地球上で起きている珍しい自然現象20選

海外サイトで「地球上で起きている最高に珍しい自然現象は何?」という質問に集まった回答をまとめてご紹介していこう。

1.アイスサークル

(via Westbrook)

水面に円形の氷が形成され、ゆっくりと回転する珍しい自然現象。 発生原因は未解明であるが、水中に発生する渦により形成されると考えられている。

スポンサーリンク

2.クシュヴィ・ラス

(via wikipedia)

ポーランド北西部、西ポモージェ県にある奇妙な森で、3000平米に群生する100本ほどのアカマツが、どれも北向きに曲がっている。この松が植えられたのは1939年であると判明しているが、その曲がり方が人工的なものなのか、自然発生したものなのかは分かっていない。

3.囚われたメタンの気泡(アブラハム湖、カナダ)

(via From-The-East)

湖底の植物が腐敗してメタンガスを放出し、凍った湖面にその気泡が閉じ込められている。

4.石化する湖(タンザニア)

(via Nick Bronte)

(via Nick Bronte)

ここは、アフリカのタンザニア北部にあるナトロン湖。この湖は「魂を破壊する湖」という恐ろしい別名がある。

なぜこのような恐ろしい名前がついているのだろうか?それは、湖に入った多くの動物が死に、その死体は「石」になるからだ。この湖の水温は60℃に達し、きわめて塩分濃度が高い。多くの死んだ鳥やコウモリがここで見つかる。

5.イジェン山(インドネシア)

(via Che Tianyi)

イジェン山は、標高2799mの成層火山。硫黄ガスの燃焼で、600℃の青い炎が噴き出ている。

6.夜光ビーチ(モルディブ)

(via apobyotecnologia)

ヤコウチュウなどの植物プランクトンが発光して、夜のビーチを美しく彩っている。

7.カラフルな砂岩の地層(中国、甘粛張掖国家地質公園)

(via hishat)

2400万年かけて様々な砂岩と鉱物が堆積して形成された地質構造である。

8.環水平アーク

(via supercurioso)

薄雲に虹色の光の帯が見えるこの自然現象は、北緯55度~南緯55度の間でしかみられない。

9.血の滝(南極大陸、ヴィクトリアランド)

(via rotana)

(via wikipedia)

本物の血液ではなく、鉄分を含んだ塩水が流れている。その鉄分が酸素に触れて錆び、赤くなっている。

10.永遠の炎の滝(ニューヨーク州)

(via baomoi)

滝のたもとに天然ガスが放出されている小さなほら穴があり、そこに小さな炎がゆらめき続けている。1日あたりでは約1kgのメタンガスが出ている。

11.スポッテッドレイク(カナダ)

(via readtopten)

夏になると湖水が蒸発して、色とりどりの鉱物が堆積し、湖面がカラフルな斑点状になる。

12.色が変わる三色湖(インドネシア、クリムトゥ山)

(via berita)

(via justgola)

クリムトゥ山の火口湖であり、色が変わる湖として知られている。

2006年までは赤、青、白であったが、赤の湖は黒褐色、青の湖は薄緑色、白の湖は黒に変化した。これは、火山内部のガスが漏れ出て、湖水中の鉱物と反応したためだとされている。

13.しま状氷山

(via notivaga2010)

氷山の裂け目に水が溜まり、泡が形成されないほどその水が急速に凍った場合にできる。

14.妖精の輪(ナミビア)

(via DylanRhymaun)

シロアリの一種が作り出すサークルとされている。

最初にシロアリは、周囲の植物の根を食べ尽くして、サークル状に土壌をむき出しにする。露出した土壌は雨水がたまりやすくなり、周辺の植物はその下に根を伸ばし、水分の恩恵を得て背高く育つ。こうして妖精の輪になるという。

15.ウォータースパウト(水上竜巻)

(via GreenCricket)

バミューダトライアングルのような場所で多発する難破船は、この水上竜巻が原因ではないかとも言われている。

16.グリーンフラッシュ

(via onedio)

太陽が完全に沈む直前、または昇った直後に、緑色の光が一瞬輝いたようにまたたく現象。大気中の光の屈折によって引き起こされる。

高い山や離島などで、かつ地平線や水平線で日没や日の出が見られ、かつ空気の非常に澄んだ場所であるとき、まれに見られる。

17.光柱

(via onlyinyourstate)

太陽や月からの光が、大気や雲の中に浮遊している氷に当たると、この光学現象が起きることがある。太陽の場合は日の出、日没のみにしか見られない。

18.黒い太陽

(via qallwdall)

春のデンマークでは、100万羽以上のヨーロッパムクドリの群れが一斉に集まり、空に大きく複雑な形を作る。このような光景は、ムクドリの群れが優れたコミュニケーション能力と協調性を持っているからこそ可能となっている。

この現象はデンマークでは「黒い太陽」と呼ばれ、早春の3月から4月中旬にかけて、デンマーク西部の湿地帯で見られる。

19.サハラの目

(via zhihu)

リシャット構造とも呼ばれ、アフリカのサハラ砂漠の南西部、モーリタニア中央に位置する。その直径は48kmにも達し、宇宙空間でもはっきりと見える。当初、この地形は隕石の衝突によって形成されたものと考えられていた。

しかし現在では、隕石由来の鉱物が見つからないことから、地質構造の隆起や浸食によるものではないかと考えられている。

20.サーディン・ラン

(via Dani Maydan)

南アフリカでは毎年5月から7月にかけて、何十億匹ものイワシがケープポイントの冷たい水域から南アフリカの東海岸に移動する。

イワシの群れは、長さ7km、幅1.5km、深さ30m以上にもなる。その群れは、上空の飛行機はもちろん、人工衛星に映ることさえある。

スポンサーリンク



画像, 自然

Posted by uti