致死量で見るヘビの毒の強さランキング40(危険なヘビ画像集)
9位.ブラックバンド・ロブストウミヘビ(Black banded Robust Sea Snake)
(出典:more snakes)
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8位.コースタルタイパン(Coastal taipan)
(出典:movin2newzealand )
陸生のヘビとして6番目に強い毒を持つ。毒蛇としてはオーストラリア最大で、全長1.5~2.0mまで成長し、3.3mに達する個体もいる。
コースタルタイパンの毒は非常に強い神経毒であり、頭痛やめまい、吐き気、失神、けいれん、内出血などをもたらす。重症化した場合、早ければ30分以内に死亡するが、咬傷による死亡時間の平均は2.5時間である。
また1回の咬傷によって注ぎ込まれる毒の量が、致死量を大きく超えるため、未治療の場合は致死率100%である。
7位.アマガサヘビ(Many banded krait)
(出典:Twitter)
湿った場所に住んでいる、体長1~1.5mの白黒模様が鮮やかなヘビ。アマガサヘビの毒は、神経毒で、獲物の身体をマヒさせて息の根を止める。未治療の場合は、その亜種ごとに異なるが、致死率は25~100%とかなり高い。
ベトナム戦争時代は、咬まれたら歩いて2歩以内に死ぬという迷信があり、”ツーステップ・スネーク”と言われ恐れられていた。
6位.ツノウミヘビ(Horned Sea Snake)
(出典:ARKive)
ウミヘビで唯一眼の上にツノを持つ。体長は最大で1mほど。人間を襲うことはめったにないが、もし咬まれれば致命的である。
5位.セグロウミヘビ(Yellowbelly sea snake)
(出典:wikipedia)
他のウミヘビと同様に極めて強力な毒を持つ。咬まれると、身体の筋肉がマヒし、肝臓に損傷を与えられる。
オーストラリア近海でよく見られるが、この地域で咬傷による死亡事故は1件も発生していない。
4位.ブラックマンバ(Black mamba)
(出典:wikipedia)
ブラックという名前が付いているが、体色はグレイかダークブラウンである。アフリカでは最大の毒ヘビで、最大個体は全長4.5mに達する。
ブラックマンバは瞬発力に優れており、最高時速は17km/hに達する。これは、50mを10~11秒ほどで走る早さである。
また毒性も非常に強く、即効性がある。45分以内に症状が現れ、血清治療が施されなければ、7~15時間以内に死亡する。未治療の場合は、致死率は100%と言われている。
3位.デュボアトゲオウミヘビ(Dubois’ sea snake)
(出典:imgur)
サンゴ礁をすみかとする海に住むヘビ。それほど攻撃性は高くないが、臆病でもないので、攻撃をしかけられれば咬みついてくる。
毒性は極めて強いが、その毒牙は1.8mmと短く、人体まで入りにくいこともあってそこまで大きな被害を受けることは少ない。
2位.イースタンブラウンスネーク(Eastern brown snake)
(出典:Australian Reptile Park)
世界で2番目に強い毒を持つコブラの仲間。体長は1.1~1.8mほどで、最も大きい個体は2.4mになる。
その毒は神経毒であり、下痢やめまい、けいれん、腎臓障害、身体のマヒを起こし、心不全などで死をもたらす。
1位.ナイリクタイパン(Inland taipan)
(出典:wikipedia)
世界で最も強い毒を持つヘビである。非常に素早く、機敏であり、かなりの命中精度で獲物に咬みついて、一度の攻撃で毒牙を何度も打ち込み、毒を注入する。咬まれた場合、未治療なら30~45分以内に死亡するおそれがある。
咬傷による症状として、最初に患部の激痛から始まり、頭痛やめまい、吐き気、腹痛、下痢、失神、けいれんなどが引き起こされる。それに引き続き、内臓の損傷や呼吸困難などで死にいたる。
しかしナイリクタイパンの性格はかなり臆病で、人里離れた地域に住んでいることもあって、咬傷による死亡事故はそれほど起きていない。
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怖すぎワロタ
ヴァルチャーウミヘビは?