興味惹かれる恐ろしいWikipedia・13記事

海外の人達がシェアした、ウィキペディアの中で”恐怖や嫌悪感で身震いするような記事”をご紹介していこう。シェアされた記事はすべて英語であるが、日本語版があればそちらのリンクを掲載している。また日本語版がないものについては、当記事で概要をまとめた。

1.デイビッド・ライマー:男性として生まれたが、割礼の失敗により強制的に女性として性転換させられたカナダ人男性。14歳まで女の子として育てられた。デイビッドは、30代で自殺した


日本語版wikipedia

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2.ババ・アヌジカ は、セルビアの小さな村に住んでいた90歳の連続殺人犯である。19世紀末から20世紀初頭にかけて、犠牲者たちに”愛の妙薬”を飲ませ、少なくとも50人、おそらく150人を毒殺した。ババは15年の禁固刑を言い渡されたが、8年間の獄中生活の後、老齢のために釈放された

英語版wikipedia

ババは夫の死後、家の片方の棟に実験室を作り、19世紀後半には地元で治療師、薬草師として名声を得ていた。 ババは特に農家の妻たちから人気があり、彼女たちの治療で楽に暮らせるほどの収入を得ていた。

またババは、”魔法の水”や”愛の妙薬”と名づけた毒入りの調合薬も販売していた。 いわゆる”魔法の水”は、夫に暴力を振るわれている女性に販売し、夫に飲ませると8日ほどで死んでしまうものだった。

”愛の妙薬”には、少量のヒ素と、検出が困難なある種の植物毒素が含まれていた。ババは農家の妻から結婚問題を聞かされると、「その問題はどのくらい重いのか?」とたずねる。それは暗に「被害者の体重はどれくらいか?」という意味であり、それを聞いて必要な投与量を計算した。

ババの被害者はたいてい若くて健康な男性だった。ババの依頼主は裁判で、ババが魔法を使って人を殺す何らかの超自然的な力を持っていると信じ、”魔法の水”に毒が含まれていることを知らなかったと主張していた。

ババの”魔法の水”は、50~150人を殺したとされている。

3.これはテオドール・ジェリコーが最後に描いた作品。結核で衰弱した自分自身の姿が描かれている。彼は、精神科患者の肖像、切断された頭や手足など、不気味な絵を描くことで知られている。彼の家族の中には、彼自身を含め、狂気と闘った者が多くいた

日本語版wikipedia

英語版wikipedia(英語版には精神病者の肖像画あり)

4.精神障害者のダレン・レイニー氏が、高温のシャワー室に2時間閉じ込められ、大やけどを負って死亡


英語版wikipedia

ダレン・レイニーは、コカインの所持で2年間の刑に服しており、統合失調症と診断されていた。

2014年、ダレンと同じ刑務所のマーク・ジョイナー受刑者は、刑務所当局がダレン・レイニーを熱湯のシャワーをかけて拷問を行ったと告発した。

2012年の死亡した夜、50歳のダレン受刑者は、2年の懲役刑のうちわずか数カ月を服役しただけだった。午後7時30分頃、ダレンは独房の中で排泄し、自分や壁に糞を塗りつけた。看守はダレンをシャワー室に入れ、体を洗うまで外に出さないと言った。

ダレンはシャワー室に2時間閉じ込められていた。シャワーの温度は71℃で、調節ができないようになっていた。ダレンを助けようとした救急隊員は、ダレンの体の30%以上が第2度と第3度の火傷を負っており、触ると皮膚がはがれ落ちる状態だったと書いている。

当初、警察はこの死を原因不明と分類し、当局は2年後に所長が解雇されるまで職員を処罰しなかった。死亡時に勤務していた2人の職員は後に昇進した。

2016年、マイアミ・ヘラルド紙がダレンの検死結果に関する公文書を入手し、刑務所を訪問した後、警察は目撃者への事情聴取を開始した。 ダレンの死については、遺族が訴訟を起こし、2018年に約4.5億円で和解を得た。

5.ノルウェーを代表するブラック・メタルバンドのボーカリストであるデッド(Dead)は、”死への執着”を強く持っていた。ステージ上で自傷行為をしたり、死んだ動物を自室に置いたり、死者に扮するためステージ衣装を土に埋めて墓場の香りを付けたりした。1991年のデッドの自殺後、その遺体の写真は1995年に発売されたこのバンドのアルバムジャケットに使用された(検索注意)

【デッド(左側)】


日本語版wikipedia

6.バーバラ・デイリー・ベークランドはアメリカの社交界の名士で、自分の息子の同性愛を治療するため、息子と性行為に及んだ。息子は、最終的にこの母親を殺害した


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7.エベン・バイヤーズ:アメリカの裕福なプレイボーイであり、アマチュアスポーツ選手。ラジウムを添加した強壮剤で慢性的な痛みが治ったことに感激し、2年半の間に1400本を飲み干し、ガールフレンドにもケースで送り、競走馬にも投与した。その後、彼の歯は抜け落ち、顎骨は崩壊し、頭蓋骨には穴が開いた


