人間が立ち入れない禁じられた場所、興味深い刑罰(雑学3つ)

今回は海外の人達がシェアした興味深い事柄をご紹介していこう。

人間が立ち入れない、立ち入ったことがない場所

1.カナイマ国立公園のテプイ

(via LifeisALove)

ベネズエラにあるテプイは、高さ1000m近くに達する岩壁でできた台地である。

ほぼ垂直に切り立つ断崖絶壁と鬱そうとした熱帯雨林の中にあるため、徒歩で到達することは極めて難しい。

(via IsYouDeath158)

テプイの台地まで到達した人はいるが、その大部分は人の手が入っていない状態だ。テプイの9割が未踏の地と言われおり、ここに生育する高地の動植物には、未知の種が多く生息している可能性が高い。

2.カイラス山

(via Wikipedia)

中国・チベット高原西部に位置する標高6638mの山である。

ここに登れない理由は、主に2つある。

1つ目として、仏教・ボン教・ヒンドゥー教・ジャイナ教の4つの宗教が、ここを世界の中心(世界軸)として神聖視しているからである。また、ヒンドゥー教ではシヴァ神の住処とされる。そのため、登頂は禁じられている。

【カイラス山のシヴァ神】

(via Wikipedia)

2つ目に、山の斜面が急勾配で、斜面に大量に積もった不安定な雪が非常に崩れやすく、登ること自体がほぼ不可能だと言われているためだ。

(via Wikipedia)

3.ガンカー・プンスム山

(via Wikipedia)

標高7570m、人類がまだ登頂していない山の最高峰、ガンカー・プンスムである。

ブータンに位置するこの山は、ブータン政府によって1983年以降、登山許可が下りていた。しかしこれまでに行われた4回の遠征すべてが、失敗に終わっている。

(via Wikimedia)

2003年には地域の宗教信仰に反するとして、登山が禁じられることになり、物理的に登頂が困難なだけでなく、法的にも不可能になった。

興味深い刑罰

【1870年頃、上海にて撮影】

(via Wikimedia)

これは19世紀頃の中国で使われていた『さらし台』で、頭を入れる穴が空いた蝶つがい式の木板である。

頭に板をはめるだけの刑罰は、一見してひどいものには見えない。しかし、この写真の罪人を見ると、自分の顔を手で触られないことに気づくだろう。

そのため自ら食事をとることが出来ない。人通りの多い広場や交差点に放置された罪人は、哀れみを持った人々に食べさせてもらう以外に食事をとる方法が無いのだ。

もし周囲の人々が罪人に唾を吐きかけたり、罪人の目に砂を投げ込んだりしたら、取り除けなかった。最悪の場合には、失明などの後遺症を負ったり、死に至らしめられることもあった。

この刑罰は、数日間、いや数週間、数カ月、最長で1年間にもわたって行われた。

アドルフ・ヒトラーに関する興味深い雑学

【ヒトラーの下顎の歯列】

(via 9gag)

ヒトラーはよく「自分には恐いものがない」と豪語していた。

しかし、ヒトラーの担当歯科医であるフーゴー・ブラスケの話では全く違った。

【フーゴー・ブラスケ】

(via Wikimedia)

フーゴーは、ヒトラーが歯医者を非常に恐れていたことを、WW2終了後のインタビューなどで語っている。

フーゴーが残したノートには、ときには治療前に涙を流すことがあったとさえと書いている。歯科治療を受けた日には、完全無欠のイメージが損なわれるため、人前には顔を出さなかったという。

(via 9gag)

ある歯科医の博士論文では、ヒトラーについてこう書かれている。

”アドルフ・ヒトラーが強烈な口臭を持っていた可能性は非常に高い。彼は不健康な食事をとり、歯周病に苦しんでいた。

1944年には、上顎に化膿が生じ、臼歯を抜かなければならなくなっていた。ヒトラーは、おそらく痛みにとても敏感だったのだろう。そのため通常1、2回で終わらせる根管治療を8回もかけて、専属の歯科医フーゴーに帝国首相官邸に出向かせ、治療にあたらせていた”

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雑学

Posted by uti