信じられないほどカラフルな鳥たち10種

この世のものとは思えないほど、カラフルな鳥たちを10種ご紹介していこう。

1.アカミノフウチョウ

(via crystalwoke)

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「世界で最もカラフルな動物」とも言われるフウチョウ科の鳥。オスは羽の色が赤と黒、首は黄色く、口の周りは薄緑、脚は鮮やかな青、頭頂は水色で「キ」の文字に見える模様が入っている。そしてクルクルと巻いた2本の尾羽は紫。

【アカミノフウチョウの動画】

【全長20cmほど】

(via wikimedia)

インドネシアでしか見られず、生息地の破壊や狩猟によって準絶滅危惧種に指定された。ちなみにメスは、頭頂部こそ青いが、全体的に茶色っぽく、オスに比べたら地味。

【上にいるのがメス】

(via Cornell Lab of Ornithology)

2.エリアカフウキンチョウ

(via discover)

アルゼンチンやブラジル、パラグアイの亜熱帯低地林に生息するフウキンチョウ。首は赤いスカーフを巻いているようで、胴体は鮮やかな緑、羽の一部は黄色がかったオレンジ、頭頂部と喉は鮮やかな青と紫である。

(via grettaaa)

3.ヒムネキキョウインコ

(via Liz Edwards)

胸の色が赤っぽい緋色(ヒイロ)なので、このような名前がついている。だがこれはオスだけで、メスは胸の部分は黄緑っぽい。

【左がメス】

(via environment)

オーストラリアの固有種で、餌を求めて放浪して暮らす。ほとんど水が無い環境で生活しているが、多肉植物から必要な水分を得ていると思われる。

4.サンショクキムネオオハシ

(via grettaaa)

大きなくちばしを持つオオハシの一種であり、中央~南米の熱帯雨林に生息している。ベリーズの国鳥。オオハシの中で最もカラフルで、特に虹のようにも見えるくちばしの色合いが特徴的。

(via wikipedia)

くちばしは大きくて重そうに見えるが、実はスポンジ状の中身が空っぽの骨で出来ていて、ケラチンという非常に軽くて硬いタンパク質に覆われている。

5.コキンチョウ

(via wikimedia)

レインボーフィンチという別名があるほどカラフルな鳥。はっきりと部位で色が分かれていて、かなり印象的な色合い。オスだけでなくメスもカラフルだが、オスほど鮮やかではない。

(via wikimedia)

オーストラリアの固有種で、樹木が点在する乾燥した草原に生息している。

【コキンチョウのひなは、口周りがオパールのようなビーズ模様。これは親が暗闇でもエサを容易に与えられるうようにするため】

(via funnyjunk)

6.ナナイロフウキンチョウ

(via worldbirds32)

南米のアマゾン川流域に生息するマルチカラーなフウキンチョウ。頭部は薄緑、下肢は水色、上半身は黒。腹部が黄と赤の亜種もいる。

(via worldbirds32)

7.ライラックニシブッポウソウ

(via Mass1m01973)

サハラ砂漠以南のアフリカに広く分布し、ボツワナの国鳥に選定されている。誰が見ても他の鳥と間違いようのないカラフルさで、その色数は全部で14色にもなる。

(via nicohfdc)

基本的に深い森にはあまりおらず、木々が点在するオープンなサバンナを好んでいる。たいてい木の一番高いところに止まっており、そこから昆虫やトカゲ、サソリ、カタツムリなどを見つけて捕獲する。

8.オシドリ

(via wikimedia)

日本の湖沼で見られるオシドリは、オスがとてもカラフル。洗練された模様をしており、白や淡黄、紫、青、茶などで彩られている。

【オス(左)とメス(右)】

(via wikipedia)

一方でメスは地味で、全体的に茶~灰色をしている。しかしオスも交尾が終わると、羽が抜け替わり、メスと同じように灰色っぽくなる。

9.ゴシキノジコ

【オス】

(via IamTaiLambo)

「北アメリカで最も美しい鳥」と言われる。このような色合いになるのはオスだけで、しかも生後2年目にしか見られず、1年目には精査してようやくメスと見分けられるほど地味である。

【メス】

(via wikipedia)

10.キンケイ

(via ALLTHETEAM2)

キジの仲間で、中国やチベットなど標高900~1100mの高い山地に生息する貴重な種。写真はオスで赤と金属光沢のある黄の派手な彩色。一方でメスは茶と黒色だけで、とても地味。

【左奥にいるのがメスのキンケイ】

(via )

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動物

Posted by uti