学校では教えてくれない動物の奇妙な雑学(イラスト)
動物に関するちょっと風変わりな雑学をイラスト付きでご紹介するよ。この作品は、イラストレーター/コミックライターのK.コープランドさんとA.スティフラーさんが、ウェブサイト ChaosLifeの中で描いたもの。
全部で23個あるよ。それでは見ていこう。
1.パンダは特定の寝床がない。睡魔がやってきたら、場所に関係なく眠りに落ちる
成体のパンダには、ほとんど天敵がいない。そのため、どこかに隠れて寝る必要はなく、草地や木の上など様々な場所で眠りにつく。
2.ウォンバットは、うんちが四角い
うんちが四角いのは、簡単に転がってしまわないようにするため。ウォンバットは自分の縄張りの周囲にうんちを置き、その臭いで縄張りの位置を周りに知らせている。
そのためうんちが簡単に転がってしまうと、縄張りを守ることができなくなってしまう。
3.世界の海のたった10%しか、人類は探索していない。深海のほとんどは未だ謎に包まれている
4.ティラノサウルスに最も近い現存する生物は、ニワトリである
ティラノサウルスに最も近縁な動物は、トカゲなどハ虫類ではなく、鳥類のニワトリであった。この事実は、およそ6800万年前のティラノサウルスのタンパク質配列を解析して明らかになった。
5.多くのチョウは、血液を飲むことがある
血液には、ミネラルなどチョウに必要な栄養素が含まれている。
そのため、チョウたちが動物の死体に群がって血を吸う光景が稀に見られることもある。また人の汗や涙を飲むこともある。
6.カモノハシは目を閉じた状態で泳ぐ
カモノハシは水にもぐるとき、体に水が入ってしまわないように耳と目を閉じる。そうすると何も見えなくなってしまうが、クチバシがとても敏感なセンサーになっているので、目が見えなくても獲物の動きをとらえることができる。
7.ワシのカギ爪の一撃は、ライフル弾の威力より2倍強力な場合がある
8.ムクドリは言葉をまねる。そのモノマネはオウムより上手いことがある
実際に話している姿は以下の動画から。「何してる?」「おいで」「ハンサムだね」などと英語でしゃべっている。
9.七面鳥は、相手がいなくても卵を産める
10.ウーパールーパーは、脚を失っても再生できる(時には一本余計に増えることも)
11.ある種のサシガメは、大量のアリの死体を体にまとい、捕食者を混乱させる
Acanthaspis petaxというアフリカ東部に生息するサシガメ。本種は、背中に最大20匹に達するアリの死体を乗せることで、外敵のクモから襲われにくくなるようカモフラージュしている。
クモはアリの大群を襲わない習性があるので、この方法は効果てきめんである。
12.ダイオウホウズキイカは、バスと同じくらいのサイズに成長することがある
水深2000m以下の南極海周辺に生息する巨大なイカ。全長は最大で14mほどになる。体重は最大750kg。目の直径は27cmに達し、動物界最大である。
13.スローロリスのだ液には毒がある。人体にこの毒が入ると、アナフィラキシーショックを起こして死ぬことがある
14.アンコウの仲間であるハンドフィッシュは、発達したヒレで海底を歩く
オーストラリアやタスマニアの沿岸域に住む海底魚。大きさは15cmほどで、泳ぐというよりもヒレを使って歩く姿が特徴的。
15.ヌタウナギは、死体が沈む汚い水の中を泳ぎ、生存に必要な栄養を皮ふから得ることができる
16.ナマケモノは体を震わせることができない
ナマケモノは、筋肉量が25%しか無く、他のほ乳類と比べて半分以下である。そのため、筋肉を動かして体を震わすことができず、寒くなるとすぐ弱ってしまう。
17.エミューは後ろ歩きができない
18.オスのキリンは、メスのキリンのおしっこを飲んで、理想の交尾時期を判断している
19.キーウィは、ほとんど目が見えない。エサは匂いで見つけている
20.エレファントノーズフィッシュは、何か新しい物を見つけると、それでよく遊ぶ
アフリカのナイル川などに生息する魚で、ゾウのような鼻が特徴。最大全長20cmほどで、地元では食用にされている。その見た目から、アクアリウムでの人気も高い。
21.ウオノエは、魚の舌に成り代わり、魚が取ったエサを横取りする寄生生物
22.鳥は無重力だと、エサを飲み込むことができない
23.ある種のホヤの仲間は、最大30mまで成長する
Reference:ChaosLife
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