巨大過ぎる。最も大きな草食動物(ランキング10)

最大個体の体重を基準として、草食動物の重さ順ランキングをご紹介します。

10位.アカカンガルー 91kg

【↓体重89kg、身長2mのアカカンガルー。ブリキバケツを破壊した写真】

(via mnn)

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有袋類の中で最大の種です。オスは立った時の身長が平均1.5mとなり、体重は55~90kgに達します。一方メスは小柄で、オスの半分ぐらいです。

上の写真はオーストラリアのカンガルー保護施設で飼育されているアカカンガルーのロジャーです。彼は9歳(寿命は通常18歳くらい)なのに、体重は89kgもあります。

おそらくこのまま成長していけば、飼育下では史上最大の個体になる可能性があります。

(via The Kangaroo Sanctuary Alice Springs)

ロジャーは、赤ちゃんの時に母親が交通事故で亡くなったことがきっかけで、保護されています。保護された時は900gしかなかったそうですが、あっというまに成長してこんな筋骨たくましい姿になったとのことです。

【↓拾われたときのロジャーの写真】

(via The Kangaroo Sanctuary Alice Springs)

9位.ゴリラ(ヒガシローランドゴリラ) 270kg

(via Alla Travels)

全ゴリラの中で最も大きな種が、ヒガシローランドゴリラです。コンゴ民主共和国の奥深い森の中に住んでいます。

現在3800頭しかおらず、近いうちに絶滅する可能性が高いとされています。

本種はオスの体重が204~250kg、二足で立つと身長は1.76~1.94mで、ほとんど人間と変わらない高さになります。一方メスは、オスに比べて半分ほどにしかなりません。

(via Wikimedia)

ちなみに、ヒガシローランドゴリラはサルと異なり、バナナの身を食べません。ですが、バナナの木を倒して、クキの中心(髄)を好んで食べます。主食は植物の葉とフルーツです。

8位.ガラパゴスゾウガメ 417kg

(via wikimedia)

リクガメの中で最も大きい種であり、体長は1.3m、体重は400kg前後まで成長します。

寿命も非常に長く、野生でも100年以上、飼育下では170年生きた個体もいます。

しかし、本種は人による生息地の破壊や食肉・採油のための乱獲で、25万匹から2万匹まで数を減らしています。

生息数を元に戻すため、生息地のガラパゴス島では熱心な保護活動が行われています。

7位.アメリカヘラジカ 825kg

(via wikimedia)

主にカナダ、アメリカの寒い森の中に生息しているシカです。体高140~230cm、体重は200~825kgになります。

ただし、オスとメスでは体重が2倍以上異なることがあります。また、オスにしかツノがありません。そのツノは極めて巨大であり、最大で幅210cm、重さは36kgに達します。

(via fieldandstream)

6位.ウマ(シャイヤー) 1,500kg

(via Tiin)

ウマの中で最も大きいのが、イギリス産まれの品種、シャイヤーです。

成長すると体高は平均で178cmになり、体重は850~1100kgに達します。非常に力強いことから、荷物を運んだりする引き馬として利用されていました。

その力の強さは、1頭で20トンもの荷量を運ぶことができたほど。

しかし20世紀以降、機械化によって出番が少なくなり、頭数が減少。現在は種の危機に陥るほど頭数が減っています。

ちなみにシャイヤー品種で最も大きな個体は、イギリスのベッドフォードシャーで1846年に飼われていたサンプソンで、体高が220cm、体重は1524kgありました。

5位.ウシ(キアニーナ牛)1,700kg

(via Loupe)

ウシには様々な品種がいますが、その中で最も重量があるのはキアニーナという、イタリア・トスカーナ州で主に飼われている品種です。

体高は2m、体重は1.6トンを超えることが珍しくありません。通常の牛が1トン未満なので、そのスケール感がわかると思います。

キアニーナ牛は、もっぱら肉牛や使役用に利用されており、ミルクはあまり出ません。

ちなみに、ホルスタイン(乳牛)で最も大きい個体は?
【↓イギリスの動物保護施設で飼われているチリ】

(via Buzger)

チリは、ホルスタイン種において最も巨体です。ギネス世界記録にも認定されており、体重は1.25トン、体高は1.98mあります。

写真は9歳のときの写真。保護施設に預けられたのは生後6日目からで、それ以来ずっとここで過ごしているとのことです。

4位.キリン 1,900kg

(via Wikimedia)

陸上動物で最も背の高い動物であるキリンは、体高が4.3~5.7mに達します。最大では5.88mという記録があります。

平均体重はオスが1.2トン、メスは828kgですが、2トン近くになる個体もいます。

【↓飼育下で最も大きいとされる個体:ズールー】

(via Caters)

動物園で飼育されている個体としては、イギリスのフォリーファームにいるズールーが一番大きいとされています。体高は5.8m以上で体重は1.3トン。

巨体ゆえ、食べる量も多く1日20kgも干し草を食べるとのことです。

3位.サイ(シロサイ) 4,000kg

(via wikimedia)

サイは全5種いますが、その中で最も大きくなるのが、シロサイです。平均体重はメスで1.6トン、オスは2.4トンになります。

体長は3.5~4.6m、体高は1.8~2.0mで、普通に立っているだけでも、たいていの人より背は高いのです。

(via LifeGate)

ツノは平均90cm、最大で150cmに達し、思った以上に長くなります。このツノは骨ごと破壊されない限り、生え変わり、3年ほどで元の状態に戻ります。

(via Tail and Fur)

しかし、このツノのせいで、彼らは絶滅の危機にひんしています。サイを違法に狩猟し、殺してツノを奪い取る人間が絶えないためです。

サイのツノの値段を知れば、たとえ捕まる危険があろうとも、やめられない理由が分かります。

1kgのコカイン:300万円
1kgの金:430万円
1kgのプラチナ:600万円
1kgのサイのツノ:600万円
サイのツノは、金よりも高く、プラチナ並みの値段になることがあるのです。

2位.カバ 4,500kg

(via Carnivora Forum)

カバはアフリカで最も恐れられている動物であり、人間を圧倒する巨体です。平均体重はオスが1.5トン、メスが1.3トンで、3トン以上の個体も見つかっています。

体高は1.6mほど、横の長さ(体長)は3.3~5mほどで、軽自動車よりも大きな体です。基本的にオスの場合は、死ぬまで成長し続けるので、長寿であればあるほど体も大きくなります。

巨体なタルのような体型で、鈍そうに見えますが、実際は100mを12秒で走れる力を有しています。

(via Boredom Therapy)

カバは縄張り意識のある動物です。人が彼らの領域に入り込めば、襲ってきます。もしカバに噛みつかれでもしたら、助かることはまず難しいかもしれません。

彼らの犬歯は、長さが最大で50cmにも達し、ワニをも真っ二つにするほどの力があるからです。

【↓カバの骨格:犬歯が鋭く大きい】

(via wikimedia)

1位.ゾウ(アフリカゾウ) 12,000kg

(via Embark Exploration )

ゾウの中でも最も大きいのがアフリカゾウです。成体では肩高3~4m、体重は4トン以上に達します。

これまでに捕獲された最も大きな個体は、体重11トン、肩高3.96m。1956年にアンゴラで見つかった個体です。

また2015年には、おそらく象牙の長さで過去最大の個体が、ジンバブエのゴナレゾウ国立公園で捕獲されています。

【↓55kgの象牙があるアフリカゾウ】

(via De Telegraaf)

象牙は1kgあたり数十万円の価値があり、この個体では最低でも600万円以上に値がつくと思われます。

【↓象牙だけでも人の身長くらいの大きさがある】

(via Daily mail)

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