ちなみにここはオランダ

(via ZeaRiley)

これはオリオールズなどの鳥を呼び寄せるエサだと思われる。一部の鳥は、オレンジなどのフルーツを好んで食べる。

【オレンジのエサ台を訪れるオリオールズ】

(via forthewildbirds)

5.オーストラリアのニューサウスウェールズ州のビーチで見つけた。水面に浮いてゆっくりと動いていた

(via Davismism)

アオミノウミウシという軟体動物。猛毒のクラゲを食べるため、本種自体も毒を持っている。触れると、毒の被害にあうことも。

6.お風呂の天井の角に現れた何か。小指くらいのサイズだけど何だろう?

(via barnorama)

ジガバチの巣。ジガバチは、クモに毒を打ち込み麻痺させて、この巣に生きたまま貯蔵する。そして巣の中に卵を産み、巣に泥のフタをして出られなくする。クモは、幼虫が成体になるまでのエサとなる。

7.ロンドンにある鉄道駅の壁一面が、こんなふうにくぼんでいる。どうしてこうなった?

(via mynery)

硬貨によって作られたへこみだと思われる。硬貨をレンガの上に置いて、ねじり回しながら押し込むとこんな感じで完璧な円ができる。ここまでへこむにはかなりの時間がかかるが、当時ロンドンの地下は防空壕として使われていたから、多くの人がそこで暇を持て余していた。

8.フロリダ南部で舌のようなピンクの物体が打ち上がった。ひっくり返しても見た目は同じだった

(via MrsMeatball54)

ホヤの一種だと思われる。ホヤ類は海底の岩などに固着する植物のような動物で、海水を吸い込んで、その中にいるプランクトンを食べている。

9.学校の作業室で見つけた物差しのような何か。一体何に使う?

(via izismile)

「型取りゲージ」と呼ばれ、不規則な形状の物体に当てて、型を取る器具。以下のように使う。

(via amazon)

10.ベルが入ったボウルと大きな金属の装置。コネチカット州の古い家で見つけた

(via izismile)

ロシアで生まれたサモワールというお湯を沸かす装置。煙突状のパイプに木材などの燃料を入れて火を付け、水を温める。これで沸かしたお湯は、主に紅茶をいれるのに使われた。

【150年前のサモワールで紅茶をいれる動画】

11.クリスマスプレゼントにこのかばんをもらった。使っているうちに、このベルトが何のためにあるのか気になってきた

(via izismile)

キャスター付きバッグの持ち手にかけておくためのベルト。以下の写真が使用例。

(via DAGNE DOVER)

12.ガーデニング中に見つけた指輪。きれいにしてみたら、普通の指輪とは明らかに違う

(via gamer0981)

これは形見の指輪とも呼ばれ、亡くなった愛する人の記憶を永遠にとどめておくための物。指輪には、亡くなった人の名前や死去日、モットーなどが刻まれる。

13.インディアナ州で採掘しているときに見つけた物。サッカーボールよりも大きい

(via diply)

スラグガラスと言い、鉄鉱石から鉄を製錬する際に副産物として出来るガラス成分(人工物)である。

14.イタリアのアマルフィ海岸にあるレストランで、天井から白くて長い物がぶら下がっていた

(via RadiantArgon)

これはククッツァ・ロンガという長いズッキーニ。おそらく種を取って植えるために、乾燥させているようだ。

15.海の未確認生物?サンディエゴの海岸で発見

(via mistuhkrabs)

ブルケルプという巨大な海藻の一種。最大36mほどに伸びる。以下は海中のブルケルプ。

【中央がブルケルプ】

(via wikimedia)

16.新しいアパートに引っ越してから見つけた。食器棚に入っていたけど、何だろう?

(via rabpo)

つららコルクという物で、ワインを冷やすのに使う。このつらら状の容器には液体が入っていて、凍らせてワインボトルにはめ込むと、ワインが冷やせる。

17.窓の横にこんなのがあった

(via diply)

ツツハナバチの巣。ひと目のつかない場所で泥や砂などを使って巣をつくる。

18.森の中で見つけた謎の物体

(via del_demo)

スッポンタケの幼菌。内部は透明のゼリーで包まれた柄と暗緑色の傘がある。キノコとして成熟すると、悪臭を放ち、形もおぞましくなる。

【成熟した個体】

(via wikipedia)

19.義母の家を掃除していたら見つけた。開けられそうだけど、どうやって開ければよいかわからない

(via saucy-pants)

40年以上前のSX70ポラロイドカメラ。側面の出っ張りを引っ張ると、カメラが展開する。

(via amazon)

20.雨どいのところに見つけた奇妙な物(チェコ、プラハ)

(via polishprocessors)

David Černý氏が製作した芸術作品、「エンブリオ」(胎芽)。

21.祖母が亡くなってから、祖母の自宅で見つけた。パリにあったものだと思う

(via StinkySteinke )

フランス発祥の球技、ペタンクに使うボール。ペタンクは、ボールを投げて相手よりも目標の玉に近づけたほうが勝ちになるスポーツ。

【ペタンクをする人たち】

(via wikipedia)

22.ニューヨークのビーチで、友達が見つけたもの

(via karmawv )

エイの歯板。エイは以下の写真のように、変わった歯の形状をしている。大きな口で獲物を掃除機のように吸い込み、上下にある歯板で噛み砕く。

【大型エイの歯】

(via wikiwand)

スポンサーリンク