驚くほど美しい天体写真48枚
今回は美しい天体写真をご紹介します。大きな画像で見たい方は、出典元を画像の右下に記述していますので、そこから御覧ください。
1.シャープレス2-106:宇宙の天使
若い恒星S106 IRが作り出したチリとガスの雲。
はくちょう座の方向に、地球から約2,000光年離れた場所にある。
(1光年は約9.5兆キロメートル)
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2.NGC2403
(出典:astrodoc.ca)
きりん座の方向にある渦を巻いた銀河。地球からは800万光年離れた場所にある。
3.M15球状星団
(出典:astrodoc.ca)
太陽のような恒星が、互いの重力で集まった天体。
地球から33,600光年離れた場所にある。
この銀河の中心にも、巨大なブラックホールがあるのではないかと考えられている。
4.小マゼラン雲
(出典:nasa.gov)
巨嘴鳥(きょしちょう)座の方向にある銀河。
私達が存在する天の川銀河から最も近い銀河であるが、距離は20万光年と、私たちにとっては果てしなく遠い。大きさは、天の川銀河の1/7ほど。
肉眼で見えるくらい明るいが、南天にあるため日本からは見ることが出来ない。
5.NGC2174とNGC2175星雲
(出典:astrodoc.ca)
NGC2174とNGC2175は、オリオン座の方向にある地球からそれぞれ6,400光年、6,350光年離れた星雲。NGC2174とNGC2175星雲は、ほぼおなじ位置に存在するため、いっしょくたにされることが多い。
ちなみに、星雲とは隕石やチリなどの星間物質が集まったもの。
6.NGC949
(出典:esa.int)
さんかく座の方向に、地球から3,000万光年離れた銀河。
7.プレアデス星団(M45)
(出典:astrodoc.ca)
日本では「すばる」とも呼ばれている。年齢が約6千万~1億歳の生まれたばかりの星の集団で、肉眼でもその美しい輝きは確認できる。
牡牛座の方角に、地球から440~448光年ほど離れた場所にある。
(1光年は約9.5兆キロメートル)
8.アンドロメダ銀河(M31)
(出典:flickr.com)
地球から約250万光年離れた場所にある渦巻状の銀河。
私たちのいる天の川銀河よりも、約2倍大きい。(直径は22~26万光年ほど)
恒星の数も、天の川銀河の5倍ほどあり、およそ1兆個。
肉眼で見ることもでき、大きさは満月の5倍ほどである。
9.バブル星雲
(出典:billsnyderastrophotography.com)
バブル星雲は、カシオペヤ座にある星雲。
バブル星雲と地球の距離は約1万1千光年である。
中央に写る泡状のものは、太陽の15倍もの大きさがあり、3万度を超える恒星「SAO 20575」が作り出したガスの流れ。
10.オリオンの剣
(出典:astrodoc.ca)
オリオン座にある3つの星が直線に並んだのものを「オリオンの剣」という。
日本では小三つ星と呼ばれている。
写真はオリオンの剣の一部を拡大したもので、右側の赤っぽいガスはオリオン大星雲(M42)、左側の青っぽいガス部分はNGC1977星雲である。
11.ヒクソン・コンパクト銀河群
(出典:stardoctor.org)
銀河が数十個集まった銀河集団で、地球からは獅子座の方向に6,000万光年離れている。
中央にある一番大きいのは、NGC 3190と呼ばれる銀河で、私達が住む天の川銀河と同じ形の渦巻き銀河。
また中央のS型はNGC3187銀河、その上の右側は楕円銀河、NGC3193 。
12.触角銀河
(出典:flickr.com)
NGC4038とNGC4039銀河が衝突して作られた銀河の対。
からす座の方角に、地球から6,800万光年離れた場所にある。
ここでは、すさまじい衝撃波によって星間ガスが圧縮され、星がたくさん作られている。
13.尾を引くラブジョイ彗星がNGC633とM103星団を通り抜けていく様子
(出典:flickr.com)
ニューメキシコで2014年に天体望遠鏡で撮影された写真。
