タバコを吸う驚くべき幼児たち

(via 1 reponserapide)

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2010年インドネシアのスマトラ島で、世界中から悪い意味で注目を集めた幼児がいた。

当時2歳のアルディ・リザルくんは、1日に40本ものタバコを吸うニコチン中毒者だった。

(via 2 On Demand News)

きっかけは、父親のムハンマドさんが生後18ヶ月のアルディくんにタバコを与えたことだった。

それ以降、アルディくんはタバコが病みつきになり、誰かが与えないとかんしゃくを起こして泣き叫んだり、頭を床にぶつけたり、本当に病気のようになってしまうのだった。

(via 3 On Demand News)

父親は、息子の欲求を満たすため、1日にタバコ2箱分、600円近くの大きな出費を余儀なくされていた。

【ミルクも飲むアルディくん】

(via 4 On Demand News)

一方で父親は「息子はタバコを吸っていても健康そのものだ」と主張していた。

【アルディくんの動画】

その後のアルディくん

【アルディくん】

(via 5 Paloma Brittoo)

アルディくんの報道がされてから、7年後に再び記者が彼の元に訪れた。

9歳になったアルディくんは、なんとか昔の悪癖を断ち切って、体重を減らし、人生を好転させていた。

(via 6 Paloma Brittoo)

7年前のニュースがきっかけで、若年者の喫煙が国際的な懸念となったため、アルディくんの問題にインドネシア政府が介入し、専門家の助力を経て、5歳のときにタバコを辞めることができたのだ。

しかし今度は、タバコの代わりにジャンクフード中毒になってしまった。アルディくんが新しい依存症と戦うために、両親は栄養士の助けを求めなければならなかった。

その当時、5歳で24kgあり、普通の5歳児より6kg以上重かった。1日に3缶の練乳を飲み、1食でチキンレッグ3本を平らげていたという。

アルディくんは現在、栄養士の助けを借りて、中毒のない9歳児として復活している。食事はジャンクフードから、新鮮な魚や果物、野菜が中心になった。

アルディくんの他にも、インドネシアには幼児の喫煙者が・・

(via 7 theindependentbd)

インドネシアは世界でトップを争う喫煙率の高さで、その割合は40%近くある。そして3~15歳までの子どもの25%が一度はタバコを吸ったことがあり、そのうち3.2%が積極的な喫煙者である。

2018年に報道された2歳半のラピ・アナンダ・パムンカスくんもその一人である。

(via 8 the sun)

ラピくんも、アルディくんと同じように1日最大で40本吸っていた。

最初のきっかけは、母親の屋台に落ちていた吸い殻だったそうだ。

大人の真似事をして吸ってみたら、数日のうちに夢中になり、通りすがりの店員に煙草を渡すよう絶えず迫るようになった。

(via 9 the sun)

大人たちは当初、ラピくんの要求を愛らしく感じ、タバコを与えていた。

だがまもなくラピくんは、タバコが手に入らないと攻撃的になり、かんしゃくをおこすようになった。

そのため母親は、ラピくんのかんしゃくを抑えるため、1日2箱のタバコを購入することになったという。また母親によれば、コーヒーを飲みながらタバコを吸ったり、ケーキを食べたりするそうだ。

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雑学

Posted by uti