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8.フランスのソーシャライト(社交界の名士)、ブランシュ・モニエは、母親に25年間も監禁されていた。彼女が当局に発見されたとき、彼女は排泄物や食べ残しのあるベッドに横たわっていた。そのときの体重は25kgしかなかった。救出されてから12年後、彼女は正気を取り戻せないまま精神病院で亡くなった


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1849年に貴族として生まれた彼女が、このように変わってしまったのは母親のせいだった。彼女は持って生まれた美貌で多くの男性を惹きつけ、25歳のときに結婚を前提として年上の弁護士と付き合い始めた。

(via CHINA DAILY)

だが母親はブランシュのボーイフレンドが気に食わなかった。母親は娘の結婚に反対し、娘の反抗的な態度に激怒して、自宅の屋根裏にある窮屈で暗い部屋に25年ものあいだ監禁したのだ。

ブランシュを監禁して以来、母親と弟は周囲の人々に対して、彼女が死んだように振る舞った。誰も彼女の居場所を知らなかったし、彼女が結婚を望んだ弁護士は監禁されてから11年後に急死した。

監禁が明らかになったのは、匿名の人物から司法長官への手紙であった。その手紙には、ブランシェが25年に渡ってモニエ家の自宅で、自らの汚物にまみれながら半飢餓状態で暮らしていることが書いてあった。

(via wikimedia)

警察によってモニエ家の自宅が捜索され、変わり果てた姿のブランシェが発見された。彼女は糞と古い食べ物にまみれ、あたり一面は虫が湧き、ひどい悪臭を放っていた。救出時の体重はわずか25kgであった。

監禁した母親はそれからすぐに急死し、弟は一度有罪判決を受けたが、無罪放免となった。ブランシェは拒食症や統合失調症、好糞症など様々な精神疾患を患い、64歳で亡くなるまで精神病院で過ごすことになった。

9.リチャード・クラフツは妻を殺害し、電動枝粉砕機にかけた。生前、彼女は友人たちに「もし私に何かあっても、事故だと思わないで」と言っていた


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10. 19歳のシャナ・グライスは、独占欲の強い元カレのストーカー行為と嫌がらせを止めるために、サセックス警察に何度も嘆願した。だが警察は彼女の訴えを真剣に受け止めず、「警察の時間を無駄にした」として彼女に罰金を科した。その後、彼女はストーカーに殺害された

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・マイケル・レーンは、シャナ・グライスと別れてからストーカー行為を始めた

・マイケルは彼女の車に追跡装置を付け、車が動くたびに自分の携帯電話に通知が来るようにしていた

・2016年2月8日、シャナはマイケルから迷惑な花を受け取ったり、車を傷つけられたりした後、マイケルからストーカー行為を受けていると警察に訴えた

・同年3月24日、マイケルは彼女の携帯電話をひったくり、彼女の髪の毛をつかんだ。マイケルは暴行の疑いで逮捕されたが、その後釈放され、警察はマイケルとかつて交際していたことをシャナが公表しなかったため、時間が無駄になったとして、彼女に罰金を科した

・同年7月9日、マイケルは盗んだ鍵を使って彼女の家に侵入し、彼女が眠っている姿を見ていた。 彼女は実際には起きており、マイケルの足音を聞いて布団に隠れていた。 彼女は部屋でこの男の息遣いを聞いていた。 その後すぐにマイケルは去り、彼女が窓の外を見るとマイケルが立ち去るのが見えた。マイケルは窃盗で逮捕され、警察から注意を受けて、シャナに近づかないように言われた

・翌日、彼女は非通知の番号から7回ほど電話を受け、そのうち1回は息を荒くしていた

・同年7月12日、彼女はマイケルに尾行されていると警察に通報した。 警察はこの事件を「低リスク」として扱ったが、捜査担当者には知らされることになった

・同年8月4日、彼女はマイケルが自宅の外をうろついているのを目撃した。 彼女は友人のジョアンに、以前に警察の時間を無駄にして罰金を取られたことがあるので、警察が自分のことを信じてくれないのではないかと打ち明けていた。シャナは結局、罰金を恐れてこのことを警察に報告しなかった

・同年8月25日、マイケルはシャナが家に一人でいるのを待って家に入り、彼女の喉を切り裂き、寝室に火をつけた

11.ペルシャ・プリンセス:闇市場で売られていた石棺には、アケメネス朝ペルシャの王女のミイラ(紀元前500年頃)が入っているとされていた。しかし後に、そのミイラは1990年代に殺害された身元不明の女性の遺体であることが判明した


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12.グアテマラの梅毒実験:1946年から1948年にかけて米国主導で行われた人体実験。医師は被験者の同意を得ることなく、兵士、売春婦、囚人、精神病患者に梅毒など様々な性病を感染させた。この実験で83名の死者が出た

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13.ナサニエル・バー・ジョナ:連続殺人犯であり、食人鬼でもあり、近所での炊き出しの際に犠牲者の人肉で料理を提供していたとされている。肉の味が変だと指摘されると、ナサニエルはライフルも狩猟免許も持っていなかったにもかかわらず、自分で狩った鹿だと主張した


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雑学

Posted by uti