ラブジョイ彗星は、オーストラリアのテリー・ラヴジョイが発見したもの。
14.NGC6604
(出典:flickr.com)
へび座の方角に地球から5,500光年離れた星団。
15.アンドロメダ銀河(M31)
(出典:flickr.com)
16.ペルセウス座銀河団の中心にあるモンスター銀河
(出典:flickr.com)
ペルセウス座に位置する地球から2億3,700万光年離れた銀河。
中心には、太陽の数万倍~数百億倍の大きさがある超巨大なブラックホールが存在する。
写真の中心が明るく光っているのは、超巨大なブラックホール周辺で爆発が起こり、光が放射されているためである。
17.天の川銀河の銀河核
(出典:flickr.com)
天の川銀河の中心で、ここを軸に銀河は回転している。
地球からは射手座の方向に約2万6千光年離れた場所にある。
18.回転花火銀河(M10)
(出典:wallpapers.simplythebest.net)
地球から2,700万光年離れたおおぐま座に位置する銀河。
大きさは直径17万光年で、天の川銀河とほぼ同じ。
19.ハワイのマウナケア山から撮影した天の川銀河
(出典:apod.nasa.gov)
20.渦巻銀河のX線放射をとらえた写真
(出典:flickr.com)
X線を捉える天文衛星で撮影したNGC 2207とIC 2163の2つの銀河。
おおいぬ座の方角に、地球から約8,000万光年離れた位置にある。
21.M81
(出典:en.wikipedia.org)
おおぐま座にある渦巻銀河で地球からは1,200万光年離れている。
およそ2500億個の星があり、直径は9万5千光年で、天の川銀河よりもわずかに小さいと考えられている。
22.砂時計星雲(MyCn 18)
(出典:apod.nasa.gov)
はえ座の方角に地球から8,000光年離れた場所にある。
この形は、恒星が一生を終える時に放出されるガス状の物質が広がってできたもの。
23.しし座の三つ子銀河
(出典:apod.nasa.gov)
獅子座の方角、約3,500万光年離れた場所にある3つの銀河。
左側がNGC 3628 、右側がM66、上側がM65銀河
24.イータカリーナ星雲のちりの柱
(出典:hubblesite.org)
天の川銀河にある地球から6,500~1万光年離れた、動かないガスや塵で出来た柱。
ピンク色に光るものは、生まれたばかりの星たち。
25.白鳥座の壁
(出典:apod.nasa.gov)
北アメリカ星雲の一部を形成する、ガスとチリ、新しく形成された星々が作る層。
形が北アメリカ大陸に似ているところから、このように名付けられた。
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恒星24. ベクルックス ミモザ
みなみじゅうじ座β星は、みなみじゅうじ座の恒星で全天21の1等星の1つ。
0.2365072日の周期で1.23等から1.31等の間を変光するケフェウス座β型の脈動変光星である。青色準巨星で、太陽の数万倍の光度を持つ明るい星である。
恒星25. リギルケンタウルス
ケンタウルス座α星は、ケンタウルス座で最も明るい恒星で全天21の1等星の1つ。
。
太陽系から約4.3光年しか離れておらず、最も近い恒星系である。ケンタウルス座α星系は三重連星であり、ケンタウルス座α星A、ケンタウルス座α星B、そして暗く小さな赤色矮星であるプロキシマ・ケンタウリから成る。α星Aとα星Bは肉眼では一つの恒星に見える。α星Aとα星Bをあわせた見かけの明るさは-0.1であり、全天では、シリウスとカノープスに次いで3番目に明るい。α星A・α星Bとプロキシマ・ケンタウリは2.2度離れて見える。プロキシマ・ケンタウリはα星A・α星Bと重力的に結合していると考えられている。
α星Aは質量が太陽の1.1倍、明るさは太陽の1.519倍である。スペクトル型は太陽と同じG2V型]。第1伴星のα星Bはそれよりも小さく、質量は太陽の0.907倍、明るさは太陽の半分しかない。この2つの恒星は互いの共通重心を79.91年で公転している。2つの恒星間の距離は太陽-土星間から太陽-冥王星間まで変動する。