世界で最も大きいヘビ(ランキング15選・アナコンダなども)
世界中のヘビを大きさ順にランキング形式でご紹介します。全15種あります。
15位.ナイリクタイパン 250cm
(via Dinosaurs)
非常に強い毒を持つヘビ。その強さは、マムシの800倍。このヘビが保有している毒だけで、200人以上の成人を殺すことができるほどだ。
成体の平均サイズは180cmで、最も大きな個体だと全長250cmになる。
生息地はオーストラリア。乾燥した草や岩場にひそんでおり、人が多い場所にはいない。しかしそうであっても、毎年60人ほどがナイリクタイパンに咬まれて、病院送りになっている。
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14位.ダイヤガラガラヘビ 260cm
(via Crowdsocial)
アメリカ大陸で最重量級のヘビであり、ガラガラヘビ中最大。.ダイヤガラガラヘビは、優れた泳ぎ手であり、人を殺すことのできる毒を持つ隠れた殺し屋でもある。
この種の最も大きな個体は260cm。平均サイズは110cm~170cmである。体重は5~7kgだが、非公式の記録では、重さ18kgの個体がいるとの報告もある。
13位.マルガスネーク 300cm
(via Carnivora)
マルガスネークは、オーストラリアで2番目に大きく、毒ヘビとしても世界最大級の種である。体長は250~300cmに達し、体重は3~6kgになる。オーストラリアのみに分布しており、乾燥した平野に好んで暮らしている。
12位.インディゴスネーク 300cm
(via Wikipedia)
毒を持たないヘビであり、アメリカ東部のみで見られる。300cmを超える個体もいるが、ほとんどはそれ以下で、平均は150cmとなっている。
このヘビの特徴は、その美しい体色である。黒あるいは紺青色で、光にあてると虹色に輝くのだ。
11位.コースタルタイパン 330cm
(via ThingLink)
致死量だけで考えれば、世界で6番目に強い毒を持つ。コースタルタイパンは、一回咬んだだけでも、人が死亡するには十分すぎる量を打ち込む。そして、致死量を超える毒が注入された場合には、未治療なら死亡率は100%だ。
また、コースタルタイパンはオーストラリア最大の毒ヘビでもある。平均サイズは150~200cmだが、最大で330cmの個体も報告されている。
10位.オリーブパイソン 400cm
(via ABC News)
オリーブパイソンは、ニシキヘビの仲間で、その体色がオリーブの実とよく似ていたことから名付けられた。この種もオーストラリアだけに見られ、国内では2番目に大きい。
また、オリーブパイソンには毒がない。獲物を絞め殺して丸のみするタイプのヘビである。人間をおそうことはめったになく、普段は小さなほ乳類、鳥類、は虫類を食べている。
9位.ブラックマンバ 450cm
(via Snake Facts)
アフリカ最大の毒ヘビである。通常は体長220~270cmほどだが、一部は400cm近くに成長する個体もいる。
ブラックマンバは世界最大級であるだけでなく、世界最速の毒ヘビとも呼ばれている。その速度は、50m走を11秒で走り抜けるレベルだ。
それに加え、攻撃性がかなり強いというのだから質が悪い。また、ブラックマンバの毒はかなり強く、人が咬まれると45分以内に中毒症状を引き起こす。
8位.インドニシキヘビ 460cm
(via animals)
無毒のヘビで、熱帯や亜熱帯の南アジア、東南アジアで見られる。通常サイズは300cmほどで、400cm以上に達する個体はかなり少ない。
体色が白いもの、黄色みがかったもの、茶色のものなど様々な個体がいる。色は地形や生息地で変化する。
7位.ボアコンストリクター 540cm
(via Cricinfo)
美しい色彩と模様で、ボアの仲間で最も人気がある。アメリカ原産種。ずうたいは大きいが、それほど危険な種ではない。
咬まれれば痛いのは間違いないが、毒がないので致命傷にはならない。よくペットとして飼われているが、家飼いの場合、体長は250cmを超えることはめったにない。ほとんどの個体が純血ではなく、雑種のためだ。
6位.キングコブラ 570cm
