無害そうだけど、予想外に危険な動物・3選

1.オオアリクイ

(via pxfuel)

スポンサーリンク


いかにも穏やかそうな動物で、危険だと疑う人はほとんどいないだろう。

(via isaaavdw)

上の写真は、オオアリクイが子供を背中にのせているところ

(via wikimedia)

主にシロアリを食べるオオアリクイの小さな口は、周囲25mmほどしかない。

(via wikimedia)

もしかしたら、60cmの長い舌で死ぬほどなめられるのだろうか?

いや、違う。

イギリスでは、アリクイがライオンやトラと同じ危険度クラスAの動物としてリストアップされている。その理由とは・・

(via opera.news)

この爪である。信じられないほど硬くて鋭いだけでなく、筋骨格に支えられているため、太陽に焼かれたシロアリの塚を、まるで柔らかい土のように切り裂くことが可能なのだ。

【威嚇時は、後ろ足で立ち上がって、腕を広げる】

(via 9gag)

この爪で攻撃を受けたら、ひとたまりもない。前脚の一振りで、ジャガーやカイマンを殺すほど十分強力であり、人間に対しても致命的である。

2007年には、アルゼンチンの動物園の飼育員が、オオアリクイに切られて死亡する事故が発生している。

【走るオオアリクイ】

また、オオアリクイから逃げて勝てると思わないことだ。

とても速く移動できるようには思えないが、最高時速は49kmに達する。人間界で世界最速のウサイン・ボルトでさえ時速45kmなのだから、適うはずがないのだ。

2.ジャイアントパンダ

(via bilibili)

誰からも愛される存在のパンダ。だがパンダは、『クマ』であることを忘れてはならない。パンダは雑食動物で、歯がとても鋭くて強力だ。

パンダは2歳を過ぎると親から離して飼育される。成体になるにつれ縄張り意識が強くなり、飼育者は子どもの頃のようにパンダと遊べなくなる。

(via sohu)

基本的に平和主義で、ほとんどの時間を寝ているか食べているかのどちらかだが、人間がパンダを挑発した結果、襲われるケースが報告されている。

中国・北京の動物園には、グーグーという特に不機嫌なパンダがいる。

 

【グーグー】

(via wikimedia)

見た目は可愛くてキュートなパンダだが、気をつけて欲しい 。グーグーは噛みつく。

北京の動物園に暮らす109kgのグーグーは、落としたおもちゃを取り戻すため、縄張りに入り込んだ侵入者の足をがっちりとつかんだ。

1.5mのフェンスを越えてパンダの囲いに入ったこの犠牲者は、飼育員がパンダの顎をこじ開けるまで噛みつかれたままだった。犠牲者は病院に運ばれ、靭帯の損傷で手術を受けることになった。

【野生のパンダが襲ったケース】

(via dailymail)

実は、グーグーが侵入者に攻撃的な面を見せたのは、これが初めてではない。これまでに、囲いに乗り込んできた10代の若者の足から肉をちぎり取ったことがある。

またグーグーを抱きしめようとして侵入した酔っ払いの観光客に噛み付いたこともある。

3.コアラ

(via wikimedia)

世界最強の可愛さを誇るコアラだが、触れようとせずに見ているだけのほうが良いだろう。

特に繁殖期は気性が荒く、近づくと襲われることがある。コアラは歯と爪が鋭く、攻撃を受ければ大怪我を負うかもしれない。

(via wildkoaladay)

(via yandex)

コアラを抱きしめるのは、もっと良くない。オーストラリアの野生のコアラの90%が、性感染症のクラミジアに感染しているからだ。

クラミジアは不妊症を引き起こす。極めて低い確率だが、抱きしめただけで子供ができなくなる危険性があるのだ。

【コアラに襲われる動画】

【コアラに破かれたジーンズ】

(via Eganki Liew)

とはいえクラミジアが人間に感染するには、コアラにおしっこをかけられる必要があるし、かけられたとしても感染は非常に起こりにくい。だが少しでもリスクを減らすために野生のコアラを抱っこするのは避けたほうが良いだろう。

スポンサーリンク



動物

Posted by uti