(via The Biggest Animals Kingdom)
世界最大の毒ヘビで、主にインドやインドネシアなどに分布している。他の種類のヘビを主食にしていることから、ヘビの中で食物連鎖の頂点に立つ「ヘビの王様」であり、そのため「キングコブラ」と呼ばれている。
最も大きな個体は体長570cm、体重9kgに達する。平均的には300cmほどのサイズである。
キングコブラが保有する毒は他のコブラより強くはないが、毒の注入量が多いため、人が咬まれれば致命傷になる可能性が高い。咬まれた人の中には、咬まれてから20分以内に死亡した事例もある。
5位.ビルマニシキヘビ 574cm
(via wikimedia)
東南アジアに生息する無毒のニシキヘビで、体長の平均は370cm。574cmの公式記録が残っている個体は、アメリカの爬虫類園・サーパントサファリで飼育されていた、享年27歳のベイビーである。
またこの種は、かなり泳ぎが得意で、水の中で姿を隠している光景がよく見られる。
(フロリダで捕獲された全長540cm、体重60kgのビルマニシキヘビ)
4位.アフリカニシキヘビ 700cm
(via Life is short, but snakes are long)
アフリカ最大のヘビで、毒は持っていない。このヘビは、かなりどう猛で、大きなワニや人さえも丸のみにすることがある。
実際に1931年、湖で洗濯中の女性が絞め殺されてそのまま捕食されたケースや、2013年にペットショップで飼っていた個体が逃げ出して、5歳と7歳の男児を絞め殺したケースがある。
(妊娠したヤギを締め上げるアフリカニシキヘビ)
3位.アメジストニシキヘビ 850cm
(via Imgur)
インドネシアやパプアニューギニア、オーストラリアに生息している無毒の巨大ヘビ。アメジストのようにウロコが日を浴びて光り輝くことから、この名前が付けられた。
その色彩と巨大なサイズのため、一部の爬虫類愛好家から熱狂的に支持されており、ペットとして飼われることが多い。
最大個体は、850cmであるが、これについては確証がない。間違いの無い記録として残っているのは、1954年に発見された720cmのメスの個体である。
2位.オオアナコンダ 900cm
(via Townsville Bulletin)
アナコンダは世界で最も体重があるヘビだ。南アメリカ大陸のアマゾン川流域で見られ、ほとんどの時間を水の中で過ごしている。
メスの方がオスよりも大きく、最大900cmに達し、体重は300kg近くになるとされている。ただし学術的に確認された最大サイズは521cmで、900cmサイズがいる確かな証拠は上がっていない。
これまで、900cm級のアナコンダの捕獲に500万円以上の懸賞金がかけられていたが、未だ誰も捕獲できていない。
ちなみに、この種は、メスがオスよりも圧倒的な地位にあり、交尾が終わってしまうと、メスはまるでスナックのように、オスの体を丸呑みしてしまうこともしばしばだという。
1位.アミメニシキヘビ 990cm
(via venombyte)
世界で最も大きいヘビで、全長900cmを超え、体重は100kg以上に達する。現在のところ、ギネス記録の「捕獲された最も大きなヘビ」として、アミメニシキヘビのメドゥーサが認定されており、その大きさは767cmで、体重は160kgである。
それほど危険な種ではないが、大きな個体は人を殺せるほどの強い力を秘めているので注意が必要だ。しかも、一部の巨大個体は、人間をエサとして捕食することがあるので気をつけなければならない。
(捕獲された世界最大のアミメニシキヘビ)
豆知識:史上最大のヘビ
ティタノボア 1500cm(15m)
(via youtube)
およそ6000万年前に生息していたとされる歴史上最大のヘビ。体長は12~15m、体重は1000kgほどで、最も太い胴部分は、直径1mを超える。
現在のコロンビアにあたる湿度の高い森の中で暮らしていたと考えられている。
ディスカッション
コメント一覧
素朴な精神は森の彼方へと帰る
実際に捕獲されたサイズ以外でランキングするって異常だろ。
かっこいいです。でも怖いですね。
かっこいいです。
ティタノボアは、ワニとかをバクスカ食ってたらしい
体重1000キロとかバケモンじゃん